本日の心理学・名言1575

@先日、電車の中で、アラサーと思われる
女性客2人が乗っていました。
彼女らは、いかにも、「昔はギャルだったんだろうな」という
出で立ちで、話も内容がなく、ノリで話しているような感じでした。
「自分とは接点がない人だなあ」と思って
私は電車に乗っていたのですが……
なんと、とても興味深い話をし始めたのです。
「浜崎あゆみって、最近なんで、CDが売れなくなったと思う?」
「それはさー、浜崎あゆみならどんな曲でも売れるって思って、
ごう慢になったからじゃない?」
「だよねー。途中から、恋愛の歌を全然歌わなくなったもんね」
さて、私は、音楽の専門家ではないので、
彼女らの言っていることが本当かどうかは判断できません。
ただ、ありえる話だな、と私は感じました。
人は、お金を出して商品を買って、2回「裏切られた」と感じると、
もう2度と、その人の商品を買わなくなるからです。
例えば、経営コンサルタントの神田昌典さんも
そのパターンで人気が落ちました。
神田昌典さんは、デビュー当時、実践的なマーケティングのノウハウを
教えてくれる人ということで人気になりました。
ただ、その後は迷走して、スピリチュアルであったり、
英語の勉強法であったり、いろいろな本を出しまくりました。
その結果、マーケティングのノウハウを
求めている経営者は、神田昌典さんの本を買ってみて、
「なんだ……マーケティングの本じゃないのか……」と裏切られたと感じたわけです。
それが原因で去っていく経営者が続出したのです。
今回のまとめ。
人間は、「この人はこういう人」と自分勝手にラベルを貼ってしまう。
そして、2回、裏切られたと感じると
2度とその人の商品は買ってくれなくなる。
byお金の心理学
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