@A:
人にウソをついている人ほど、人間不信の強い人です。
意地悪な人ほど、他人が意地悪な人に見えます。
みんなが自分に冷たいように見えるのは、
自分が人に冷たく当っているからです。
人に不愉快な思いをさせている人ほど、
他の人から不愉快な思いをさせられているものです。
幸せの敵は、己自身の中にいるのです。
では、どうしてこんな簡単なメカニズムに気がつかないのでしょうか。
それは、自分自身の醜い姿が本人に見えていないからです。
では、どうして自覚できないのでしょうか。
それは、もともと人間は自分の本当の気持ちを一人で把握することが難しい動物だからです。
どうして、自分の気持ちなのに、自分が分からないのでしょうか。
理性があるために、自分の本当の気持ちが分かりにくくなってしまったのです。
人は高度な組織を作る動物ですが、組織内で人と人とが対立しないように、
理性が感情を抑えるようになったのです。
理性の発達に反比例するように感情が分かりにくくなったのです。
ではどうすれば、自分の感情が分かるようになるのでしょうか。
それは、人と語ることです。人に共感してもらうことで、
自分の本当の気持ちを知ることが出来るのです。
共感の重要性とはこういうことなのです。
だから人は人を求めるのです。
by ジョン・ホーマ・ミラー
@B:
「自分が将来なりたい職業は何か」ではなく、
「自分はどんな想いで、何をしたいのか、自分のやりたいことが実現できる仕事は何か」
と考えるべきなのだと思いました。
仕事をするということは、職業に「就く」のではなく、
自分の想いを成し遂げる「手段」を選ぶことだと気づいたんです。
@C:
「洋服をかたづける」「靴をそろえる」「だしたものをしまう」
私はこれらを、「しょぼい習慣」と呼んでいます。
いずれも、数十秒ほどで終わる作業ばかり。
そんな小さなことを、毎日意識してやるだけで、
脳の“ダラダラモード“が薄れて、“意識の中で“ちゃんとした感が出てくるのです。
by本田直之(ほんだ・なおゆき*レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長)