本日の心理学・名言19168-3

A
有能な人には必ずといってよいほど欠点はつきものでなのです。
だからといって、
この欠点を修正するとなると容易なことではありません。
苦手なものは苦手であって、それを人並みにまで持っていくにも、
かなりな苦痛が伴うものなのです。
であるならば、そのような欠点を直す時間を出来うる限り
その人の持っている長所を伸ばすことに使うことを考えるべきなのです。
「好きこそ物の上手なれ」と言われていますが、
自らの長所を伸ばすことは、それ自身楽しいことでもあり、
それによって得られるものは、
本人はもとより、
その本人を活用している組織にとっても、大きな収穫でなければなりません。

あなたが、人と付き合う場合においても、同様なのです。
相手の長所だけを見て、これを自らのものとして取り入れることができれば、
それだけあなたの人生に何らかのプラスをもたらすはずなのです。
また、長所から相手を見て付き合えば、相手に対する尊敬と敬意を払うことになり、
このことは以心伝心の原理によって、相手に対して伝わらないわけがないのです。
そうすれば、自分に敬意を払ってくれているあなたに対し、
相手もまた好意を抱くことは当然のことなのです。

B:
「洋服をかたづける」
「靴をそろえる」「だしたものをしまう」
私はこれらを、「しょぼい習慣」と呼んでいます。
いずれも、数十秒ほどで終わる作業ばかり。
そんな小さなことを、毎日意識してやるだけで、
脳のダラダラモードが薄れて、
意識の中でちゃんとした感が出てくるのです。
by
本田直之(レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長)