本日の心理学・名言1587-8

@<自分の気分に責任を持つ>
世の中で起こる物事をどう感じ、どうとらえ、
どのような価値を見出すか、
そして「幸せな気分」になれるか どうかは、その人次第だとも言えます。
他人の力で幸せな状況になることもありますが、
最終的には、その人の心のあり方で幸せな気分になりえるのです。
そのためには、それまでの限定した自分自身の見方を変え、
上手に気分をコントロールすることが必要です。
限定した自分自身の見方を変えるとして、
「ストレスが溜まった時にそれを発散する」発想ではなく、
「ストレスと思っていたことをストレスでなくしてしまう」
という方法があります。
まず自分へのご褒美としてのプレゼントのリストを作ります。
そして、自分にとって「嫌なこと」を言われたら、
その回数をチェックしていきます。
買物をするときのポイントカードのような感覚です。
ただし、「嫌なこと」を言われた時には、
そのことにとらわれて時間を費やすのではなく、
リストアップされた自分へのプレゼントをもらって
楽しんでいる自分をイメージし、
通常の日常生活を続けるように心がけます。
そして、実際に10回「嫌なこと」を言われたら、
必ず自分で用意したリストの中から
プレゼントをご自身にあげるようにします。

プレゼントは、最初は多少値がはっても
ほんとうに楽しめることを自分にあげて、
だんだんに日常の小さな楽しみに変えていきます。
不思議なことに、「後3回誰かに嫌なことを言われたら、
見たかった映画にいけるのに・・・」
と考え方が変わって行くことに気づくはずです。
<自分で責任をもって他人の力を利用する>
「自分の気分に責任を持つ」ことは大切ですが、
そうは言っても生きていく上で様々な苦難があるのも事実であり、
自分自身や肉親が障害を持ってしまったときに
嘆き悲しみ、動揺するののも無理はありません。
その場合、一人で抱え込まないで、
むしろ徹底的に信頼できる人に言葉でその気持を表現することが
新たなスタートの第一歩になることも多いのです。
必要に応じて他人の力を借りることも、
ストレスを上手にコントロールし、
自分の心の状態に責任をもつために欠かせない手段です。

byストレスとその対処法

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