本日の心理学・名言20264-5

A
あれこれと心配するのは、全く感情エネルギーの無駄使いなのです。

そのエネルギーを人生の他の側面に向け換えれば、
もっと楽しく生きられるに違いありません。

そのためには、あれこれと悩まないために、
悩み事を一晩「寝かせる」ような作戦があることを覚えておくと便利です。

もし、何か心配するような出来事が起きたら、それを紙に書き出してみます。
そうして少なくとも一晩は考えるのを我慢するのです。
それから、もう一度その紙を取り出してきて、
前日に自分が悩んでいた問題について考えてみるのです。
最低一晩経っても、あなたに何の困り事も降りかかってこなかったなら、
そもそも悩むべき問題ではなかったということが言えるのです。
そして、世の中に大半の心配事は、そういうものなのです。

最低一晩我慢すれば、「なんだ・・・、全く、大したことじゃないじゃないか!」
という実感をつかめることでしょう。
二、三度同じことを繰り返せば、リラックスした気持ちになることができるのです。

@B:
自分の力の及ばないことは、最初から悩まないほうがいいのです。

自分の力が及ぶのであれば、
あれこれと改善策や対処法を考えるのは素晴らしい経験となります。
しかし、悩んでも仕方がないことに時間を費やすことことは、
感情エネルギーの無駄遣いというものなのです。

@C
「自分が将来なりたい職業は何か」ではなく、

「自分はどんな想いで、何をしたいのか、
自分のやりたいことが実現できる仕事は何か」と
考えるべきなのだと思いました。
仕事をするということは、職業に「就く」のではなく、

自分の想いを成し遂げる「手段」を選ぶことだと気づいたんです。
by
乙武洋匡(おとたけ・ひろただ*ジャーナリスト&ライター、教育者、作家)

@D

眉間にしわを寄せていたところで、

悪い状況がよくなるわけではない。
むしろ、「これを乗り切れば、またひとつ上のステージに行ける!」と
明るく危機を受け止める姿勢が必要です。
思い通りにならないときでも、そこでしか学べないものはあると思います。
by
松岡修造(まつおか・しゅうぞう*元男子プロテニス選手)