本日の心理学・名言1619-2

@私の体を鞭打つ言葉  169ページより
原田まりる著  サンマーク出版刊

嫌われるんじゃないだろうか、
場の空気を壊してしまうんじゃないだろうかと
自分の意見を押し殺し、保守的な態度で得られる一瞬の安心には、
本当の意味での価値などないと私は考える。
しかし、自分の意見を他人に投げるということと
人に嫌われないような場の空気を読んだ
発言をするのとでは、大きく違う。
「他人がどう思うか?」は、他人でないとわからないことであり
こちらの意志で強制できるものではないのだ。
強制できるものでもないので、
他人がどう思うかは他人に任せるしかないのだ。
自分の意志は、正直に語るものであり
他者がどのように評価するかは、他者に委ねるほかないのである。
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他人に嫌われるのが怖いから、本当はそんな風に思っていないのに、
相手に合わせてしまうことってよくありますよね。
その後ひとりになったとき、
心の中で「本当は違うのになあ」なんて呟いて
自分の気持ちにウソをついたことを悔やんだりします。
今日のレシピにあるように
「他人がどう思うか?は、他人でないとわからない」というのは
正に真実だと思います。
勝手に相手の気持ちを推測してしまい、
自分の中で勝手に膨らんでいった他人のイメージが、
あたかも真実のように勘違いしてしまうのです。
自分の気持ちを素直に表現したって、
相手がどのような反応を示すかは
相手にしか分かりません。
必要以上に相手のネガティブな反応をおそれて
自分の気持ちにウソをつくのだけは避けたいですね!
by本日のレシピ

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