本日の心理学・名言20590-1

A
ラベリング効果
ある人や事柄のごく一部を見ただけで、
そのごく一部分が表現されるような名称を与え、
それがその人や事柄の全てであると決めつけることをいいます。
良くラベリングされれば問題ありませんが、
悪くラベリング(ミスラベリング)されると
正当に評価してもらうのは非常に困難になります。

B
クレショフ効果
ひとつの映像が、映画的にモンタージュ(編集)されることによって、
その前後に位置するほかの映像の意味に対して及ぼす、性質のことをいう。
観客にとって、映像がばらばらに単独で存在するわけではなく、
つながりのなかで無意識に意味を解釈するのである。

C
ジョハリの窓
他者との関係から自分自身についての気づきを促し、
コミュニケーションの円滑な進め方を模索するためのツールとして
提唱された心理学モデルのことで、
情報を以下の4つに分けて分析することで
自分を理解するというものです。
1自分自身も周りの人も知っている自分自身→【解放の窓】

2:自分自身は知っているけど周りの人には知られていない自分自身→【秘密の窓】
3
:自分自身は気付いていないけど周りの人は知っている自分自身→【盲目の窓】
4
:自分自身も周りの人も知らない自分自身→【未知の窓】

D
メタ認知:
「自分の認知活動を客観的にとらえる」、
つまり、自らの認知(考える・感じる・記憶する・判断するなど)を
「認知すること」です。
自分自身を超越した場所から客観的に見ることに加えて、自分自身をコントロールでき、
冷静な判断や行動ができる能力までを含めて、メタ認知能力と呼ばれています。