本日の心理学・名言1601-8

@無印良品の人の育て方  158ページより
松井 忠三著  角川書店刊

チームのメンバーを揃えるときに必要なのは
「優秀な人材を集められるか」ではなく
「役割に合った人材を集められるか」という考え方です。
さまざまな能力、さまざまな性格、さまざまな視点を持つ人を
集めないと強いチームになりません。
リーダー格の人は一人いれば十分で
何人も入れると「船頭多くして船山にのぼる」になってしまいます。
リーダーの右腕になる人や調整に長けた人、
分析力や調査力に優れた人など
あらゆるタイプを揃えられたらチーム力は発揮できます。
くれぐれも、リーダー自身がお気に入りの人材だけで固めないこと。
それをすると、なあなあの関係になってしまい
チームがまとまらなくなる可能性が高くなります。
さらに、イエスマンではなく「ノー」を言える人を入れられたなら
最強のチームになるのは間違いありません。
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以前、あるプロ野球チームが他のチームの4番バッターばかり集めて
打線を組んだことがありましたが、良い成績を残せませんでした。
1番バッターには1番バッターの、2番バッターには2番バッターの
それぞれにあった役割がきちんとあります。
この人は営業向きだな。
この人は企画向きだな。
この人は管理向きだな。
色々な職場を経験させていく中で、その適性が見えてきます。
一通り経験させたなら、後はもっとも能力を発揮できる場所で
大活躍してもらう・・・これができたら理想です。
どんなチームを創りたいか・・・考えるだけでワクワクしますね!
by本日のレシピ

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