本日の心理学・名言1628-8

@カンブリア宮殿就職ガイド  42ページより
村上龍著  日本経済新聞出版社刊

人間の能力を大きく分けるとIQとかEQというのがありますよね。
IQ的なもの、頭が良いとか、立派な大学を出ているとか
そういうことはそんなに大きな差ではありません。
多くの社員を見ていても、
天才はちょっと別にして
人の能力の差なんて、秀才まで入れても最高5倍でしょう。
普通は2倍くらいですよ。
しかし、やる気、いわゆるEQは百倍の差があるんですよ。
当然怠けている人は別ですよ。
いくら言っても、怠ける、働かない、遅れる、休む
不良品を作り続ける、こういう方は別です。
しかし、能力がないからその人が
役に立たないということはないのです。
(中略)
怠けているということについても、
だいたい怠けていてやる気がない人というのは
何かはっきりとした要因があるのです。
それはほとんどの場合、経営者にあります。
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あの稲森さんも言います。
私たちが仕事を通じて手に入れることのできる結果は
「能力」×「情熱」×「考え方」の3つの掛け算だと。
稲森さんは、この中でも「考え方」が特に大切だと説いています。
どれだけ素晴らしい能力を持っていても、
それをどう活かすかという
メンタルの部分がきちんとしていなければ、
出せる結果も出せません。

そして、社員のメンタル面、感情面の維持・向上に責任を負うのは
経営者、経営陣に他なりません。
社員の士気を高めることが出来なければ、どんな企業も
結果として表れる「よい決算」は作れないと私は思います。
周りの社員のEQを常に意識していきたいですね!
by本日のレシピ

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