@A:
人は、幸福を願われないと、幸福になることはきわめて困難です。
なぜなら、不快を回避することは一人で出来ても、
快楽を求める作業と言うのは、
周りの人からの支援や共感と言う応援がないと難しいからです。
人間は自分の快の感情を知るのがきわめて不得意な動物です。
しかも、魔が差しやすい動物でもあります。
だから、喜怒哀楽に共感してくれる人の存在が必須なのです。
そういう人がいないと、
自分は本当は何をしているときに最も生き生きするのか、分からないのです。
心の友というのは、
自分の感情を鏡のように映し出してくれる人を言うのです。
心の友は、自分の人生の羅針盤の役目をしてくれるのです。
そういう人が一人いれば充分です。
しかし、もし、自分の幸せを本気で願ってくれる親友がいるのに、
幸せになれないとしたら、自ら幸せになること拒否している証拠です。
逆に言えば、
人は、自分に幸せを本気で願われたら、
誰でもが必ず幸せになれるというということです。
そういう友や恋人(夫や妻)がいることだけでも幸せというものですが、
幸せとは、悦びに共感してもらって、日々つくっていくものです。
一人では幸せはつくれません。
だから幸せ作りのパートナーが重要なのです。
同性に一人、異性に一人いれば最高です。
@B:
幸せっていっぱい言うと幸せになる。
目があって幸せ。耳があって幸せ。命があって幸せ。
「幸せ」って言うと、幸せなことが不思議と起こるんです。
幸せなことが起きてから、「幸せ」って言うようではいけません。
「幸せ」って言うと、良いことが次々と起きます。
「幸せ」って言うと、今すぐ自分の幸せに気がつきます。
「幸せ。幸せ。幸せ」って言えるあなたは、人生の勝利者なんです。
by斎藤一人(さいとう・ひとり*銀座まるかん創業者)