@A:
叱る時には、ほめ言葉を交えなえれば効果はありません。
うまく叱る為には、「この点は注意しなければダメだよ。
でも、君のこの点はとても素晴らしいから、頑張ってやってみて」
といえば、相手の叱られっぱなしという印象は薄まります。
しかし、一般的には、「この点はいいんだけれどね、でも・・・」と、
その後がずっと批判の連続になりがちなのです。
最初はほめても、その後叱られると、
叱られた方だけしか印象に残りません。
叱ることは、こちらが思っているよりも、
ずっと強く受け止められることを十分に意識して、
極力押さえ気味に話し、最後は必ずほめて、
励ますようにしてはどうでしょうか。
@B:
スケジュール帳がいっぱいになるほど、仕事の依頼があって、
毎日、あちこちに移動し、たくさんの人と会うような働き方が「理想」に感じますか?
それとも、1日の3~4時間くらいが仕事で、
あとは、家族や友人とコミュニケーションを取ったり、
趣味を楽しんだり、その時の気分によって、
臨機応変にスケジュール変更できるようなあり方が「理想」と感じますか?
今思い描いている理想が、本当に手に入れたいものなのか、
それとも、ただの憧れなのか、
または、自分を低く評価してつくったものなのか・・・
そのあたりを、はっきりさせてみると良いでしょう。
理想を叶えている人を見ると、
「私もそうなりたい」と感じることもありますよね。
その思いのエネルギーを使って前進することは重要ですが、
あなたなりの「理想の姿」を具体的にしておくことをお勧めします。
個性があるように、理想の姿、フィットするあり方も、
人によってだいぶ違うはずだからです。
これを機会に、仕事、人間関係、趣味や学習などを、
どんな割合で楽しみたいのか、具体的にイメージしてみてはいかがでしょうか?
by【自己維新】