アナリスト~7次元心理解析

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7次元解析事例→

*7次元心理解析の手順の概要
1.
まず、その問題について考えられうる「要素(ファクター)を
「もう思いつかない!」と考えられるまでランダムに書き出していきます。
そのときに後述する次元論や人間の欲求、自然の持つ五大法則を基準に考えます。

2. それらを分析(分類)してグループに分けます。
分類の基準:主体条件が同じニュアンスのものとします。
(注)主体条件とは、例えば主語と述語が決まっていて、そこにどんな動詞、形容詞などを入れ替えても意味合いが同じように通じること

3. そのグループ化された文章を突き合わせて、その中で今回の問題解決に1番に適応するものを直感的(後述)に1つ、ないし2つのグループの統合をして、これを今回の問題解決の7次元的現象像=背景(認識の元)とします。

4.上記の統一的な「7次元的象像=背景」について、「次元論」「自然の持つ五大法則」「人間の持つ欲求群」など念頭に入れて、もう一度今回の問題解決の7次元的背景(認識の元)に矛盾していないかを検定します。

5. 決定された7次元的現象像=(背景)を根幹に、一つ下の次元である私達の世界(仮定の世界)において応用して具体的なアドバイスをする。
#直感力鍛えることが大切!
自己の信念、対人間関係、自然の摂理、先人たちの名言、物事を客観視する、などから日常的にコツコツと鍛えることが大切なのですが、重要なポイントはどんなに客観視しようとしても、自分のフィルターは完全に打ち破ることは出来ないという謙虚な心で、そこが現状における自分の限界だということを知ることです。
ちなみに客観視が的を得ている可能性を高めるためには、日常的に「出来事」とそれによって起きる「自己の感情」は、全くの別物という認識を常に持つことが大切です。

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A.
 
「背景」の設定にはくれぐれも、「自然の流れ」に逆らっていないかどうか充分検討してください。
B. 7
次元現象像(背景)がまとまらないとういうことは、「要素(ベアレンスファクター)」が出そろっていない場合が多いことを忘れないで下さい。
これは物事を判断する基準を次元論、人間の欲求、自然の持つ五大原則との
3
つに置くということを示唆ています

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次元論
1
3次元は唯物論の世界、47次元は概念の世界です。
心理学的には層断面説によって難しく証明されていますが、ここでは、もっと簡単に理解して置いてください。
0
次元:点
1
次元:線
2
次元:面
3
次元:立体
4
次元:時間・力の世界→統一連続力(ほんの少しの力がアッという間に雪だるま式に膨らむ現象を起こす力)
5
次元:要素の世界→ベアレンス・ファクター(誘意性の要素)
誘意性:子供がお菓子を欲するとき、お菓子の方に重点をおいて、お菓子が子供をひきつけていると言うことができる。このように人をひきつける事物は誘意性をもつと言う。
時間・力の世界が積み重なって要素の世界となると考えてください。

6次元:仮定の世界→分かり易く言いますと個人が「認識」出来うる世界
もっと言うならば、あなたが「知っている」世界です。
要素の世界の集合体が「仮定の世界」と理解してください。 

では、7次元とは一体何か?
一言で言うと「認識」の元となる世界なのです。
例えば「火山」を例にとって見ましょう。
皆様は「火山の噴火」の状態と「火山の噴火の休止」の状態を
それぞれ認識できると思います。
それは、7次元に「火山」の概念の元があるからなのです。
さらに例えるならば、「信じる」という概念の元が7次元にあるから、それが個人の認識の「仮定の世界」になると、これは「信じる」→信じる、「信じる」→信じないと認識されるのです。
解析問題の『背景(認識の元)』とでも言うべきものです。
この『背景』は実は皆様が生きていくために持っている『欲求』と深く関わりをもっています。

後ほど人間の欲求を挙げさせていただきますが、私たちは欲求を満たすことにより、「生きる」ことが出来るわけでありますから、「自然の流れ」の世界から無意識に欲求を満たす事象を認識してそれを「糧」に「生」を得ているわけなのです。
7
次元心理解析は、この過程を解析問題に応用して、今度は意識して問題のあらゆる要素(自然の流れ)から「(背景)→認識の元」となる現象像(欲求など)を探る(満たす)ことによって深く問題が解析できるというものです。
その為にはあなたが「知っている」世界を広げいく必要があります。
従って、自然との触れ合い、芸術との触れ合い、もちろん多くの他人との触れ合いなどをしていく必要があります。

人間の欲求について

欲求の重要度基準表
第一度:
A.
母性の欲求
B.
危急の欲求(危険を避けるなど)
瞬間的、あるいは、時期を限って発生、消滅する特性を持ち、衝動的誘引因子が対象
第二度:
A.
飢えの欲求
B.
渇きの欲求
C.
休息の欲求
循環欲求で、生理的に不可欠な要求因子が対象
第三度:
A.
性の欲求
B.活動の欲求
準循環要求で、ある程度、本能的生理現象として避けられない要求
第四度:
A.
探索の欲求
B.
興味の欲求
C.
遊戯の欲求
D.
清新の欲求(きれい、新しいなど)
一時的な要求で、循環しない特性を持ち、外部的な誘引による生得的欲求(本能)的段階
第五度:
A.
自由の欲求
B.
優越の欲求
C.
愛の欲求
D.
同化の欲求(思想・知識の取り込み)
E.
依存欲求
この欲求は、充足されても、なお、消滅しないで継続されていく特性を持ち、生得的(本能)と言うより、かなり習得的な要因が入ってきており、特に、思考的要因が観察される。
第六度(準重要度):
A.
精神異常欲求(ムラムラなど)
B.
変形生理欲求(タバコ、お酒など)
C.
要求複合欲求(例えば、車が欲しいので買うお金が欲しいなど)

* ******************************
各欲求にはその裏側(反対側)の欲求があることを
忘れないようにしてください。
例えば、依存欲求の裏側の要求は独立の欲求が隠されています。

スティーブン・リースの16の基本的な欲求
承認 : 賛同や好感を欲すること
好奇心 : 学びたい、という学習欲
 : 食欲、食べ物を欲すること
家族 : 子供を育てたいという欲求
名誉 : 一族や民族の伝統的価値観を大事にすること
理想 : 社会的正義を欲すること
独立 : 個性や人格を大事にすること
秩序 : 整理されていて安定的で予測可能であること
活動 : 身体を動かすこと
権力 : 影響力をもつこと
恋愛 : 性的な欲求
収集 : 物を集めたい欲求
交流 : 友達との交流を求めること
地位 : 権威や有名さを求めること
安静 : 安全を求めること
勝負 : 勝利を求めること

人間の「4大欲求」
1
:食欲
2
:睡眠欲
3
:自分の重要感を満たす
4
:性欲
お気づきでしょうか?「自分の重要感を満たす」欲求は、「性欲」より上に位置しています。

マズローの欲求段階説

人間の欲求の段階はピラミッド構造になっていて,最下部(一番広い底辺)から
A
:生理的欲求→生きていくための基本的・本能的欲求(食べたい、寝たい)
B
:安全欲求→安心・安全な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家や健康など)
C
:社会的欲求(集団に属したり、仲間が欲しくなったり)→この欲求が満たされない時、人は孤独感や社会的不安を感じやすくなります。
**ここまでの欲求は外的に満たされたいという思いから出てくる欲求です**
D
:尊厳欲求(他者から認められたい、尊敬されたい)→ここからは外的なモノではなく、内的な心を満たしたいという欲求に変わります。
E
:自己実現欲求(自分の能力を引き出し創造的な活動がしたい)
人間の欲求は、A→B→C→D→Eという段階を踏んだ上で満たされていくという説です。

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7次元解析事例→

自然の持つ五大原則

*「バランスの法則」
何かを動かそうとする場合、その動いて無くなったところに何かが埋まって、その分だけ動くことが出来るように自然は即座に行っているのです。
これをバランスの法則といいます。
自然の中に出現している現象のバランスと言うものは、一つの限定された器のようなもので、その中でお互いが譲り合って常にバランスを保ちながら揺れ動いてともいえるのです。
言い換えるならば、バランスの法則がなければ私たちは何一つ動かすことが出来ないということなのです。
注意しなければならないことは、「大自然の持つ五大原則」の中のバランスの法則には時間的な概念は入らないということです。
バランスの法則という一つの自然の持つ事象現象と言うことになります。
単なる天秤のバランスとは違うのです。

*「即の法則」
バランスの法則を究明していくと、穴をほった土を盛り上げる時に瞬時にしてバランスの法則が作用して、穴の大きさと土の量との均衡を計る様に自然はすみやかにやってのけていることがわかったのです。
この目にも見えない自然の早業という事象現象に対して別の法則性が存在しているのではないかと気づくことでしょう。これが「即」(そく)の法則なのです。
この法則性は自然界のあらゆる場所で私たちは遭遇しているのです。
例えば生即死というところにも見られます。生がある以上、その裏側には必ず死という存在があるからです。
人間は生まれてからやがて死ぬものではなく、生の裏側には常に死がつきまとっているのです。
一度、生を失った時、直ちに死が出現するのです。そこには相対的概念は存在しないことを理解しておく必要があります。
***相対的概念とは、例えば「東はこちらだから、西はあちらになる」と言う考え方です**

*「還元の法則」
事象解析上でいう還元(かんげん)とは、まったく同じような元の状態に戻ると言うのではなく、単に3次元事象が「即」の法則や「バランス」の法則によって5次元に還元することを言います。
ここで、「即」の法則や「バランス」の法則の中には「還元の法則」は入り込んで来ないことをしっかりと押さえて置いてください。
あくまでも還元の法則と言うのは、3次元から4次元を飛び越えて5次元との間のみに存在しているのです。
要は3次元と5次元との間を行ったり来たりしているということなのです。
例えば「焼肉」の料理を作ったとします~これは3次元の物体です。しかし、失敗して「肉」の状態にして、その他様々な条件をやり直したとします。この時「肉」は「要素~ベアレンスファクターの世界」~5次元に戻る事になります。
例えば一つのことに失敗したとします。その失敗を私たちは3次元現象として自覚することが出来ます。しかし、その失敗を次の成功の為の「要素・条件」に還元してしまうと、この失敗と言う現象は5次元に還元されて、次に5次元の他の「要素・条件」と総合しあって、それが完成すると、4次元を経て次には成功するという3次元現象をもたらすことも出来るようになるのです。
これが、いわゆる「失敗は成功のもと」といわれている現象です。
しかし、この還元事象現象は人間が思いついてから起こるものではありません。
そこに、人間が存在していてもいなくても、常に自然界の中に、この現象が存在しており、その中で人間の日常生活が方向付けされているのです。その現象を知ることが大切なのです。

*「ゲシタルトの法則」=全体性の法則
この全体性の中には「バランス」の法則、「即」の法則、「還元」の法則はもちろんのこと、下記の「超合理性」の法則も、すべて、この全体性の法則に包括されています。
そして、この全体性という事象現象の中の総ての形が「超合理性」の法則によって総合統合されているものが、このゲシタルト(全体性)の世界なのです。
この全体性、総てを総合統括するという法則がなければ、この全世界、宇宙を含むあらゆる現象の世界は存在することが出来ないのです。
すなわち、この「ゲシタルト」の中には、過去、現在、未来の「ゲシタルト」を含むと同時に表、裏の現象、人間心理の内的諸現象をはじめ、様々な心理学の理論(省略)、さらに統一連続力、ベアレンス・ファクター、仮定の世界の法則性など数え切れないほど様々な要因を含んで一つの心理の世界を形成しているわけであります。

そして、私たち(カウンセラー)は日常、そこに起こった問題については、その問題がもつ全体性を知り、これらを基礎として解析の正しい位置を知って、出来るだけ自然に逆らわないように行動することが大切なのです。

したがって私たちはこの自然の持つあらゆる法則の流れに従うことが、人間個人では得られない最強の力を得ることになるのです。
その為には、自然の持つ事象現象の多くを知らなければなりません。
それは自然の持つ事象現象そのものが、全体性という事象現象の姿だからなのです。
この全体という自然の持つ法則性を全体の法則性、すなわちゲシタルトの法則といいます。

*超合理性の法則
よく人間は合理的とか、そこに合理性があるとか、ないとか、不合理だ等という言葉を用いていますが、一般に言うところの合理性、不合理性は、ここで述べる超合理性の中の合理性、不合理性とは意味が違うのです。
結論的に言うならば、ここで述べる超合理性には、合理性とか不合理性とかいうものはまったく無いのです。
すなわち、6次元を超えるほどの大きな自然の法則の中には不合理などという現象は全くないのです。

私たちが不合理と思うことでも、自然は大きなコンピューターで正確に計算して不合理な現象を合理的に作り出しているのです。
この法則を超合理性の法則といいます。
* ********************
又ここで、次元論と自然の持つ五大原則の関係を簡単に言うならば、次元論を横軸とし、自然の持つ五大原則が縦軸となっているのです。

 

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