本日の心理学・名言17886-3

A
人間関係で悩むメカニズムはこうです~
人を愛する能力は100あるのに、今、自分が人を愛せている量が3とか5程度しかないと、
その差額の97とか95を悩むのです。

人は、自分の個性を発揮できないと悩む動物なのです。
愛したいけど愛せない悩み、素晴らしい悩みですね。
まずは、そう言う悩みを持っている自分に誇りを持ちましょう。
人を深く愛せる個性に生まれついたことを感謝しましょう。
なぜなら、そういう人は、多くの人が感じられないことを感じて
悦びや感動を味わう能力があるからです。
その能力ゆえに人一倍傷つくこともありますが、
人一倍悦びや感動を味わうことも出来るのです。
悩み多き人というのは、人の10倍も100倍も悦びに満ちた人生になるか、
逆に、人よりも10倍も100倍も苦しみと悲しみに満ちた人生となるか、
のいずれかです。
未来を信じて、自分を信じて、そして、人を信じて努力すれば、
いつか必ず願った通りの人生になります。
信じないで努力しても実りませんが、信じて努力すると必ず実ります。
そういう意味では、この宇宙は、とても平等に出来ているのです。

B
「努力しろ」というのは誰でも言える。

だが、見当違いの努力をいくらしても結果は出ない。
そうならないためには、
自分自身を知ることで足りないことに気づき、
それを補う方法をみつけなければならない。

指導者は、言葉を通して、
その道筋をつけてやらなければならないのである。

by
『人生を勝利に導く金言』(野村克也・著)