本日の心理学・名言1601-4

個性とは、ある意味で「その人なりの偏り」です。
そういう意味で、偏っていてOKなのですが、
思考があまりにも極端に偏ってしまうと、
ストレスになったり、苦しかったり、
理想に向けてエネルギーが湧かないことにもなります。
では、どんな思考に偏ってしまうと、
可能性を制限してしまうでしょうか?
その1つは、
#「いつも悪いことばかりだ」とか、
#「みんなが私を嫌っている」
#「絶対にうまくいかない」など、
別の可能性を排除してしまうような思考法です。
このように文章として書くと
「そんな極端な考え方はしない」と感じるものですが、
心の状態が悪かったり、苦手な分野・相手だったりすると、
このような思考が自然に湧いてくるケースがあるものです。
実際には、
「悪いこと」もあるかもしれませんが、
「良いこと」だってたくさんあるはずです。
そして、「悪いこと」と今思っていても、
後から振り返ってみると「あのお陰で」と、
良いことに変わるケースもあるものです。
「みんなに好かれることはない」ように、「みんなに嫌われることもない」はずです。
「うまくいくこともあれば」、「うまくいかないこともある」でしょうし、
「うまくいっていない」と思っても、
実は、その中にも「うまくいっている部分」があるものです。
ですから、このような偏り思考から、
可能性溢れる思考にするためにも、
「いつも、みんな、絶対に、すべて・・・ない」
みたいな言葉に気づいたとしたら、
#「本当にいつも?」
#「本当にみんな?」
#「本当に絶対?」
#「本当にすべて?」
みたいに、自分に問いかけてみると良いでしょう。
by自己維新

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