@A:
疑う余地のない純粋な喜びの一つは、よく働いた後の休息である。
byカント
今日やるべき仕事にベストを尽くします。
全力で仕事を成し遂げるのです。
仕事を終え、自宅に帰ってくつろぐ時ほど、
大きな喜びを感じる時間はないと思います。
その時間帯に、家族と楽しく食事をしたり、お風呂に入ったり、
趣味を楽しんだり、音楽を聴いてリラックスしたりゆっくり、本を読んだりします。
そのように開放的な気分で好きなことができるのは、
かけがえのないうれしい時間です。
そのような休息の中で明日への新たな活力が産まれてくるのでしょう。
しかし自宅での休息時間を大きな喜びにできない人もいます。
今日の仕事にベストを尽くさなあった人です。
怠けたり、こんな仕事やってられないとザラザラ働いた人です。
そのような状態で家に帰っても、満足感や充実感は得られないでしょう。
したがって休息時間の喜びを感じることもできないのです。
むしろ欲求不満に苦しめられ、そのストレスでぐったりとした
質の悪い疲労感を覚えることになりかねません。
それでは明日への活力も産まれてきません。
今日の仕事に全力を出してこそ、一日を純粋な喜びで終えられるのです。
@B:
目の動きが示す思考の方向性
瞳孔の開閉の他にも目が”心の窓”であることを示す研究は各所でなされています。
その一つに、人は何かを脳内でイメージしている時、
その内容により目の向きを変える、というものがあります。
つまり、目が動く方向で、思考中の内容が分かるというわけです。
右利きのほとんどの人たちは、視覚的イメージを思い浮かべている時、目を上に動かします。
何らかの響きや音、言葉が思い浮かんだ時は、目は真横に。
内容が触覚、・嗅覚・味覚などに関わる時は右下を向き、
正面を向いてる時は、何かを視覚ででイメージしてることが多いのだとか。
これを踏まえると、嘘をついた人は実際にあったことの記憶をたどる右脳ではなく、
左脳をフル回転させて架空の出来事を構築しているため、
右上に視線をそらせるということになります。
つまり、「昨日は家で何してたの?」という質問に、
視線を右上に向けた人はウソをついているということになります。
なお、左利きの人の多くと少数の右利きの人の目の動きはパターンが左右逆になると言われます。
しかしその人の目の動きの一定の法則がわかるとそれに基づいた反応が得られることが分かっています。