@A:
氷の上を滑る時にはスピードを出す方が安全だ。
byエマーソン
スケートで氷の上を滑るのは、初心者にとっては、非常に 怖いことだと思います。
しかし転ばないように恐る恐る足を出していると、
かえって体のバランスを崩して、転ぶことになりがちです。
勇気を出して、ある程度スピードを出して、滑っていく方が、
転びにくく、むしろ安全に滑っていけます。
人生もスケート似たところがあると思います。
時々非常に 怖いことに 局面するからです。
具体的な危険というよりも、
「失敗したら地位を失う」「うまくいかなかったら物笑いの種になる」
と言った 種類の危険です。
危険に直面すると人は失敗しないように恐る恐る進もうとします。
しかし恐る恐るでは、強い行動力を発揮できずに、
かえって失敗を招いてしまうことになりかねないのです。
むしろ強い行動力と集中力を発揮して、一気に走り抜ける方が賢明でしょう。
その方が危険を回避することにつながるからです。
恐る恐るという精神状態で 、こわごわ行動しても成功しないと思います。
「失敗したら?」 という恐怖は横に起き、無心になる方がいいのです。
そして勇気を出して一気に行動します。
その方がずっと安全に生きていけると思います。
@B:
人間はまじめに生きている限り、
必ず不幸や苦しみが降りかかってくるものである。
しかし、それを自分の運命として受け止め、辛抱強く我慢し、
さらに積極的に力強くその運命と戦えば、
いつかは必ず勝利するものである。
byベートーヴェン(ドイツの作曲家)
@C:人生にとり返しのつかない失敗や不幸はありません。
あなたが失敗や不幸だと認めたものは、そうなります。
プラスにできない体験は、与えられません。
幸福や成功に変えていくのは、あなたです。
絶対的な信頼をもって、あなたの人生を愛しましょう。
転んでも立ち上がって歩けば、暗闇も光で照らされます。
by中森じゅあん(エッセイスト、セラピスト)