本日の心理学・名言19488-1

A
#マッチング法則
動物が行った行動に応じて、
報酬や罰が与えられるオペラント条件づけにおいて、
動物はしばしば得られる成果を最大にする
選択行動に至らないことがある。
その中には再現性の良い法則を見出すことができる場合があり、
マッチング法則はその一例である。
マッチング法則は、確率的に報酬が与えられ、
その確率が過去の行動にも依存する場合に、典型的に観測される。
オペラント条件づけ:
動物(ヒトを含む)が自発した反応の直後に
報酬など特定の刺激を与えることで、
その反応が生起する頻度を変化させる実験手続きであり、
アメリカの心理学者スキナー(B.F. Skinner)が
考案した条件づけの手法である。
動物にさまざまな行動課題を訓練するための方法として広く活用されている。
再現性とは、実験を繰り返したときに一貫した結果が得られる程度

B
#スケープゴート
身代わり」「生贄(いけにえ)」などの意味合いを持つ聖書由来の用語。
精神分析学社会心理学において、
人は無意識のうちに、不満や不快を覚えると、
不快感やルサンチマンなどを他者に対して抱く。
このような現象はあらゆる集団で発生しうるものであり、
そうした不快感を押し付けられたり被られたりした個人は、
その特定の集団内においてスケープゴートとなるのである。
*ルサンチマン:
すなわち行動によって反応することが禁じられているので、
単なる想像上の復讐によって、
その埋め合わせをつけるような徒輩(やから)である。