本日の心理学・名言18158-1

A
心に“シミ”をつけてしまう「うかつな一言」~
「たとえウソでも、誰も困らないなら構わないじゃないか」:
ウソには悪いウソと害のないウソがあると思ってはいけません。
害のないウソならば、いくらついても構わないという屁理屈をやめましょう。

ウソをついていると、少しずつ不正直になっていきます。
これは明らかにマイナスです。

「ウソをつくのは、相手のタメでもあるんだよ」:
人は保身のためにウソをつきます。決して相手のためではありません。

「みんなウソをつているじゃないですか」:
これはよくある言い訳です。
人生を楽しく生きたいのなら、他人の悪い点を真似るのではなく、
自分に正直に生きましょう。

「悪気はないんだよ」:
ウソつきの度合いがひどくなってくると、
「自分は正しいことをしていた」と錯覚するようになってきます。
こうなると、性格上の欠点というよりは病気に近くなってきます。

言い訳を並べて真実を曲解するようになったら、要注意です。
あなたはウソつき中毒にかかっているのかもしれません。
「私はウソなんてついていません」:
ウソには、自分を騙すためのウソもあります。
夫に殴られても、「殴られていません」とか「全然気にしてないわ」と
記憶や感情をねじ曲げるようなウソです。

嫌いな人に出会ったとき、「お会い出来て嬉しい」と言いながら、
眉をしかめるのもそうなのです。この種のウソを付くようになったら、重症です。

B
みんなのための「笑顔」ですか?「愛のある言葉」は誰のためですか?

「笑顔の人」は、みんなから好かれます。
「愛のある言葉で話す人」も、みんなから好かれます。
ただ、生きていくなかで、たった「これだけのこと」ができないで、
苦しんでいる人がたくさんいるのです。
あなたは、その「笑顔」とその「愛のある言葉」を一生発しつづけてください。
神様が、たくさんごほうびをくれますよ。 
by
斎藤一人(さいとう・ひとり*銀座まるかん創業者)