本日の心理学・名言1624-2

@Kのロジック  16ページより
児玉光雄著  PHP刊

スポーツ界においても、競争は一時代前よりも明らかに激化している。
今から100年前の記録と比べてみると一目瞭然である。
100年という人類の歴史の中での瞬きにも満たない短期間においては
人間の遺伝子には全く相違は見当たらない。
確かに道具やスポーツ科学の発達は1世紀前よりも
記録の短縮に貢献してくれたかもしれない。
しかし、競争の激しさこそ、これまでのスポーツ界の記録短縮を
実現してきた最大の要素であることは間違いない。
これはあくまでも私の推論であるが
1世紀前のアスリートと現在のアスリートでは
練習量がまるで違うことが成績の違いを生み出していると、
私は考えている。
きわめて単純なことであるが、単純に物理的な鍛錬の時間を費やせば
着実にスキルは高まるのだ。
つまり、才能を磨くために圧倒的な量を稼がないことには
決して一流への門は開かないのだ。
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みなさんは「10,000時間の法則」ってご存知ですか。
以前、取り上げたことがあります。
「10,000時間の法則」とは、マルコム・グラドウェル氏が提唱した法則で
偉大な成功を収めた起業家や世界的に有名なスポーツ選手など
何かの分野で天才と呼ばれるようになる人達に共通しているのは
10,000時間というこれまでに打ち込んできた時間が関係しているというものです。
つまり、何よりも膨大な努力の積み重ねが
必要だということなんですね。
楽して成功しようなんて考えがそもそも甘いのです。
24時間365日、全ての人達に平等に与えられた
この時間をどう使うかが
私たちの未来を創ることを忘れずにいたいですね!
by本日のレシピ

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