本日の心理学・名言17186-5

私たちには、さまざまなクセ・習慣のようなものがあります。
それが、幸せや成長、理想の実現につながるようなクセ、習慣なら良いのですが、
幸せや成長を先延ばしにしてしまうとか、
理想の実現を阻むようなクセ・習慣だと困りますよね。

そして、習慣は、まさに自然にやっていることなので、
理想に照らし合わせて「意識」して気づくことがポイントです。

そして、意識すると良いことの1つは、
私たちの日々の「思考」とか、自然に発している「言葉・セリフ」です。

「いつもできない」
「みんな私を嫌っている」
「絶対に無理だ」

などは、ほかの可能性を排除してしまうケースですが、
今回は、私たちが自然に従っている「ルール」のようなものです。

思考やセリフの形としては、
「そんなことはするべきではない」
「ちゃんとやるべきだ」
「コツコツやらなければならない」
など「~すべき」「~すべきではない」「~しなければならない」といったものです。

もちろん、すべてが「可能性を制限」しているわけではありませんし、
そのルールによって<今まで>は成長できたかもしれません。

ですが、新たな成長には役立たないこともあるのです。
たとえば、小さな頃、
「知らない人に付いていってはいけません」というルールは、
安全を守るために必要だったかもしれません。

ですが、大人になってから、「知らない人は危険だから、心を解き放ってはいけない」
みたいなことがルールとして残っていたとしたら、どうでしょう?

もちろん、それが役立つ場面もあるかもしれませんが、
もし、人と接する仕事をしていたら、なかなか心を解き放つことができず、
相手と信頼関係を結ぶことに苦労するかもしれないのです。

理想に向けて前進したいのに、どうも行動できない、何か不安を感じる、
コツコツやっているわりに進んでいないなどと感じるとしたら
何か可能性を妨げているルールがあるのかもしれません。
「~すべき」
「~すべきではない」
「~しなければならない」
などの言葉に気づきましたら、「私のルール発見!」と考えてみましょう。

そして、
「そのルールは本当に必要?」
「そのルールは本当に真実?」
「そのルールを、自分や相手に押しつけていない?」
などの質問をしてみると良いでしょう。
by
自己維新