本日の心理学・名言21370-1

A
何気なく口にする言葉の中に、あなたの心の姿が現れています。

もし、否定や不満や不安の言葉が多いようなら、
あなたの満足度は低いことになるのです。
喜びや感謝や前向きの言葉が多いようなら、
なたは現状に一定の満足を得ているのでしょう。
聖書に次の聖句があります。
「私はどんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。
私は貧しさの中に入る道を知っており、
豊かさの中に入る道も知っています。
また、飽くことも飢えることも富むことも貧しいことも、
あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています」
どんな状況にあっても“満ち足りる”ことを学んだパウロは、
他人との比較において自分の満足度を計ろうとはしませんでした。
だから真の満足を得ることができたのです。
心の満足度は心のありようで決まってきます。
他人と比較したり、過去の自分と比較する人は、
どんなに客観的に恵まれている状態でも満足を得ることはできないのです。
飽く(あく)これでもう十分だと感ずる。

B
あなたが、もし人生が“つまらない”と思えるとしたら、

その恵みのあることに気がついていないのです。
あなたの人生の中には、たくさんの宝物が隠されています。
その宝物を発見するのが人生の楽しみなのです。
では、どうやってその宝物を見つけ出すか。
山の頂に達するのにいくつかのルートがあるように、
人生の宝探しの方法も様々ありますが、
誰にでもできる確実な方法があります。
それは感謝を持って、自分の人生を振り返ってみることです。
感謝の念を持って振り返れば、あなたが忘れていたような出来事の中にも、
宝の在処(ありどころ)を書いた古地図を発見することができます。
問題はそういう振り返り方ができるかどうかなのです。
私たちは日常の生活に追われて、
そういう自問自答をすることなく、毎日を過ごしてしまっています。
時には過去を振り返りながら、
感謝できたこと、喜ばしかったこと、感動したことなどを
思い出して見るのもいいものです。
あなたのこれまでの経験のなかに、
すごい心の宝ものがちゃんとあるはずなのです。