本日の心理学・名言21234-1

A
「目下の人」をほめるつき合い方~

下には自然体で何でも言えるのに、
上に対しては妙にへりくだってしまうというのは、
日本のような人間関係を重視する社会では当たり前です。
また、上に対して腰が引ける傾向の強い人が、
それを直そうとしても、

上への批判は怖くてまずできません。
むしろ、この場合、改善できるとしたら下への接し方でしょう。
「ときには、下をほめる」ようにしてはどうでしょうか。
下をほめるということは、それほど簡単ではありません。
まず、自分の地位やプライドが邪魔をします。
でも、思い切ってほめてみると、
下の人は喜んでくれるし、
こちらの意を酌んで動いてくれるし、

好意を持つようにもなりますから、
職場の雰囲気も和やかになること請け合いです。
部署の成績も上がって、
上司の覚えもますますめでたくなって、いいことずくめです。
こういうタイプの人は、おそらく順調に出世していくでしょう。
このまま上下関係を改善せずにいくと、
自分が長になったとき、
下からの意見に耳を貸さない硬直化した関係になりかねません。
そのときを見通して、
今から下の人と上手に意思疎通を図りながら、
意を体して
動いてくれる部下を育てておくことが、
最も賢く、ベストの道といえるでしょう。
*意を体する:人の考えや気持ちを理解し、それに従う。

B
幸せ」って、いっぱい言うと幸せになる。
目があって幸せ。耳があって幸せ。命があって幸せ。
「幸せ」って言うと、幸せなことが不思議と起こるんです。
幸せなことが起きてから、「幸せ」って言うようではいけません。
「幸せ」って言うと、良いことが次々と起きます。
「幸せ」って言うと、今すぐ自分の幸せに気がつきます。
「幸せ。幸せ。幸せ」って言えるあなたは、人生の勝利者なんです。 
by
斎藤一人(さいとう・ひとり*銀座まるかん創業者)