@A:
視線をそらさない人の思惑とは
一般に「人の話を聞くときには話し相手の方を向き、
相手の目を見るもの」とよく言われます。
確かに、目線を合わせようとしない人が相手に良い印象を与えることはありません。
これは、相手が自らの存在を無視され、軽んじられたように感じるためです。
逆に相手の発言が一段落するたびに目を見ると、
あなたの内心はどうあれ、「わかってくれている !」という印象を相手に与え与え、
自分を認めてくれた、あなたへの好感度は一挙にアップ、関係はぐっと近づくでしょう。
かといって、話の間中、ずっと相手の目を見続けるというのやりすぎ。
動物の場合を考えてもわかるように、
それは単なる”威嚇”です。
凝視しされる人への心理的プレッシャーを知りつつ、
あえてそうするのは、相手の居心地を悪くさせても、
とにかく自分が優位に立とうとしているということ。
この時点で今後の付き合いを考えたい相手ではありますが、
ここはそのペースに乗らず、落ちついて話を進めること。
要所以外は視線をはずし、場の空気の流れを変えていきましょう。
@B:
人を尊敬するが故にのみ人は尊敬される。
byエマーソン
人の事をバカにしたり軽蔑の目で見る人がいます。
上から目線で物を言ったり、結構偉そうな態度を示す人もいます。
心のどこかに私はあの人よりも優れた存在だという驕り高ぶった意識があるのでしょう
しかし、このようなタイプの人は、
たとえ優れていたとしても、周りの人から尊敬されることはありません。
むしろ「大した人間ではない」「いい気にになっている」
と軽蔑され嫌われることが多いのではないでしょうか。
人から尊敬されるためには、自分の方から相手を尊敬することが必要です。
相手のいいところを見つけ、自分が持っていない資質があると理解して、
それに尊敬の念を払うのです。
そして尊敬の念を言葉にして伝えるようにします。
「すごい才能がありますね、
あなたはいい人です」「素晴らしい経験をしてきたのですね」」
と言った具合です。
そうすることで、初めて相手から尊敬してもらえるようになります。
相手が年下であっても社会的地位が低くても、
どのような場合でも尊敬の念は払うことが大切だと思います。
人を尊敬できない人は、人から尊敬してもらえないのです。
*驕る(おごる):いい気になること。思い上がり。