本日の心理学・名言18478-1

A;
忘れることにも大いなる恵みがある~
つまり、一番大切なことを忘れないために、
あるいはもっと大切なことを覚えるために、
どうでもよいことは、
きれいさっぱり忘れるよう努力をするということなのです。

興味があるのは、その努力とはどんなものかということです。
それは「忘れることを気にしない」の一言に尽きるようです。
忘れることを気にしないということは、
選別ではなく成り行きによって忘れてしまったら、
「覚えておく必要がなかったのだ」と解釈する一種の消去法です。
忘れることのもう一つの効用は、
過去へのこだわりが希薄になっていくことです。
過去の出来事にこだわってくよくよしていると、
後ろ向きの人生になってきます。
現実にはそういう人が世の中には大勢います。
くよくよしたり、思い煩ってしまうのは、
過去を忘れられないからです。

楽天的な人、立ち直りの早い人は、
過去の嫌なことを忘れられる人なのです。

B
特に難問に出会った時、
それをどう解決するかで、

そこから先の人生が変わってきます。
そこで、そんな場合に備えて、
いついかなる問題が生じた場合でも通用する
問題解決の要領があります。

結論から言えば、問題解決は三つのプロセスからなります。
先ず第一に必要なこと、
それは「自分の立っているところ(現状、状況)をしかっりと認識する」
ということです。
私たちは「大変だ、大変だ」「それは大問題だ」と言いながら、

意外に現状を正しく理解していないことが多いのです。
自分の状況を客観的に正確に把握していなければ、
正確で素早い対応はできません。
プロセスの第二は「信じる」ということ。
何を信じるか。問題の解決を信じることです。
「自分で解決できる問題しか自分に降りかかってはこなく、
その解決方法は思いもかけない方法で現れる」
ということを当てはめてよいでしょう。

第三のプロセスは「熱意をもって行動を起こす」ということです。
以上のプロセスを順序良く踏めば、
いかなる問題がその身にかかろうと解決できないことはないのです。