本日の心理学・名言1607-5

@思考を歪める心理効果~認知バイアス
ハロー効果(- こうか、英:halo effect)
心理的効果の一つ。
ある対象を評価をする時に、顕著な特徴に引きずられて
他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。
認知バイアスの一種である。
一般にポジティブな方向への歪みを指すことが多いが、
ネガティブな方向へのハロー効果も存在する。
ハローとは、「後光が差す」という時の
後光、聖像の光背や光輪のことで、後光効果、光背効果とも
呼ばれる。
例として、ある人が難関大学卒であった場合、
その人が学力においてだけでなく、
人格的にも優れてると思い込んでしまうケースが挙げられる。
また、有名人やタレントを通じた
CMや広告がその商品やサービスを実際に使ったりみたりした事が
ないにも関わらず、良いイメージを与える。
それによって購入意欲を刺激したり、購入したりする。

あと知恵バイアス(英: Hindsight bias
物事が起きてからそれが予測可能だったと考える傾向。
後知恵バイアスは、政治・ゲーム・医療など様々な状況で見られる。
後知恵バイアスに関する心理学実験では、
事象の予測が当たった場合に被験者は発生前よりも予測が強かったと記憶する傾向があることが分かっている。
事象の後に記録された予言は、後知恵バイアスの例である。
このバイアスの原因を可能性ヒューリスティックで
説明する場合もある。

*可能性ヒューリスティック:必ず正しい答えを導けるわけではないが、偏り(バイアス)を含んだある程度のレベルで正解に近い解を得ることができる方法
すなわち、人間の心の中では、
実際に起きた事象は起きなかった可能性よりも顕著である。
「起こりえたかもしれない別の事象」を検討することで、
このバイアスの効果を低減させられることが知られている。
他人の行動を予測する場合、自分がもっている知識を手がかりにして
判断しやすい傾向もあります。

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