@今からでも、自分の個性、生かしてみよう
今日は、個性を生かす、という話をするんですが、
逆説的ですが、個性を生かすためにも、
インナーチャイルド的課題には、
取り組んだ方がいい、と、考えています。
それは、問題が起きる「原因」がひとつとは限らないからです。
大抵の、メンタルが絡む問題の場合、複合要因で決まります。
但し、「複合要因だ」「複雑だ」とだけ言ってしまうのは
賛成出来ない態度です。
要するに「分からない」と言っているのと同じですから。
では、私は、どんな風に手がけているか、ですが、
【結論を出さない】なんですね。
でもね。私もインナーチャイルド的課題、
取り組んでみたこと、ありますよ。
*インナーチャイルドとは、
ズバリ、「子ども時代の記憶や心象、感情」のことです。
どんな人でも、いろいろ、フタした感情とか記憶とか、
不適切な幼児決断によって、
持ってしまった偏った信念(ビリーフ)とか、色々持っています。
カウンセリングの際インナーチャイルドの課題を指摘しない。
でも、原因を言わないわけでもない。では、どうする?
実は、インナーチャイルド的課題を指摘します。
「確かに、子供の頃の、この思い出と、
現在の感情には、何か関係がありそうですね」
「このインナーチャイルド的課題に取り組むことが、
解決のポイントになると思いますよ。」
こんな言い方をするのです。
そこが原因って指摘するのと同じじゃないの?
それが、違うんですよね。
上の言い回しをよくよく眺めてみて下さい。
そして、自分が言われたらどう思うか、想像してみたら、わかるかも。
by女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学