本日の心理学・名言1564-3

@山を登っている人は、登り坂のことしか考えない。
右肩上がりの経済成長を体験しているときには
経済は無限に発展するとしか思えない。
十代、二十代の若者にとって、八十歳は先の先の話で
自分が八十歳になった姿などイメージできない。
死などというものは自分とは関係ないものという意識すらない。
もちろん、観念としての死はあるだろうし
だれもが八十歳まで生きられるわけではないこともわかっている。
しかし、そういう一切のことを含めて
日常的に切実さを感じていないことに興味がないのだ。
「死んだって構わない」というのは
死と自分が無関係だと思っている人間の言葉だ。
*疲れた心をなごませる言葉  202ページ
秋庭 道博著  PHP文庫刊
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自分にとって身近に感じないことには、気持ちが乗ってきません。
私がよく研修の場で参加者の方々に訴えるメッセージのひとつが
「オーナーシップを持ちましょう」というもの。
オーナーシップとは主体性です。
例えば、ある会社に勤めているとします。
実際にその会社を動かしているのは、
社長をはじめとした幹部かもしれません。
でも、そうであっても一人ひとりが「自分が社長だ」という意識で、
仕事に向き合うことが大切だと私は考えています。
そういう意識、つまりオーナーシップを持てば
見える景色が変わってくるからです。
「自分が会社の代表である」
「自分の一挙手一投足ことが多くの人に影響を与える」
そう考えていれば、自ずと日々の行動も変わってきます。
全てのことが自分自身に関わっているんだという
意識を持ち続けたいですね!
by本日のレシピ

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