本日の心理学・名言1621-2

@人は理では動かず情で動く  21ページより
向谷匡史著  KKブックス刊

「時間厳守」は田中角栄の人生哲学だ。
約束の時間を守れない人間は
何をやってもダメだという角栄の人物評価で
たとえ一分でも遅れる者は信用しない。
では、なぜ時間にルーズな人間は信用できないか。
時間を守ることは約束事の第一歩であるからだ。
約束の時間に約束の場所へ出向くには
逆算して自分の行動を規定しなければならない。
たとえば約束の場所に午前十時に到着するのには
電車や徒歩など移動時間を計算して出発時間を決め
それまでに必要書類を用意したり
他の仕事を処理しておかなければならない。
約束を守る人間は誰もがこのプロセスを経て
約束の時間に、約束の場所に出向いている。
時間を守るだけでも、これだけの段取りとエネルギーを要するのだ。
いわんや仕事となれば、こんなものではすまない。
その気になれば、
誰もが守れるはずの約束の時間にさえ遅れるということは
他の約束は推して知るべし。
だから時間一つ守れないような人間は信用できないということだ。
——————————————————–
これは私もまったく同感です。
時間というのは自分だけのものではなく、
相手にも共通してあるものです。
そして過ぎ去った時間は二度と取り戻せないものでもあります。
だからこそ、相手の命の時間を身勝手に奪ってはいけないのです。
その日の約束だけでなく、信頼できる人間と見てくれている、。
ずっとそういう風に思ってもらえるよう、
これからも頑張らなきゃですね!
by本日のレシピ

フロントページへ戻る