本日の心理学・名言18514-5

A
おせっかいをやくな!~

余計なおせっかいをやかないということは、
人の悩みを解決したい誘惑を退けるだけでなく、
立ち聞き、噂話、陰口、人がしていることを
分析したり批判することも含まれます。
私たちが人の欠点や悩みを気にする大きな理由の一つは、
そうすれば自分の欠点や悩みを見つめずにすむからです。

おせっかいをやこうとする自分に気づいた時は、
そこから遠ざかる謙虚さと知恵も持ち合わせていることを祝福しましょう。

余計なおせっかいをやめれば、
本当に求められた時に百人力を発揮できるようになります。

B
「いちばん大切ことは何か?」と自問し続けること~

一見ごく単純なこの戦略は、
自分(知人)をきちんと軌道に乗せる為にとても役立っています。
「いちばん大切ことは何か?」と数分ほど考えていると、
目先のことに意識が集中でき、セカセカしなくなり、
自分の正当性を主張することに魅力を感じなくなります。

反対に、そう自問するのを忘れると
優先順位が頭から消え、忙しさに流されてしまいます。
目が覚めたとたんに家を飛び出して仕事場に駆けつけ、遅くまで働き、
心や体の訓練はそっちのけにして
人生の目標とは程遠いことばかりやってしまいます。

ほんの1分でいいから、
定期的に「いちばん大切ことは何か?」と自問するようになれば、
自分が定めた目標と摩擦するような選択をしていると気づくでしょう。

これは自分の行動を目標に近づけると共に、
愛情ある決断をするよう自分を励ます為の訓練です。

C
平凡の中に非凡を見いだす~
私たちは人生に見たいものを見る事が出ます。
醜いものを探せば、ふんだんに見つかるでしょう。
人の欠点や自分の仕事や社会全般の弱点を探したいなら、
数え切れないほど見つかるでしょう。
ですが、その逆もまた真実なのです。
平凡の中に非凡を見いだそうとすれば、

訓練しだいで見いだすことが出来るようになります。
問題は、この世界に存在するとてつもないシンクロニシティのことで、
変動している宇宙の完璧さ、自然の非凡な美しさ、
人の生命の信じがたい奇跡が見えるかどうかなのです。
それらはすべて意識の問題であります。
感謝したいこと、うやうやしく感じることは身の回りにあふれています。
人生は貴重で非凡なものなのです。
その事実を意識にとめれば、何の変哲もないようなことが新しい意味をおびてくるのです。

*シンクロニシティ:意味のある偶然の一致。共時性。