本日の心理学・名言1590-4

今からでも、自分の個性、生かしてみよう
今日は、個性を生かす、という話をするんですが、
逆説的ですが、個性を生かすためにも、
インナーチャイルド的課題には、
取り組んだ方がいい、と、考えています。
それは、問題が起きる「原因」がひとつとは限らないからです。
大抵の、メンタルが絡む問題の場合、複合要因で決まります。
但し、「複合要因だ」「複雑だ」とだけ言ってしまうのは
賛成出来ない態度です。
要するに「分からない」と言っているのと同じですから。
では、私は、どんな風に手がけているか、ですが、
結論を出さない】なんですね。
でもね。私もインナーチャイルド的課題、
取り組んでみたこと、ありますよ。
インナーチャイルドとは、
ズバリ、「子ども時代の記憶や心象、感情」のことです。
どんな人でも、いろいろ、フタした感情とか記憶とか、
不適切な幼児決断によって、
持ってしまった偏った信念(ビリーフ)とか、色々持っています。

カウンセリングの際インナーチャイルドの課題を指摘しない。
でも、原因を言わないわけでもない。では、どうする?
実は、インナーチャイルド的課題を指摘します。
「確かに、子供の頃の、この思い出と、
現在の感情には、何か関係がありそうですね」
「このインナーチャイルド的課題に取り組むことが、
解決のポイントになると思いますよ。」
こんな言い方をするのです。
そこが原因って指摘するのと同じじゃないの?
それが、違うんですよね。
上の言い回しをよくよく眺めてみて下さい。
そして、自分が言われたらどう思うか、想像してみたら、わかるかも。
by女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学

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