月別アーカイブ: 2016年7月

本日の心理学・名言1813-1

時間が経てば、
過去の辛い出来事を忘れることが出来ると
思っている人は多いようです。

しかし、残念ながら私たちの心はそんなに便利に出来ていません。

時が心の傷を癒すことはほとんどありません。

過去の辛い出来事を本当に忘れることが出来るのは、
毎日を生き生きと楽しく生きた人に限られます。
そういう人が過去を振り返ると、
確かに辛い思い出がいつの間にか小さくなっています。

しかし、未だに自己実現していない人、
つまり、今も毎日を楽しく生きていない人は、
過去の辛い思い出は決して小さくなりません。

では、どうすればいいのでしょうか。

過去の辛い出来事を直視することです。
むしろ、見て見ぬフリをするから、かえって辛さが大きくなるのです。
直視したら、その瞬間は辛くて泪が出ますが、
しかし、その泪がその傷に関しては人生最期の泪となります。
後は笑って暮らせます。

自分の過去を笑って人に話せるようにならないと、
解決したとは言えません。

笑って語れないような辛い過去をいっぱい持っていると、
人に心を開くことは出来なくなります。

なぜなら、心を開いた途端、
自分にした隠し事が飛び出してしまうからです。

人に心を閉ざすと、
自分を応援してくれる人を探すことも出来なくなります。

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本日の心理学・名言1812-8

向き不向きより前向き。
自分はできると信じること、あきらめないこと、やり 続けること。
by 朝倉千恵子

今日の自分は今日でおしまい。
明日の自分は今日の自分とは違うんだ。
「一日が一生だ」と僕は言うんだけれど、
どんなときも一日一日を真剣に生きていくしかないんだよ。
by酒井雄哉(さかい・ゆうさい*天台宗の僧侶)

私から年齢を奪わないでください。
これは私が年月をかけて作った財産なのですから。
by 渡辺和子

どうも、人生は楽しんだもの勝ちだという感じが強い。
楽しみの種をたくさんもとう。
楽しみの種をたくさんもっていると、
何歳になっても、駆り立てられるものにこと欠かない
そして、行動する気力、楽しむ心も、けっしてかれることがない。
by斎藤茂太(さいとう・しげた*精神科医)

僕はね、死を前にして、はっきり思ったんです。
人生とは楽しいものだと。
だから、どうか、楽しむために生きてください。
by 鈴木ヒロミツ

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本日の心理学・名言1812-7

人から尊重されたければ、人を尊重することです。
人から感謝されたければ、まず自分から人に敬意を払うことです。
善意を受けたら、それに対して感謝の意を表すことです。
人から大事にしてもらいたかったら、
まずは自ら人を大事にすることです。

面白いもので、人を尊重し、感謝している人ほど、
人から尊敬されたいとか、
人から感謝されたいとは思わないものです。

尊敬されたい、感謝されたいと思わなくなるまで
修行しなくてはいけない、
ということです。
尊敬されたい、感謝されたいなどと願うのは、
まだまだ修行が足りない証拠です。

そう思わなくなるまで修行することです。

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本日の心理学・名言1812-6

目の前のことに一生懸命になれない奴が、
夢を語る資格なんてない。
by せきてつや

人間が進歩するためには、
まず第一歩を踏み出すことである。
躊躇して立ち止まっては駄目である。
なぜなら、そこにどんな障害があろうと、
足を踏み込んで始めて知れるからだ。
失敗はその一歩の踏み込みだと思う。
前進の足踏みだと思う。
by本田宗一郎(ほんだ・そういちろう*ホンダ創業者)

救いは一歩踏み出すことだ。
さらにもう一歩。
そして、たえずそのおなじ一歩を繰り返すことだ
by サン・テグジュペリ

前向きに食事をし、前向きに買い物をした。
何事も前向きに行動することが可能性を生む。
byイチロー(メジャーリーガー)

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本日の心理学・名言1812-5

禅僧で、澤木興道(さわきこうどう)(1880~1965)
という人がいました。

ある時、尊いのは、その人間が真剣になって時の姿であると。
尊くあろう、とする心こそ尊いのだ
ということを興道は悟ったのです。

大事なことは、今がどうかというよりも、
これから、どうしたいのか、ということであり、
尊いのは、尊くあろうと努力していることです。

美しくあろうとする心こそ、尊く美しいのです。

人が人に魅力を感じるのもの、そうした意欲に対してです。
過去がどうだったか、とか、今はどうかというよりも、
これから尊くあろうとしているかどうかに
人は魅力を感じるものです。

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本日の心理学・名言1812-4

現代社会において最大のリスクは、
「人生を後悔すること」だと思うんです。
金銭的なリスクなんて、ある意味、大したことはない。
by 三木谷浩史

しみじみ、人生は「困難が前提」で、
それを乗り越えることが「生きる」こと、と知りました。
by 久田恵

今日は昨日より上手になり、
明日は今日より上手になるというようにして、
一生、日日、仕上げることが道であり、
これは果てもない世界である。
by 松永義弘

努力を放棄された理想は、
単なる空想か、漠然とした憧れにすぎない。
単なる空想なら現実になるわけがない。
理想を実現しようと努力することこそが現実なんだ。
by池田晶子(いけだ・あきこ*文筆家)

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本日の心理学・名言1812-3

人は、自分の個性や能力を発揮している姿が
一番美しく、尊いものです。
その姿を応援するのが命の礼賛(らいさん)です。
悦びに共感することが励ましであり、応援です。
「がんばれ!」などと言うことが応援ではありません。

最高の応援は、悦びに共感し、
我が事のように一緒に悦ぶことです。
「悦びを分かち合う悦び」を知っている人は誰でも出来ます。

相手の都合や立場を気遣うこと。これも命の礼賛です。
例えば相手に電話する時、
相手の都合を無視するというのは立派な暴力なのです。

これは相手の心の痛みを慮る心とも共通することです。
相手の悲しみや苦しみを知ろうとする心の配慮です。

また、これは己の欲せざるところ人に施すことなかれ、と似ています。
自分がされてイヤなことは、
人にもしないように気をつけるということです。
そういう相手の心の痛みを慮り、
相手を思いやる心がないと、
知らぬ間に人にイヤなことを押付けて
相手を不愉快にさせてしまいます。
命の否定になってしまいます。

相手の心の痛みを慮ることが励ましのエールなるのです。

  • * 礼賛(らいさん):すばらしいものとして、ほめたたえること。
    また、ありがたく思うこと
  • * 慮る(おもんばかる):周囲の状況などをよくよく考えること

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本日の心理学・名言1812-2

結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。
決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。
byイチロー(メジャーリーガー)

あきらめずにいれば、
あなたが望む、どんなことだってできるものです。
by ヘレン・ケラー

どの偉人伝を見ても、
偉大な人というのは、多くの苦労を乗り越えて、
それで偉大になっている。
最初から幸せで、幸せな家庭に育ち、お金もあって、
何の苦労もなかったが偉大な仕事をした、
と、そういう人もまあ居るに違いないが、
それでは偉人伝が成立しない。
あくまで苦労を乗り越えないと、話として面白くない。
いや、話ではない。
人間として面白くないのかもしれない。
確かに、苦労を乗り越えてきた、そういう人には味がある。
by野村総一郎(のむら・そういちろう*精神科医)

すってんころりんと転ぶかもしれない。
しかし目指したものがそこにあれば、
死ぬ5分前にああ、楽しい人生だったな、
はるかに有意義な人生だったと、思える気がする。
by孫 正義(そん・まさよし*ソフトバンクグループの創業者)

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本日の心理学・名言1812-1

世の中の人はみんな冷たいなぁ、と思っている人は多いものです。
誰も自分のことを親身に思ってくれない、
誰も暖かい目で自分を見てくれない・・・
という不満です。

そういう人はたとえ神様から愛をもらっても、
それを無私の愛とは認定しない人です。

なぜでしょうか。

疑うことに情熱をかけている人というのは、
人に騙されまいとするあまり、
自分が疑うことに情熱をかけていることに気がつかないのです。
なぜなら、過去において、たくさんキズつけられてきたので、
これ以上キズつきたくないのです。
だから疑ってかかるのです。

そうすればキズは最小限に抑えることが出来るからです。

でも、相手を疑っているとキズつくことから逃れても、
愛は心に入りません。

無償の愛が欲しければ、
まずは自ら人に無償の愛で接してみることです。

それをせずに、
誰も自分を愛してくれないと不平不満を言うのは
お門違いというものです。

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本日の心理学・名言1811-8

若さというものは、顔ではない、心だ。
未来への願いを持って、今日を生きる!それが真の若さだ
by坂村真民(仏教詩人)

文句ばかりいう相手や、
世間のあら探しが好きな相手と一緒にいるよりも、
幸福そうな顔をした人や、
成長し人生を楽しむことに関心を抱いている人に
囲まれているようにしなさい。
byウェイン・ダイアー  氏

他人を喜ばすことに生きがいを感じれば、
それは天職へと転じていきます。
つまり、他人を喜ばすこと自体が一つの立派な才能なのです。
by ジョセフ・マーフィー

「仕事」という言葉があります。
これを「お金を得るための労働」と考える人がほとんどでしょうが、
よく文字を見れば「事に仕える」となっています。
「事」にお仕えするのが「仕事」。
どんな「事」にお仕えするのかと言えば、
「喜ばれる事」「はたをラクにする事」。
これこそ「仕事」の本質です。
by小林正観(こばやし・せいかん*著述作家)

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本日の心理学・名言1811-7

求め続ければ、チャンスは必ずやって来る~

物事は何でも、「○○したい!」という強い希望があれば、
達成されるものです。

人を愛したいけれど愛せない、と悩む人は多いですが、
「人を愛せる自分になんて、なれるかなぁ?」
「いい人と結婚できるかなぁ」などと
否定的、あるいは、人事のように自分の希望を考えていると、
何かちょっとしたことでもすぐに挫折してしまいます。

ますます希望が遠のいてしまいます。

こういう負け犬的な挫折ばかりしていると、
その数に比例して、他者の成功に嫉妬するようになります。
そして、そんな自分を嫌悪して
ますます厭世(世捨て人)的になるのです。

努力することを放棄してしまうと、
ビッグチャンスが来てもそれがチャンスには見えなくなります。
これが諦めることの最大の弊害です。

そして、「やっぱり、求めてもダメだ。
夢を見ただけバカを見たな」
という悲観的な人生観を持ってしまいます。

こういう人は、いよいよ人の成功に嫉妬するようになります。
他人に成功してもらっては困るのです。
自分が夢を諦めたので、人にも夢を諦めてもらう気なります。

人にも人生に失敗して欲しくなるのです。
もちろん人の幸福なんて願えません。

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本日の心理学・名言1811-6

私は以前、
才能は一瞬のきらめきだと思っていました。
けれど今は、10年とか20年とか30年とか、
同じ姿勢で同じ情熱を傾け続けられることが
才能なんだと思っています。
by 羽生善治

周囲の環境がどうであろうと、
受け止め方はその人次第。
まさに「人生は心一つの置きどころ」
by渡部昇一(上智大学名誉教授)

利他の心で他人さまを助けてあげる、
他人さまに親切にしてあげる。
そういう美しい思いやりの心を持つことが
人生を生きていくためには大変大事。
by稲盛和夫(いなもりかずお*京セラ・KDDI創業者)

運が良くなりたければ、
微笑んでいれば良い。
人に優しくすれば良い。
思いやりと優しさで、運は開ける。
by 美輪明宏

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本日の心理学・名言1811-5

生きていると、いろんな問題に遭遇します。
自分一人の力で解決しようとする姿勢は立派ですが、
しかし、自分一人の努力で解決できる問題は
全体の一割もありません。

努力しても必ず実るわけではないと言いますが、
決してそんなことはありません。

人を信じないで努力するから実らないのです。
人を信じて、己を信じて、そして未来を信じて努力すれば、
必ず実ります。
そういう意味では、この世はきわめて平等に出来ています。

では、どうして問題を解決するのに人の支援を必要とするのでしょうか。

それは、何か足りないものがあるために
問題が発生することが多いからです。
その足りないものとは、
父性愛、母性愛、受容、共感、励まし、理解などです。

ところが、それらの足りないものは、
親兄弟や親戚から調達できないことが多いのです。
換言すると、人生の問題を解決するには、
親兄弟や親戚以外からの支援を必要とすることが多い、
ということです。

悩みや秘密を打ち明けるのがイヤ、などと拒んでいたら、
永久に問題は解決しなくなります。
そして、人間不信の人ほど、
人に頼っていけないことを頼り、

頼らなければならないことを頼らないのです。
だから努力してもうまくいかないのです。

人を信じて頼ってみる努力をすると、
何が頼るべきことで、

何が頼るべきことでないのかが見えてきます。

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本日の心理学・名言1811-4

どんな小さな人間でも、
どんな小さな仕事でも、
皆が世の中に喜んでもらえるよう努めれば素晴らしい日本になる
by長谷川一彦(嵯峨野観光鉄道社長)

厳しい環境に飛び込み、苦しみや悲しみを背負う。
そういう修羅場を経験しない限り人は成長しないし、
新しい発想も生まれることはない。
by雲田康夫(くもだ・やすお*SUPER FREC U.S.A., INC. CEO)

人間は厳しい局面を経験することでしか、磨かれません。
人間の器は難局を乗り越えることで、大きくなっていくのです。
by 國貞克則

自分の人生が素晴らしいものかどうかは、
終えてみなければ分かりません。
しかし、一日一日素晴らしい生き方を
積み重ねていくことはできます

by鍵山秀三郎(日本を美しくする会相談役)

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本日の心理学・名言1811-3

「何となくしたくない」
「何となくあの人に会いたくない」
「何となくこれはしてはいけないと感じる」
「何となくそれは自分らしくないなぁと思う」
ということは、しないほうが無難です。

たとえ、明確な理由が思い浮かばなくとも、
何となくしたくない時は、しない方がいいものです。
勇気を持って拒否することです。

なぜなら、
その「何となく」という直感は当たっていることが多いからです。
理由をうまく言語化できないからといって、
したくない理由がない、ということにはならないからです。

私たちの直感的判断は、
理性的思考や論理的思考よりも頼りになることが多いのです。
直感をあなどってはいけません。
自分の直感を大いに頼ってみることです。

ただし。一つだけ条件があります。

それは、事実と感想とに分けて物事を考えられる人に限ります。
事実と感想をごちゃ混ぜにして思考して直感を働かせると、
間違った判断や決断をしてしまう恐れがあるからです。

直感が当たるときと当らないときがあるのは、
まだ、きちんと事実と感想を分けることが出来ていないからです。
正確な情報で直感を働かせた時の「何となく」は当りますが、
感想や偏見を入力して得た「何となく」は不正解となるのです。

直感は、正確な情報さえ入力すれば百発百中当るようになります。

人の直感は大型コンピューターよりも高性能のようです。

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本日の心理学・名言1811-2

時間をかけ、苦労して成し遂げたことは、
その分しっかりと自分の財産になる。
効率だけを考えて、
短期的なことばかりに目が行き過ぎると、
長続きはしない。
長期的な視点で、そう簡単に揺らぐことのない、
しっかりした基礎をつくっていこう。

目が見えることがありがたい、
耳が聞こえることがありがたい、
話せることがありがたい、
食べられることがありがたい、
歩けることがありがたい。
私たちは日々無限の恩恵を受けて生かされている
by小林正観(心学研究家)

誰が何と言っても
「自分は強運だ。いま最高の環境にいるんだ」と信じる。
それが自信の種になって、幸せの花が咲きます
by和田裕美(わだ・ひろみ*営業コンサルタント)

「自分は運がいい」と思っている人が、
「ツイてる人」です。

今日から、あなたもその一人です。
by 松浦英行

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本日の心理学・名言1811-1

どうやってこの世で果たすべき役割を見つけたらいいのでしょうか。
また、どういうことを手がかりに
自分の能力を高めていったらいいのでしょうか。

それは、好きなこと探し、ということです。
好きだということがそれをする能力がある、ということだからです。
楽しい、うれしい、気持ちいい、好き、という量に比例して
自分の能力があると考えて間違いありません。
能力があるからこそ、
「好きな○○すること」からたくさんの悦びを得ることが出来るのです。
だから、いくらやっても飽きないし、楽しいのです。

面白いと感じた量と能力は比例するのです。
楽しいことこそものの上手なれ、なのです。

楽しく面白くやっていたら、「自分の能力を疑う事なかれ」です。

自分を疑っている暇に、今やっていることを楽しむことです。

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本日の心理学・名言1810-8

お金の先にある、
どんな気持ちになることが大切なのかを考えてみよう。
人の気持ちは人それぞれ違い、
お金のように同じ価値で測ることはできない。
目に見えるものだけで判断していては、
本当に大切なものに気づけない。

あなたのする善行、
あなたの提供する親切、
あなたの送り出す愛と善意は、
いろいろな面で何倍にもなって戻ってきます。
byジョセフ・マーフィー(思想家)

人を喜ばせれば、喜びが返ってくる。
人に親切にすれば、親切が返ってくる。
人を愛すれば、愛が返ってくる。
人を幸せにすれば、幸せが返ってくる。
by ロバート・コンクリン

強くなる時に、
あまり苦労しないで効率よく強くなった人は、
弱くなるのも早いのではなかろうか。
by谷川浩司(将棋棋士)

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本日の心理学・名言1810-7

事実と感想を冷静に見ることが出来れば、人生が充実してくる~

事実と感想を分けて、その両方を冷静に見ることが出来ると、
「そうか、自分は優勝したアイツに負けたことを気にしているんだ」
「でも、自分がピアノをやっている本当の意味は、
アイツに勝つことではない」
「まず自分が楽しくピアノを弾き、聴衆に感動を与えたいからだ」
「よし、明日からまた無心の気持ちで練習に励もう」
「その結果、次回のコンクールで優勝できなくてもいい、
自分らしいピアノが弾けたかどうか、それが重要だ」・・・
建設的に物事を考え、そして実行できるようになります。

一時の感情に振り回されていると、
ただいたずらにプライドばかりが高くなって、

コンプレックスの強い嫉妬深い人間になってしまいます。

冷静に自分を見つめることができると、
建設的な努力が出来るようになります。

その果てに、自分の才能を発見したり、
この世で果たすべき役割と出会えたりするのです。

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本日の心理学・名言1810-6

花や木が美しく咲き、茂るのは
根っこがしっかりしているからです。

人間も同じです。
“修養”という根っこがなければ
人は真にその個性を発揮した人生を生きることができません。 
by『小さな人生論ノート』(致知出版社刊)より抜粋

雨風が強い時、日照り続きで咲けない日。
そんな時には、無理に咲かなくてもいい。
その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。
次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。
by 渡辺和子

人の労力はお金で買うことができるが、
人の心を買うことはできない。
熱意と忠誠心は人の心の中のものである。
byスティーブン・R・コヴィー(経営コンサルタント)

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本日の心理学・名言1810-5

意見というのは、事実から論理を展開し、
結論を導き出したものをいいます。

感想とは、その人の個人的な感情のことです。
感想を述べることは誰にも出来ますが、
意見を述べるには、相当の努力が必要なのです。

意見を述べるためには、次の手続きが必要です。

まず、自分が訴えたい仮説(作業仮説)を作ります。
そしてその仮説の正しさを支える為の事実を集めます。
次に、集めた事実を取捨選択し、
事実を並べて万人が納得できるように論理を作って行くのです。
これが科学的方法論です。

科学とは万人が理解できるものでなくてはなりません。
小学校六年生が理解できないものは科学ではないのです。

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本日の心理学・名言1810-4

人生、良いことも悪いことも半分半分です。
悪いことがあってもパッと切り替えて、
光が射すほうに転換できるようになると、
器が大きくなり、

太陽のように人に明るさと良い影響を与えられるようになります。
by塩沼亮潤(しおぬま・りょうじゅん*大峯千日回峰行満行者・僧侶)

今、この瞬間から別の行動を起こせば、
未来は変わっていく。
この瞬間から違うことすれば、
未来なんて変わるんだ、そう思う。
by北野武(映画監督)
将来こうなりたいと思うことのために、
いま何ができるのかを考え実行しよう。
いくら将来像があったとしても、
イメージだけで行動しなければ、そこには近づかない。
結果が出るまでに時間はかかるのだから、
いま何をしているかが重要になる。

人間がもっとも美しくみえるとき──
それはひたむきに、
一所懸命何かに打ち込んでいるときだと私は思う

by野村克也(野球評論家)

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本日の心理学・名言1810-3

同じように楽しんでいても、
賞賛が得られることやお金になる個性を才能と言い、
それ以外の個性を個性と言うのです。
個性も才能も中身は同じです。その人の特性です。

人の数だけ才能があるのです。

人は、自分の個性を発揮した時に
大きな悦びを得ることが出来ます。

ですから重要なことは、
お金になる才能を探すことではなくて、
自分の個性を探すことです。
才能と言う言葉に惑わされて一喜一憂してはいけません。

お金にならなくても、誰からも賞賛されなくても、
自分が忘我の境地で打ち込めればそれでいいのです。
悦びが手に入ればそれでいいのです。
悦びが手に入れば誰からも認められなくともいいのです。

自分に才能が無くてもいいのです。
個性は必ず一つあります。
この宇宙でたった一つしかない個性です。

それを根気よく探し続ければ、いつかきっと見つかります。

みんながみんなお金になる個性、つまり才能を
持っているとは限りませんが、
そんなことにこだわってはいけません。
個性を発揮することに全力を尽くした人が最後に笑う人です。

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本日の心理学・名言1810-2

どんな人でも何がしかの素晴らしい役割を
持って生まれてきたわけです。
その役割を通じて、世のため、人のために尽くすことが大事なのです。
世のため人のために尽くすことによって、
自分の運命を変えていくことができます。
自分だけよければいい、という利己の心を離れて、
他人の幸せを願う利他の心になる。
そうすれば自分の人生が豊かになり、幸運に恵まれる
by稲盛和夫(京セラ名誉会長)

自分でこうなりたいと思っていることもなれないのに、
思わないことが実現するわけは絶対にないですから。
だから信じる通りになるのが人生ということですな。
by永守重信(ながもり・しげのぶ*日本電産創業者)

できるかどうか分からないような試みを
成功させるただ1つのものは、
まずそれができる、と信じることである。
by ウィリアム・ジェームズ

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本日の心理学・名言1810-1

自分の才能を疑って生きると、
才能を発揮することが出来なくて、
やっぱり自分には才能なんてなかったんだ、
という結論に達してしまいます。
これは自己卑下の強い人によく見られます。

そもそも、
すべての点において人より勝っている人なんているはずがないのに、
自分がちょっとでも人より劣っているところがあると
「ああ、やっぱり自分はダメだ」と動揺し、
自分にはたくさん劣っているところがあるからダメだと
解釈してしまうのです。
人が出来なくて自分に出来ることもあれば
逆に、人が出来て自分に出来ないことも多々あります。

そういう違いを認めることが
自分の才能を伸ばすのには重要なのです。

自分の才能を見抜くのも才能のうちです。

でも、自分の才能を疑ってはいけません。
百害あって一利なしです。

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本日の心理学・名言1809-8

人や出来事をみる場合、
つい悪いところばかりに注意を向けてしまいがちです。
しかし、いいことに目を向けていくと、
何気なく過ぎ去っていく日常生活の中に
ダイヤモンドのような輝きを発見することができます。
その発想の転換こそが、「生まれ変わるための第一歩」
by鈴木秀子(文学博士/国際コミュニオン学会名誉会長)

成功するまでやる。
成功するまでその志を変えない。
極めて簡単なことだけれど、往々にしてそれができない。 
by松下幸之助(まつした・こうのすけ*松下電器創業者)

「為せば成る」って大昔から言われているのに、
最後までやらないから結果が出ない。
成功するまで続ければ必ず成功するんです。
by 吉越 浩一郎

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本日の心理学・名言1809-7

親の務めというのは
「親以外の人から愛情を調達する術を子供に教えること」です。

何故なら、
親の愛情だけでは、子供の心は満たされないからです。
子供は二十人分ぐらいの親の愛情を必要とするのです。
だから昔は地域全体で子供を育てたのです。

親から愛されない、と悩む子供は多いですが、
そういう人の悩みの核心は、
実は,親から愛されない悩みというよりは、
親以外の人から愛情を調達できない悩みなのです。

親から愛された人は、
容易に親以外の人から愛をもらえます。
しかし、親から愛された経験がないと、
親以外の人から愛を調達することは非常に難しいのです。

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本日の心理学・名言1809-6

努力とはわがままな自己との戦いになるが、
この自己との戦いに勝つことなくしては、
とうてい人の名にふさわしい尊い人たることはできないであろう。
さぁ、ガンバロウ
──平澤興(京都大学元総長)『人生心得帖』(致知手帳付録)より

覚えておいてほしいのは、
これからの人生でも、
苦しみや悩みは、波のように次々にやってくる、ということ。
そのたびに試行錯誤しながら人は生きていくのです。
by美輪明宏(歌手)
一つずつ苦しい経験を乗り越えて、
その分今より強くなり、成長していこう。
今より強くなれれば、
乗り越えられる試練の大きさも、それに伴い大きくなっていく。 
これからも試練は訪れるのだから、
耐えて乗り越えられるように自分が強くなろう。

つねに成長している人間は、
いつもなにかしらの困難に直面している。
これは、不運だからではなく、
その人がいつでも新しいことに、挑戦しているからだ。
by 大越俊夫

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本日の心理学・名言1809-5

愛と信頼の人は、
もともと人を動かそうとしない人ですが、
動かすとしたら悦びで人を動かします。
○○をすることはあなたの悦びに直結しますよ、
というアドバイスです。

でも、強制はしません。
するかしないかは、本人の意思ですし、
行動の意思決定が人間の尊厳であることを
前提にアドバイスしているからです。

もし、良きアドバイスに従って行動して、
大きな悦びを手に入れたら、
自分にアドバイスしてくれた人に感謝したくなります。

そして、その人が大人になった時、
悦びを他の人にも分けてあげたくなります。

同じように、アドバイスしたり、
悦びの応援をしたりしたくなるのです。
幸せの輪が広がります。

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本日の心理学・名言1809-4

息を吐くから空気が吸えます。
優しい言葉も相手にかけるから優しい言葉が返ってきます。
呼吸も人を思いやる心も変わりはありません
by塩沼亮潤(大峯千日回峰行満行者/慈眼寺住職)

大事なことはいまを生きること。
人生はすべて、いまの積み重ねですから、
いまをどれだけ大切にするかです。 
by平田静子(ひらた・しずこ*ヒラタワークス社長)

年を重ねると大切になるのは、
今を精一杯生きること

過去に留まらないで、未来のことを考え過ぎないで。
まだ起きてもいないのに。
ただ今を生きるのよ。
by オリヴィア・ハッセー

様々なことに挑戦して、
跳ね返されて、また向かっていく。
それを繰り返す中で人間は大きくなるのだ。
by宮本洋一(みやもと・よういち*清水建設社長)

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本日の心理学・名言1809-3

人生というのは、
トラブルだらけの人生と表現しても過言ではないほど、
イヤな事件が次から次へと発生します。
しかし、これらのトラブルは決して不幸な出来事ではありません
悲劇でもありません。

そこで何かを学べと言う
天からのメッセージであることが多いのです。

現実を直視し、かつ、自分の本当の気持ちを直視し続けると、
必ず何か一つつかめるはずです。
つかんだことを未来で活かせたら幸福になれます。

不幸な出来事の不幸度がマイナス10であっても、
そこで学んだことを活かせたら、
未来で得られる幸福度は、プラス100以上となります。
その時、「あの出来事は、もっと幸せに生きろ、
という天からのメッセージだったんだなぁ」としみじみ思います。

自分を不愉快にした人に感謝すらしたくなります。
トラブルのたびにそれを未来に活かせた人は、
トラブルは知恵と勇気を獲得する為の
重要な人生修行であることを悟ります。

試行錯誤してトラブルを解決することで、
知恵や勇気が獲得できるからです。

知恵と勇気がある人は、
自分の中にいるもう一人の自分を発見できたり、
人の心のウラが見えてきたり、
人間というものの本質が見えてきたりします。

もし、そういうものが見えてこなかったら、
まだ本気になっていない証拠です。

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本日の心理学・名言1809-2

まあ、もうちょっと、行ってみようやないか。
ほんとうに未知なものにむかって進むとき、
人はそんなふうに自分に対して言うほかはない。
by小田実(作家)
あまり考え過ぎないようにして、まずできることから始めてみよう。
計画して準備をすることは大切だけれども、
あまりそこを意識しすぎると
結果が心配になり過ぎて動けなくなる。
まずやってみなければ何事も始まらない。

標をクリアするたびに達成感を味わうことで、
さらにプラスに物事が考えられるようになっていく。
byイチロー(メジャーリーガー)

これだっ!という目標を見つけよう。
一生興味を持ち続けることができる、
ささやかでも“これだけは譲れない”という
強い信念。そう、自分が輝くことのできる“自分らしい目標”を。
by リチャード・H・モリタ

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本日の心理学・名言1809-1

日常生活がマンネリ化すると、月日の経つのが早く感じます。
人はどのようにして一日を計画しているのでしょうか。
*マンネリ:新鮮さや独創性がないこと

それは悦びをいくつ得たか、というその数でカウントしているのです。
つまり、一日で七日分の悦びを得た日は、
その時は時間が経つのが早く感じられても、
後で振り返ると、その一日が一週間に感じるのです。

大事なことは、何回、そして、どのくらい深く
喜怒哀楽を共感しあったか、ということです。

「今」という一瞬を密度濃く生きていると、
悦びがたくさん入りますので、
たった一日が一年にも感じることがあるのです。
失われた時はこうやって取り戻せるのです。

だから、取り返しのつかない人生はないのです。

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本日の心理学・名言1808-8

鈍感では決して一流にはなれません。
謙虚さこそが人間を一流に導く根源です。
by野村克也(のむら・かつや*元楽天イーグルス監督)

「謙虚さは全ての美徳の母である。」
by スティーブン・R・コヴィー

よい時には「感謝」をし、
悪い時には難が有るから「有り難う」と言う。
いつも「感謝と有り難う」を口ずさんでいると、
運命はよくなり、人生は好転していく
by北原照久(トーイズ社長)

何か事態が悪化すると、
来るなら来い、
と最悪の場合を想定し、川を背にして構える。
精神の小出しの消耗を避けるには適した戦法である。
by尾崎一雄(作家)
ある程度悪化することは覚悟して、
気持ちをどっしりと持つようにしてみよう。
状況の変化に一喜一憂していたら、
精神的にも消耗するし長続きしない。
大きな視点で覚悟を決めることで、
余計な心配を生み出さないようにしていこう。

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本日の心理学・名言1814-1

つのチャンスを逃してしまうと、
次にもっと大きなチャンスが到来しても気がつかなくなります。
逆に、小さなチャンスを活かせると、
次にもっと小さなチャンスが来た時も活かせるようになります。
だから、ますます運が向いてくるように感じます。

運が悪いように感じるのは、実は自ら幸運を捨てているのです。

なぜ、せっかくのチャンスをみすみす捨ててしまうのでしょうか。

それは、まだやったことがないからとか、
未知なる世界でがんばる勇気がないからとか、
まだ挑戦したことのない分野なので自信がないから・・・
という理由です。

でもこれは本末転倒です。

なぜなら、自信と勇気は、
未知なる世界に挑戦して獲得するものだからです

経験の世界だからといって尻込みばかりしていると、
いつまで経っても自信と勇気は得られません。
誰でもやる前は未経験です。
いろんなことにチャレンジして、
そして失敗しながら、自信をつけるのです。
それが生きるということです。

チャレンジしていない人は生きているとは言えません。

チャレンジしてどんどん失敗をしましょう。
失敗しても失うものなど何もないのです。

むしろ得ることばかりです。

まず、失敗を未来に活かせれば、一つ知恵を獲得できます。

そして一つ失敗を乗り越えると、人に優しくなれます。
人を励ますことが出来るようになるのです。

さぁ、どんどんと未知の世界に挑戦してみましょう。
失敗しても成功しても、素晴らしい未来になること必至です。

本日の心理学・名言1808-7

誰もが答えを分かっているのは、作業にすぎません。
仮説を立てて潜在化している答えをみつけるのが、仕事なのです。
by鈴木敏文 氏

多くのの人が解答を求めるが、
世の中の多くの事象には答えは無い・・・

しかし、成功者は答えがないことを知っており、
自分で考え出すことにより解決できると考えている・・・・

あなたは「作業」ではなく「仕事」をしておりますか?

今後更なるグローバル化が進む中で、
人件費の高い日本人は厳しい状況になることが想定されます。
そのような中でも、圧倒的に稼ぎ出す・生き残る人間は、
英語を話せる人間でも、学歴が高い人間でもありません。
自分で解答を考え出し、実際に課題を解決する人間ですね。

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本日の心理学・名言1808-6

志を立てるのに、老いも若きもない。
そして志あるところ、老いも若きも必ず道は開けるのである。
by 松下幸之助

人間としての真の偉大さにいたる道は、ひとつしかない。
それは何度もひどい目にあうという試練の道である。
byアインシュタイン(物理学者)
辛い経験を乗り越えれば、
必ず強くなれると信じて、気持ちを前向きにしよう。
その時は苦しく大変だけれども、
辛ければその分、確実に強く成長できる。
自分で気持ちを前向きに、未来に向けるよう心がけて、
今の困難を乗り切ろう。

何事にも一期一会の気持ちを忘れないこと。
人に対してだけでなく、仕事に対しても一期一会。
そう考えると、情熱が持てます、若返ることができます
by松原泰道(南無の会会長)

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本日の心理学・名言1808-5

愛をくれた人に返すものではなく、小さき者、弱きものに注ぐもの~

この世の中というのは、無数の無私の愛で満ち満ちています。
そして、無数の無私の愛で私たちは支えられ、
そして生かされています。
しかし、もし、あなたがそうは思えなかったら、
あなたの心は怒りで満ちている証拠です。

本気で人を愛したものだけが、
世に存在する無数の無私の愛を感じ取ることが出来ます。

そして、本気で愛したものだけが、
自分の生きる意欲や元気の源が
幼い頃にもらった多くの人の無私の愛で
構成されていることを知るのです。

それゆえ、愛の何たるかを知るものは、
おのずと感謝する人になります。

その感謝の気持ちこそ、人と人を調和させる力となるのです。
そいう人が大勢いる社会ほど、住みよい社会になります。

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本日の心理学・名言1808-4

作業着や手の爪の中を真っ黒にして、
そう判断したなら俺は信用する。
でも自分でやりもしないで、
頭の中だけで正しい、間違っていると
判断するようなヤツは信用しないぞ。
by本田宗一郎(本田技研創業者)
自分で実際にやってみて、どうなのかを判断するようにしていこう。
頭の中だけで考えている人と、
たとえ上手くいかなくても実際にやった人では
その人の信用度に大きな違いがある。
経験するということは、信用にもつながる。

日常の本当に些細な、
他人から見たらどうでもいいようなことであっても、
それをコツコツと積み上げていく──。
それが人生を変えていく
by鍵山秀三郎(日本を美しくする会相談役)

人間は、その志を立てて初めてその人の真価が現れるのです。
志を立てない人間というものはいかに才能のある人でも、
結局は酔生夢死(すいせいむし)の徒(やから)にすぎない。
*酔生夢死:何も価値のある事をせず、ただ生きていたというだけの
一生を終えること。
by森 信三(もり・しんぞう*哲学者)

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本日の心理学・名言1808-3

「自分は誰にも愛されず惨めだ」と嘆く人は多いですが、
嘆きが大きい人ほど、
自分に向けられた無償の愛には鈍感なものです。
愛されているのに、気がつかないのです。

なぜ、気がつかないのでしょうか。

それは自ら人を愛していないからです。
愛してもらえなかったという不満が大きすぎて、
人を愛することを忘れているのです。
愛する対象は動物でも植物でもいいです。

何か愛することをしてみたら、
今、自分に向けられた無償の愛を感じ取ることが出来ますし、
また、自分が過去に愛されたことを思い出すはずです。

なぜ、思い出すかというと、
人は人を愛する時、
自分が過去に受けた愛を使っているからです。
自分が人を愛する時は、
過去の愛された気持ちのよさを思い出すのです。

その気持ちの良さを人にもあげたくなるのです。
人を愛して愛し抜くと、
自分が幼児期に愛されたことが自覚できるものです。
愛というのは、人間にとって最も自然な行為ですから、
「ああ、自分は今愛されている!」なんて、自覚しないものです。

あまりに自然なので意識できないのです。
自然な行為というのはもともとそういうものです。
意識できることはむしろ不自然なのです。

真実の愛を注ぐ人は、
始めから恩返しなどという見返りを期待していません。

かつて自分が愛した人が、
自分へ恩返しをしようとしたら、
直ちに「愛を必要としている人に愛を注ぎなさい」
と注意する人になるのです。

見返りを期待していないからこそ無償の愛というのです。

愛とは、そうやって広がっていくのです。
愛はギブアンドテイクではありません。

真実の愛とは、ギブアンドギブという与え尽くしの愛のことです。

そういう愛で愛そうとする者だけが
自分に向けられた真実の愛を感じ取れるのです。

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本日の心理学・名言1808-2

常にポジティブに考えようとすることが、Positive Thinking ではない。ネガティブなことに遭遇したときに、
ポジティブに「変換」できることこそが本当の Positive Thinking だ。
by遠藤 功(えんどう・いさお*早稲田大学商学学術院教授)

大切なのは、「何を見出したか」ではなく、
「都合の悪い状況に直面したとき、
そこから目を逸らすのではなく、じっと見据えて、
そのネガティブな状況の中から、
ポジティブな何かを発見しようとする努力する姿勢」なのです。
by 石井裕之

きょう握った寿司よりも明日の寿司をよりよいものにする、
という意識でずっとやってきた。
常に「もっともっと」と上を目指す姿勢は絶対に必要です。
by今田洋輔(いまだ・ようすけ*「銀座久兵衛」二代目店主)

今日は昨日より上手になり、
明日は今日より上手になるというようにして、
一生、日日、仕上げることが道であり、
これは果てもない世界である。
by 松永義弘

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本日の心理学・名言1808-1

心の傷は、子供の頃に受けた傷が一番大きく深い~

子供の頃というのは、
家庭しか自分の居場所がない、か弱い存在です。
たとえ両親が嫌いでも逃げられないのです。
現状を受け入れるしかありません。
しかも多感な幼年時代です。
幼少の頃に出来た心の傷が一番大きいものです。
そして、悲しいかなそれを一生引きずってしまうのです。
心の傷も、三つ子の魂百までも、なのです。

しかし、取り返しのつかない人生はありません。
本当に自分に愛をくれる人の前に出ると幼児に戻れるのです。
人は大人になっても、条件さえ整えば、
幼児の自分として愛をもらって
子供の頃の傷を癒すことが出来るのです。
人間って面白いですね。
人生には、過去の傷を癒すチャンスがたくさん与えられているのです。

取り返しのつかない人生はありません。

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本日の心理学・名言1807-8

やってしまった後悔はだんだん小さくなるけど、
やらなかった後悔はだんだん大きくなる。
by 林 真理子

もしかしたら、
できる事とできない事との差は天地雲泥の差ではなく、
できると思うか、できないと思うかだけではないだろうか。
by 宇野千代

もう少し人に親切にしましょう。
人を誉めてあげましょう。
にっこりしましょう。
すると、よいことが返ってきます。
byエリ・デビッドソン(自己啓発コーチ)

「己の長を以って人の短をあらわすなかれ」:
人は往々にして、
自分の長所を標準として他人の短所を責めがちなんだ。
by久保田 美文 氏

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本日の心理学・名言1807-7

真の原因を知らないと、物事は解決しないし、努力も実らない~

人は不安から怒り出すことがよくあるのです。
不安がバックにあると、疲れ果てるまでバトルは続きます。
その後、ケンカの真の原因を究明しなければ、
何度も陰湿な喧嘩が発生します。
シコリが残ります。

人は、努力したことが実らないと、無気力になるものです。
物事は何でも、いい方向に回り出すとどんどん良くなるものですが、
悪い方向に回り出すと、あっという間に悪くなるものです。

この循環から抜け出すには真実を知ることです。
真実が分かれば、冷静になった時点で、
どうすれば心が満たされるのかを、
試行錯誤しながら検討することができます。

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本日の心理学・名言1807-6

頑張ることが大切なのではなく、
頑張っている「何か」があると、
「人生」が楽しくなります。

他人の短所ばかり見ていると、成長はストップします。

短所をみないで、長所をよく見つめましょう。

あなたらしく生きてこそ、
あなた自身を最高に輝かせることができるのです。

やったことは、例え失敗しても、20年後には、笑い話にできる。
しかし、やらなかったことは、20年後には、後悔するだけだ。
byマーク・トウェイン(アメリカの作家)

人間というものは信じた自分になることが多い。
もし、自分にはそんなことはできないと思ってしまうと、
それで本当にできなくなってしまう。
しかし、もしできると信じたならば、
たとえはじめはそのような能力がなかったとしても、
それをなし遂げる力を得ることができるのです。
byマハトマ・ガンディー(インドの政治指導者)

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本日の心理学・名言1807-5

「きっかけ」と「原因」は似ているようで違う~

人に怒られた時、
例えば「床が汚い」と怒られた時、
相手は床が汚いことをきっかけにして怒っているのか、
それとも本当に床が汚いから怒っているのか
見極める必要があるのです。

なぜなら、多くの場合前者だからです。
攻撃性の高い人は常に怒りで爆発しかかっています。
しかし、理由もなく怒るわけには行かないので、
無意識にアラ探しをしてはそれをきっかけにして
怒り出すことが多いのです。

物事を解決する時は、
それが原因なのか、
ただのきっかけに過ぎないのか、
見極めることが大切です。
そうしないと、せっかくの努力が実りません。

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本日の心理学・名言1807-4

「これで良い」ってものより、
「これが良い」っていうものを大事にしていきたい。

苦しまなければ喜びはない。
Byカズ

作り笑顔がいつか本当の笑顔になる
by木の実ナナ

どれだけ他人に裏切られても、もう過去の自分を裏切るな!
byこち亀

限界を口にすれば、それは自分の限界になってしまうのです。

人生は貴重で非凡なものなのです。
その事実を意識にとめれば、
何の変哲もないようなことが新しい意味をおびてくるのです。

ほんの1分でいいから、
定期的に「いちばん大切ことは何か?
と自問するようになれば、
自分が定めた目標と摩擦するような選択をしていると気づくでしょう。

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本日の心理学・名言1807-3

迷いと悩みは違う。
迷いながら決定したことは、大抵後悔する~

人の悩みの八割は悩みではなく,迷いです。
A案にしようかな、B案にしようかな、と決定できずに迷うのです。
迷ってもなかなか決められないので悩むのです。

そして、決定してもうまくいかないからいっそう迷うのです。

心から「よし、これでいい!」という決断を何度かしていると、
だんだん決断が上手になるのですが、
そういう決断が出来ないからこそ
決断することがヘタになってしまうのです。

しかも、迷いに迷って決断に長い時間がかかる割には、
後悔することが多いのです。

迷う人はどうすればいいのでしょうか。

迷う状態にもよりますが、
もし、A案もB案も、どちらもしたくて迷っている時は、
どちらを選択しても正解です。
しかし、A案もB案も、どちらも気が進まなくて迷っている時は、
どちらにも決定しない方が無難です。

何もしなかったことを後悔するなら、
何かをして後悔するほうがいいですが、
しかし、気が進まなくて迷っている時には、
何もしないほうが被害は少ないものです。

どちらも不正解であることが多いからです。

では、どうして人はこんなにも迷ってしまうのでしょうか。

それは、自分の気持ちが分からないからです。
自分の本当の気持ち分からないから、
物事を決断できないのです。
自分の本当の気持ちを知るには、
良き友、良き恋人、良き伴侶が必要です。

語り合うことで、
自分の本当の気持ちを鏡のように映し出してもらうのです。

人はそうやって自分の気持ちを知る動物なのです。

だから人は人を必要とするのです。

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本日の心理学・名言1807-2

@生きている限り、夢見る力がある限り、
きっと何かが私たちを助けてくれる。
by北の零年

多くの人々に幸せを与えること以上に
気高く素晴らしいのもはない。

人生は手を広げて待っていてはくれない!
自分で夢を掴みとるんだ!
by映画「オーバー・ザ・トップ」

「幸せ」というのは、
自分も他人も大切にできる人間性を身につけてこそ、
実感できるものなのです。
幸せは、見つけるものでもなく、
どこかにあるものでもなく、
気づくことなのです。
「すでに幸せだったのだ」と。
「気づく」ための第一歩は、
「感謝」です。

今、自分が向いている方が前!
by杏

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本日の心理学・名言1807-1

人生には、タイミングを逃すと二度と出来なくなることがある~

昔から「思い立ったが吉日」と言いますね。
思い立った日こそ、それをなすべき日なのです。
物事は何でも先送りしてはいけません。

先送りすると、悪いことは発生しても、
いいことは何ひとつ発生しないからです。

先送りは悪、と思ったほうが賢明です。

問題を先送りしても、良いことは決して発生しません。
むしろ先送りするから問題がどんどん大きくなるのです。

明日出来ることを今日やる必要はありませんが、
今日出来ることは今日しておかないと、
明日はもっと出来なくなります。

「こういう問題については今後考えていかなければならない」
「何とかしなきゃとは思っているんだけど・・・」
などと言う人がおりますが、
後日きちんと考えて実行に移すことはありません。
何もする気がない言い訳としてこうした言い回しを使っているだけです。問題を先送りすると、いいことは何ひとつ発生しませんが、

悪いことだけはどんどん発生するのです。

人生、即断即決です。

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