本日の心理学・名言21290-1

A
相談で強力な助っ人を得る

相手の心を動かして協力を得ていくテクニックというのは、
日常を様々なシーンに存在します。
その一つが忙しい上司への「ちょっとご相談が…」。
年長者やプライドの高い人などに自分が望むように動いてもらうのは、
普通に考えれば至難の技ですが、
何かにつけて相談を持ちかけて関係を作っていくことで、
それも可能になります。
最初は「ちょっと」の言葉通り、
自分の仕事や人間関係にまつわる 些細な相談事からも持ちかけ、
聞いてもらったら、お礼を言いながら、
「本当に勉強になりました!また何かありましたらご相談させてください」
と相手の自尊心をくすぐっておきます。
そう言われて悪い気がする人はいないでしょうし、
自分が直接関わらない現場の状況を耳に挟めるのは、
相手にとっても興味深いもの。
リーダーシップがある人ほど、
そんなふうに頼られれば内心悪い気はしないはずです。
幾度か相談を重ねていくと 、熟知性の原則や単純接触効果により、
相手は自然に、何かあったらあなたを助けてあげたいと思い始めます。
そこへあなたから面倒な 案件が持ち込まれると、「よし行ってやろう!」
と自ら腰を上げてくれるということも。
特に面倒な依頼なしに”強力な助っ人”の登場です。
*
熟知性の原則:
頻繁に顔を合わせている相手とは、何をしているわけでもないのに、なんとなく親密さがうまれること
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単純接触効果:人は何度も繰り返し顔を合わせることで,
相手に対し、より親しみを感じるようになり好意も抱きやすくなるという効果

B
願望を実現するうえで最も根本的で大切なことは、

「ふさわしい自分になること」です。
事業を成功したければ、成功者と呼ばれるにふさわしい人間になることです。
素敵な恋人がほしければ、あなた自身が素敵な人になることです。
たくさんの人から応援されたければ、
たくさんの人が応援したくなるような人物になることです。
by
野口嘉則(のぐち・よしのり*「鏡の法則」著者)