本日の心理学・名言21382-3

A
決心する前に完全な見通しをつけようとする者は、
決心することができない。

by
アミエル
「こういうことをしたい」という願望を実現するためには、計画を立てることが必要です。
計画とは、「どのぐらいの期間で」「どのように進めていけば」「これだけの成果を得られる」
だろうという見通しをつけることを言います。
何の見通しもなく物事を始めたら 、途中で混乱が生じることになります。
何をどうしていいか分からなくなって、挫折することにもなるでしょう。
見通しをつけておくことはとても大事なのです。
しかしながら、あまりにも「完全な見通しをつけよう」という完璧主義に陥るのは避けた方が賢明です。
というのは予想外のことが起きたり、思っていた以上に難
航したりすることが人生だからです。

つまり、完璧な見通しをつけようとすることは、そもそも不可能なのです。
それにも関わらず、「こういう場合はこうする」「ああなった時はこうする」
と完全な見通しをつけようとすると計画に時間がかかりすぎてしまうでしょう。

その結果行動に移せないまま終わってしまうことになりかねないのです
見通しはある程度付けて行くぐらいでいいと思います
それよりもやる気が 燃え盛って いるうちに 行動を始めるのが良いのです
後のことは行動しながら考えていけば良いのです 

 

B
予定外のことが起きた時、

肝心なのは、本当に重要なのは何かと自問することです。
計画が変更になった時は不満を感じて当たり前だとつい思ってしまうのですが、
それは優先順位(プライオリティー)の問題だと考えるのです。

もっと一般的言い方をすれば、
「どっちがより重要か・・・予定通り計画を実行させることか、
それとも流れに任せるのを学ぶことか?」。
当然ながらかたくなさより融通性を優先させたほうが
(もちろん例外はありますが)心が穏やかでいられます。

それと、計画には多少の変更はつきものだと考えていると
楽になり事の次第も分かります。
最初から融通性を持たせていると、
いざというとき慌てたり怒ったりしなくてすみます。
計画や目標に余裕を持たせると、幾つかのすてきなことが起きてきます。
気が楽になってくるうえに能率は下がらないのです。
慌てたり心配しない分だけ、能率があがることもあります。