本日の心理学・名言20530-5

A
与えられた仕事をつまらないと嘆く前に

同僚はいかにもやりがいのありそうな仕事を任せられているのに、
自分は地味な仕事ばかりでつまらないと愚痴をこぼす人がいます。
確かに時代の 最前線を行くビジネスマンやそうしたクライアント相手に仕事をするのは、
華々しくて、そこに配置された同僚が羨ましいというのもよくわかります。
しかし、それだけで世の中が成り立っているわけではありません。
世界的大発明を成し遂げたある研究者は、
会社の片隅に設けられた研究室で来る日も来る日も研究を重ねていました。
それは周囲から給料泥棒と冷やかされるような日々だったといいます。
しかし、投げ出したくなるような地味な研究を続けること十数年、
彼は大発明を成し遂げました。
それが大きな利益をもたらしたことは言うに及ばないでしょう。
実際ビジネスの世界に「パレートの法則」というのがあります。
これは仕事の成果の80%は、
費やした時間の20%の時間で生み出されたものだというものです。
つまり80%は無駄な時間ということになります。
例えば接待ゴルフは直接的に利益を生むのではありません。
ある意味では出費のかさむ無駄な時間ということになります。
しかしお客様と一緒にプレイを楽しむことで、一体感が生まれ、
それが良好な人間関係を築き、やがて利益に結びつくであろうという
ビジネス手法としてよく用いられています。
ゴルフ場や夜の盛り場が衰退しないのは、
そうした無駄が利益を生む何よりの証拠と言えるのではないでしょうか。
ですから今与えられている仕事をつまらないと嘆くのではなく、
その仕事にどう取り組むば価値あるものになるかを考えて取り組んでみてください。
おそらく、そこに今まで気づかなかったやりがいに気づくはずです。
それがきっかけとなり、ポジティブシンキングができるようになれば、
仕事は 面白くない怖いものなしです。
今度は周囲があなたの仕事をうらやむようにきっとなりますよ。

@B
:ナルシスト

ナルシストとは\自分や自分の考えしか愛せない人のことを意味しますが
語源はギリシャ神話に登場する美少年 ナルキッソスが
水面に写る自らの姿に恋をしたというエピソードに由来しています

人間は成長の段階で自分以外の他人を愛する時期を迎えると言われていますが
いつまでたっても自分にその感情が向き続けたとき
人はナルシストになってしまうようです

自己愛を持つことは悪いことではありませんが
自分の考えしか愛せないのが厄介なところ

自分を認めない他人はおかしいという自己陶酔を見せる傾向にあります

by 性格からわかる心理学