本日の心理学・名言21306-1

A
頬や耳、目元を触る人
頬に掌を当てたり耳たぶを指で摘んだり、
話しながら 頬や耳を触るというクセのある人は、
サービス精神旺盛で話し上手、
周囲をひききつける能力に長けており、ナルシストが多いとも言われます。
オネエ系タレントなどがお得意とするポーズでもあり、
確かに納得という感じですが、
ある意味芝居がかったオーバーアクションとも言えるこうしたポーズを抵抗なくこなすのは、
あらゆる面で”盛る”のを良しとする傾向の流れ、
こういう人は相手の反応がよければ話をどんどん面白く脚色、誇張していくので、
盛り上がった話題に関しては話半分ぐらいで 聞くくらい正解です。
またウソをついている人は手でこするなど目を隠すポーズを取りがち。
これは無意識に目の表情を読み取られまいとするからだとされています。

B
顎を出さずに引くと・・・・・・

アゴといえば、それまで 普通に話していた相手が、何かをきっかけに、、
アゴを引いて上目遣いをするようになったら、何か反論があることを示しています。
実際にやってみるとわかるように、
アゴを引くと、目の前の相手に頭を向けることになります。
これは犬や猫のファイティングポーズにも通じるもの。
からだで最も硬いパーツである頭部を見せつけることで
相手への威嚇、攻撃の意思を明らかにしているのです。

人間の場合も心理的には同じ効果があり、
相手がぶつかりそうになると、無意識のうちに顎を引いた攻撃態勢をとる人がいます。
目をそらさないため、上目遣いになるのもケンカ前の犬や猫に酷似。
目の前の相手がそんな風になったら、
受けて立つか回避するか、即刻対応を考えましょう。

C
椅子に浅く腰掛ける人の心理

座る場所のみならず、座り方にも、その人の心の状態を表れます。
リラックスしている人が背もたれなどに体をあずけるように 深く腰掛けるのとは反対に、
緊張している時は遠慮する気持ちが強い時、人は椅子に浅く座る傾向があります。
実際には途中で席を立つことはまずありませんが、
何か不本意なことがあった時に、
すぐに立ち上がって次の行動に移れる、と無意識のうちに心と体で準備しているのです。
目の前の相手が浅く腰掛けていたら、残念に思うのは当然のことですが、
しかしそれも、接し方次第で変化するもの。
最初は浅く座っていた人が、時間が経つにつれて深く座り直すこともあります。
これは打ち解けて、心を開いてくれた証拠ともいえるでしょう。