本日の心理学・名言1620-2

人の弱味は見て見ぬふり
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人の弱点は不用意にふれない。
これは人と人との関係で心しておきたいことです。
人は誰でもウィークポイントを持っています。劣等感もあります。
恥ずかしい過去やふれられたくない部分もあります。
しばらくつきあっているうちに、
どんなことに弱みがあるのかわかってくるでしょう。
ここがわからない人は、残念ながら人間関係が上手くいきません。
知らずにふれてしまうこともありますが、
わかってきたら、なるべくふれないようにするのが
思いやりというものです。
人の弱みを知ると、
わざわざそこをチクチクと責める人をたまに見かけますが、
これほど品のないこともありませんね。
また、人が劣っている部分を「鍛えてやろう」といわんばかりに、
わざと人前でとりあげている人もたまにいます。
よほど指導力のある人ならともかく、
たいていの場合は、体(てい)のいい「いじめ」だと思うのです。
*体のいい:表向きで言うのにはちょうど言い、他人に聞こえが良い、
といった言い回し
「ああ、この人はこういうことにイヤな思い出があるのだな」と
気づけば、その人と一緒にいるときは、
その話題はさけたほうがいいでしょう。
知らない人がそちらの話にいきそうなら、
さりげなく話題を転換してもいいでしょう。
そういう思いやりが大切です。
たまたま、知人の悪い噂を耳にしたり、
その人の失敗談などを聞いても、
知らぬふりをしたほうがいいのです。
わざわざあげつらわなくてすむことでしたら、
そうした方がずっといいと思うのです。
誰でも自分の悪い噂は最小限に食い止めたいと思うもの。
むろん、自分がスピーカーになって、広めてあげる必要もありません。
「あの人、こうなんだって」と
人をおとしめるようなうわさ話は慎んだ方がいいでしょう。
「人の弱みは、見て見ぬふり」
それがいい人間関係を築くうえで得策なのであれば、
意識しておこなってみる価値があると思いませんか?
by心のストレッチ

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