本日の心理学・名言21262-3

A
何故上手く自分を表現できないのか~

結果や周囲を気にしすぎるからなのです。
伝わるかどうかばかりを気にして、
結果に気を奪われている時なのです。
表現で重要なことは、言いたいことが伝わるかどうかではなくて、
自分の気持ちが適切に言えるか否かなのです。
なぜなら、「伝わる」ということには、
自分の伝える行為と相手の受け取る行為の両方が関わっています。
相手の受け取る行為は相手のものであり、
受け取るかどうかは相手が自由に決めることが出来ます。
私たちは相手の自由を支配することは出来ませんから、
伝わるかどうかは分からないし、
それを怖れても仕方がないのです。
つまり、失敗することを恐れていては、
コミュニケーションは成り立たず、
従って精一杯、自分の出来る限りで、
自分の気持ちを表現する事に、
エネルギーを注ぐことが先決なのです。
また、他人や周囲の状況の方を気にして、
自分の気持ちや考えをおろそかにしていると、
自分の言いたいことが言えなくなります。
相手に好かれたい、揉め事を起こしたくない、などと考えていると、
非主張的になります。
アサーション:
「自他の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味です。

B
私たちは、他人の期待に答えるかどうか決める権利がある~

あなたは、自分自身についての最終判断権を持っています。
あなたは、自分がどんな風に感じ、どう考え、どんな行動をとるかについて、
決めたり、判断したりしてよいのであり、
その結果について、責任を取ることができるのです。

C
あなたの感じ方はあなたのもの~
少し極端に言えば、他人がどう思おうと、
あなたの感じ方や考えはあなたのものであり、

他人と同じ感じ方や考え方をしなければならないということはありません。
また、それを主張する権利も変える権利もあなたにあるということです。
従って逆に、他者も自分の行動を決める権利を持っていますので、
あなたは他人を変えることは出来ないということです。