本日の心理学・名言20062-1

A
振り返っても、あまり良い体験を思い出せない場合は、
今日から、新体験を積んでいけば良いだけです。

そのためには、どんな体験だと満足感が高いのか?
今までの体験と何が違うのか?
良い違いを生み出すために何ができるか?
などを具体的にしておくと良いでしょう。
「どんな体験だと満足度が高いのか」~これはある意味「目標設定」です。
味わいたい感情、得たい体験などがわかるからこそ、
それに向けての行動ができるのですね。
「今までの体験と何が違うのか」~これは現状と理想の状態の差を理解することです。
たとえば、今までは「相手のことばかり考えていた」ため、振り回されているとか、
自分軸がない状態だったが、
満足度が高い経験は「自分のことも大切に考えて」取り組んでいる状態だろう・・・
そんな違いを理解するのです。

「良い違いを生み出すために何ができるか」~
これは、現状から理想に向けて取り組む内容を明確にするステップです。
たとえば、「相手はどうすると嬉しいのだろう?」
という質問ばかりしていた状態から、
「自分はどうすると満足度が高いのだろう?」
という質問も織り交ぜるようにするのが、第一歩かもしれませんね。
新体験を生み出すためにできることは何でしょうか?

by【自己維新】

B
苦悩は人を道徳的に強くし、

人間性を豊富にするばかりでなく、
人生の価値に対する洞察を深め感覚を鋭くする。

苦悩を味わい、苦難に堪える者にしてはじめて生存の深みを知り、
深く人生を生くることができるのである。
by
天野貞祐(あまの・ていゆう*哲学者)