@A:
積極心を養成する: 未来を先取りすれば人間はここまで向上する
アパレルメーカーを定年退職した知人にこんな人がいました。Oさんとしておきます。
Oさんは退職した当初、これといった趣味がほとんどなかったため、
毎日のように 近所にあるパチンコ屋へ足を運んでいました。
そんなOさんに変化の兆しが現れたのは、
同窓会で顔を合わせたハワイ島在住の友人から,、
「ハワイはいいところだぞ。お前も晩年は向こうで暮らさないか」と言われたからでした。
それからというものOさんのライフスタイルは一変しました。
まず、あれほどのめり込んでいたパチンコをすっぱりとやめ、
英会話の学校へ通うようになりました。
「 最低限、日常生活で困らないだけの英会話をマスターしよう」というのがその理由です。
さらに、ハワイ島の最新情報をキャッチしようとインターネットにも挑戦するようになり、
六十歳を過ぎていたにも関わらず、独学でパソコンの操作をマスターしていったのです。
それから五年経った今、ハワイ島への移住を果たしたOさんは、
英語もスラスラと喋れるようになり、
日本在住の二人の息子さんや友人と頻繁にメールを交わしているといいます。
~(中略 )~さて、このよこんな話をしたのは他でもありません。
目標を持てば 未来が先取りできるため、
いろいろな意味で前向きに考え、行動できるようになる。
そのための向上心や 探究心も培われていくようになる、
ということを強調してしたいからです。
同じことは、あなたにも言えうと思います。
まず、「将来、こうしたい」「ああなりたい」という人生目標を書き出してみて、
それを達成するためにクリアしなくてはならない問題点を順番にピックアップしてください。
そうすれば、「まずこれをしよう」「次にこの問題を片付けよう」といったことが明確になっていくはずです。
創意工夫が次から次へと 頭をよぎり、「よりベターにするためにはどうすればいいか?」
という探求心や向上心が湧いてくるはずです。
そして、「これをしよう」「次にこうしよう」「よリベターにしよう」という一連の自覚こそが、
あなたの積極新を形作る大きな栄養分となるのです。
@B:
「自分は愛されていない」と信じ込んでいる人は決して少なくありません。
そういう人は他人の愛ばかりに目がいっていますが、
実は自分で自分を愛していないのです。
それでどうして他人から愛されようというのか。
他人から愛されるためには、
まず自分が愛することが出来る自己像を持つ必要があるのです。
by作者不詳