本日の心理学・名言21346-1

A
人は、ショックを受けたことから、
すぐに立ち直れないことがあります。

でも、次第に、元に戻っていきます。
回復力があるんですね。

では、どうやって、戻っていくのでしょうか?
時間ぐすり、なんて言葉もありますね。
でも、単純に(物理学的に)時間なら、
立ち直る時間はみんなだいたい同じでないと、おかしいですよね?
つまり、単純に「時間」というのは、
完全な答えになっていないということ。

その時間で、一体何が起きているから、立ち直れるんでしょうか。
ひとつの答えは、ネガティブな感情を、少しずつ感じて、
感じることで整理が進んでいく、というもの。
これは、かなり重要なプロセスです。
【感情は、感じることで完了していく】そういうことです。
感情的にならない【クールな人】は、別の言葉で言うと、
感情にフタをして、意識を冷静に保つのがうまい人とも言えます。
これは、社会生活を送る上で、大事な能力ではあります。
会社で皆が好き放題感情を垂れ流していたら、・・・仕事が成立しません。
幼稚園みたいになっちゃう。
だから、社会の中で生きていく上では、必要な能力なのです。
by
女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学

B
ものごとを遂行する場合に必要なことは、

個々の資源や能力もさることながら、
何事を行うにも、その瞬間においては、
一点に集中するということなのです。
個人の場合をとっても、物事を遂行するにあたっては、
その持てる力を集中して、可能な限り分散は避けることが寛容です。
その最も有効な方法としては、
「一時には一事を」という慣習を常日頃から身につけておかれることが望ましいのです。
人生においても、事故を起こしてからでは遅いのであって、
人生における「転ばぬ先の杖」とは、
物事に対する「集中力」にあることを、心に銘記しておくといいでしょう。