本日の心理学・名言21366-3

A
親という字を分析すれば、立木を見ると書く、

最近、その意味するところが分かれば分かるほど、
たしかに立木を見るにしかずとしみじみ感心させられています。
思えば、あの暗い大地に根を下ろし、一日として陽の当たる場所も求めず、
ひたすら幹、枝、そして花から実と永遠の生命を守り育てるあの根、
しかもその生命の根がありてこそ花が咲き、
春もあれば味覚の秋もあるのです。
そして、いかに美しく咲き誇っても、生花(いけばな)は生花であって、
決して果実を結ぶはずはありません。
そこにこの世の全てを守り育てる根の尊さ、親心の切なさがあり、
その親心が、この世界のすべてを、
はぐくみ育てているのではないでしょうか。
偉大なる科学者ニュートンは、
リンゴが木から落ちる姿から万有引力の法則を発見しましたが、
この万有引力と同じように、万有親心というものが、
一貫してこの世の中に流れていると思えてならないのです。

神様の思し召しこそ、この世の根であり、根本であって、
その根を忘れ、親を忘れては、
おそらく何一つとして実を結ばぬ、根無し草となること必定ではないでしょうか。
by
話の台第二集

B
夫に「変わってもらいたい」と思うとき、

こちらが「相手を変えよう」という意識では、
なかなか相手に真意が伝わりません。
それよりも「自分が変わる」ことを考え、
変わった自分を相手に気付かせることがコツなんです。
一つ、具体的な提案を提案いたしますと、
これから、あなたが「夫に感謝すべき点は何か」を
箇条書きにノートに書きだしてみてください。
不平、不満もあるでしょうが、
今回は感謝すべき点にだけにしぼってみてください。
「夫と会話がない」と不満を訴える奥さんは大勢おられると思います。
でも、もしかしたら、夫を黙らせたり、
他にはけ口を求めさせる原因は、
奥さんの側にあるかもしれません。
ご主人の悪い点にはこの際ちょっと目をつむり、
良い点だけを取り出して感謝してみてはいかがでしょうか。