本日の心理学・名言21394-1

A
目の動きが示す思考の方向性

瞳孔の開閉の他にも目が”心の窓”であることを示す研究は各所でなされています。
その一つに、人は何かを脳内でイメージしている時、
その内容により目の向きを変える、というものがあります。
つまり、目が動く方向で、思考中の内容が分かるというわけです。

右利きのほとんどの人たち視覚的イメージを思い浮かべている時
目を上に動かします
何らかの響きや音
言葉が思い浮かんだ時は目は真横に
内容が触覚、・嗅覚・味覚などに関わる時は右下を向き
正面を向いてる時は何かを視覚ででイメージしてることが多いのだとか

これを踏まえると、嘘をついた人は実際にあったことの記憶をたどる右脳ではなく、
左脳をフル回転させて架空の出来事を構築しているため、

右上に視線をそらせるということになります。
つまり、「昨日は家で何してたの?」という質問に、
視線を右上に向けた人はウソをついているということになります。
なお、左利きの人の多くと少数の右利きの人の目の動きは,
パターンが左右逆になると言われます。
しかしその人の目の動きの一定の法則がわかると
それに基づいた反応が得られることが分かっています。

B
我々は他人に幸福を分かち合えることにより、
それと正比例して自分の幸福を増加させる。
byベンサム

人間は自分一人だけの幸福を追い求めても決して幸福になることはできません
自分一人だけの幸福を追い求めることは言い換えれば「我欲」だと思います
それが進むと他人を犠牲にしてまでも自分が幸福になろうという行為になります
それは欲張りな人間の行為だと言えるのです
そんな欲の塊になってしまっては 周りの人達と利害が対立しやがっては孤立していくでしょう

独りぼっちになっては幸福など手にすることはできません
かえって不幸になって行きます

幸福になりたいのであれば 他人に幸福を分かち合えることを考え
それを実践していくことです

例えば多めにボーナスをもらって 少しお金に余裕ができたら
それを人のために使うのもいいでしょう
そのように他人と幸福を分け合うことによって、「人の役に立ててよかった
という満足感が得られ幸福が広がっていくのです
人への貢献によって得られる幸福こそ本当の幸福と言えるのです

したがって日常生活の中でいつも私は他人の幸福のために何ができるのだろうか
と考えながら生きていくことが大切です
そして思いつくことがあったら小さなことでも実践していくのです
それをできる人が本当の幸福を手にします。
*我欲:自分一人の利益・満足だけを求める気持ち