本日の心理学・名言17030-5

A
プライベートのグチに注意

気の置けない同僚や先輩・後輩の間柄なら別ですが、
基本的に、ビジネスの現場ではプライベートの話はご法度。

ところが、自分の上司が打ち合わせ中のふとしたタイミングや飲み会の席などで、
プライベートの愚痴をこぼしてくる場合があります
これは何を意味するかというと 、
上司が何かしらの下心を持っているということが多いのです。

「いつもはこんなこと話さないんだけ」というニュアンスで
ある特定の 間 (あなた)に、 あえて自分の恥ずかしい部分をさらけ出すのは、
そうして同情を引くことで、
その人との距離感を縮めたい、近づきたいという意図が隠されて います 。
そしてその先には、自分の都合で相手にメリットがないことを手伝ってほしいと言う 気持ちがあるのです。

このグチをあびないためには、「最近子供が反抗期で…」 などと
上司が言い出したら、とにかく適当にその場を切り上げてしまうのが一番。
その際、「まいったなー…」という空気をかもし出しておくと、

多少反感は買うかもしれませんが、
上司を牽制しプライベート
会話に ストップを避けるためのためには有効です。
グチの力を力を借りなくても 上手に社内で立ち回るためには、
周囲の人間関係を押さえること。 普段からグループ内の 力関係をチェックしておきましょう。
*ニュアンス:言葉などの微妙な意味合い

@B

相手をリラックスさせる質問例
それほど親しくないにも関わらず、答えにくい質問ばかりする人とは、
誰しもあまり話したいとは思わないでしょう。
逆に、質問から話題を巧みに引き出し、会話を展開させてくれる人には、
好感を抱き、もっと話したいと思うものです。

親しくなりたい相手がいるときは、
飼っているペットや趣味の話など 、深くはない内容でも、
あえて答えやすい質問ばかりをするのがポイント。
相手が答えにくい質問はここはグッと我慢で。
その方が相手との距離が近づきやすいのです。
本音を引き出したいという時は、
座面の柔らかい椅子にゆったりと腰掛け られる場所がおすすめ。
周囲のインテリアの色 、部屋の明るさや温度、湿度など、あらゆる面で心地よい安心できる環境であれば、
人は警戒心を緩め、よそゆきの仮面を外した本来の自分をさらけ出すことに抵抗を感じにくくなります。

かっこよく生きている人たちは、ほぼ全員、同じことを言う。
「ただ、好きだからやってる。」、「ただ、楽しいからやってる。」
勝負は、その「純度」だと想う。
余計なことをいろいろ考えて、不純物が混じると、人生も、複雑になってくる。
by
高橋歩(たかはし・あゆむ*実業家、随筆家)