本日の心理学・名言20584-3

A
#ブロッキング(阻止現象)
連続加算作業や色名呼称など等質的,連続的な作業において,
短時間ではあるが一時的な作業の中断がリズム的に繰返されること。
疲労,心的飽和などによる。
*連続加算作業:検査法において用いられ、 一けたの数字を、
連続的に加算する作業を行わせ、その結果によって性格や適性を判断する。
*色名呼称:色に対して付けられた名前である。「赤」や「青」などがある.
*心的飽和:効果がみられない同一の作業を反復し続けた場合、
いわゆる飽きがきてこれを続ける意思がなくなること

B
ブーメラン効果(ブーメラン現象
物事の結果がブーメランの飛行軌道のようにその行為をした者に
(主に負の)効果をもたらす現象のこと。
また、ブーメランのように、一度離れたはずが、
出発点に戻ってきてしまう現象のこと。
本来ならばブーメランが手元に戻ってくることは利点であるが、
この場合は投げた自分が受け損なったブーメランの打撃を受けてしまうという
連想から来ていると思われる。

C
ヒューリスティック
人が複雑な問題解決などのために、何らかの意思決定を行うときに、
暗黙のうちに用いている簡便な解法や法則のことを指す。
これらは、経験に基づくため、
経験則と同義で扱われる。判断に至る時間は早いが、
必ずしもそれが正しいわけではなく、
判断結果に一定の偏り(バイアス)を含んでいることが多い。
なお、ヒューリスティックの使用によって生まれている認識上の偏りを、
認知バイアス」と呼ぶ。

D
#行動随伴性(こうどうずいはんせい)
ある環境に対して、行動を起こし、それによってヨイコトが起こった場合、
あるいは嫌なことが無くなった(和らいだ)場合、
その行動は繰り返される可能性が高い。
逆に行動によってヨイコトが無くなったり、嫌なことが起こった場合、
その行動が繰り返される率は低くなる。
このように考える行動分析学では、
何かの行動に
「随伴して(くっついてきて)」、前後の環境が変わること。

「環境→行動→変化した環境」という一連の流れのことを扱う。