@A:
あまりに多くを望むのは何も望まないのと同じことになる。
byブーテルヴェグ
人間は欲の生き物と言われます。
確かに誰でも欲しがる欲はあるものです。
「豊かな生活を送りたい」「いい地位につきたい」
と言った欲を全面的に否定することはできません。
しかしながら、欲を持つのはいいとしても、
あまりにも多くを望む「欲張り」になってはいけないと思います。
欲張りになると欲しいものを結局は何一つ得られないからです。
例えば、「もっともっと豊かな生活を送りたい」と欲張ったとします。
すると借金してでも高級家具や高級車、別荘といったぜいたくなものを買いまくりたくなるでしょう。
大した収入もないのに、そんなことを続けたら破産して全てを失うことになりかねません。
また、もっともっと「いいいい地位につきたいい」と欲張ったとします。
すると人を利用したり、人を騙してまでいい地位につきたいと動き回るようになる人もいるでしょう。
そんな生き方をしては、周りの人達の信用を失って、
今あるいいまで失ってしまうことになりかねないと思います。
@B:
勉強する事は自分の無知をだんだんと発見していくことである.。
byウィルデュラント
勉強すればいいことがたくさんあります。
知恵や知識が増えることはもちろん素晴らしいことです。
しかしもっといいことは、自分の無知に気づけることです。
例えば、日本の歴史に興味を持ち勉強を始めたとします。
すると、例えば戦国時代を勉強すればするほど、
戦国時代についてはよく知っていると思っていたが、
「改めて勉強してみると、まだ知らないことがたくさんあったなあ」と気づくことができるのです。
そのような自分の無知に気づくことは向上意欲に直結します。
「自分はこの分野について大抵のことは知っている」と自惚れている人は、
改めて勉強する気持ちは起こさないでしょう。
「まだまだ知らないことが多い」と気づくからこそ、
「もっと勉強しよう」という意欲が高まり向上していけるのです。
つまり、「たいていのことは知っている」という人ほど勉強熱心ではなく、
「まだまだ知らないことが多い」という人ほど勉強熱心なのです。
従って知らないことがあることを恥ずかしがることはありません。
むしろ知らないことがことがあるからこそ自分はまだまだ勉強できるし、
賢くなれると考えたほうがいいと思います。