本日の心理学・名言18920-3

A
心に“シミ”をつけてしまう「うかつな一言」~

*「たとえウソでも、誰も困らないなら構わないじゃないか」
ウソには悪いウソと害のないウソがあると思ってはいけません。
害のないウソならば、いくらついても構わないという屁理屈をやめましょう。
ウソをついていると、少しずつ不正直になっていきます。
これは明らかにマイナスです。
*「ウソをつくのは、相手のタメでもあるんだよ」
人は保身のためにウソをつきます。決して相手のためではありません。
*「みんなウソをつているじゃないですか」
これはよくある言い訳です。人生を楽しく生きたいのなら、
他人の悪い点を真似るのではなく、自分に正直に生きましょう。
*「悪気はないんだよ」
ウソつきの度合いがひどくなってくると、
「自分は正しいことをしていた」と錯覚するようになってきます。
こうなると、性格上の欠点というよりは病気に近くなってきます。
言い訳を並べて真実を曲解するようになったら、要注意です。
あなたはウソつき中毒にかかっているのかもしれません。

*「私はウソなんてついていません」
ウソには、自分を騙すためのウソもあります。
夫に殴られても、「殴られていません」とか「全然気にしてないわ」
と記憶や感情をねじ曲げるようなウソです。
嫌いな人に出会ったとき、「お会い出来て嬉しい」と言いながら、
眉をしかめるのもそうなのです。
この種のウソを付くようになったら、重症です。

B
批判は「感謝」に勝てません。

批判や中傷をする人がいくらいても、
その人たちに常に「感謝」の気持ちで接触しておくのです。
「ありがとうございます」と一言、伝えるのです。
すると、必ずいつか、その人たちも仲間になります。
つまり、「感謝」がすごいのは、
最後はまわりの人をすべて仲間にしてしまうということです。
by
福島正伸(ふくしま・まさのぶ*アントレプレナーセンター社長)