本日の心理学・名言1601-2

@無印良品の人の育て方  147ページより
松井 忠三著  角川書店刊

仕事がうまくいかないときは誰にでもあるでしょう。
上司や部下と対立することもあれば
力を入れて取り組んだ仕事を評価してもらえないこともあります。
そのようなとき、私は「気持ちを切り替えよう」と考えるのではなく
「正面から切り開いていくしかない」と、ますます覚悟を決めます。
気持ちを切り替えたところで、その問題を解決していないのなら
問題は先送りされるだけです。
多くの問題は時間が経てば経つほど悪化していきます。
そして妥協すれば自己嫌悪に陥り、
いくらお酒を飲んで気を紛らわせようとしても
ずっとモヤモヤした気持ちが残るでしょう。
そういう思いをするぐらいなら、その問題と真正面から向かい合い
とことんつきあうほうがよほど健全です。
うまくいかなかった理由を真正面から見つめて
その理由を変えていくしか方法はないでしょう。
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ある人気漫画の中に、こんな名言がありました。
「覚悟とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ!」
進むべき道を切り開く・・・誰も代わりはしてくれません。
自分で自分が進むべき道は切り開いていく以外にないんですよね。
松井さんが仰るとおり、気分を切り替えたって
現実が変わるわけではありません。
気が紛れることはあるかもしれませんが
あくまで紛れるだけで、現実は何も変わっていないのです。
自分が今向き合っている課題は、
自分にしか解決できない課題だそうです。
なので、時を変え、場所を変えたとしても、
その課題はずっとついてきます。
逃げているわけにはいかないのです。
覚悟を決めて、自ら一歩を踏み出していきたいですね!
by本日のレシピ

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