月別アーカイブ: 2016年3月

本日の心理学・名言1680-6

何にも特色がなくとも正直に働く人は、
それは新しい世界の基礎になる。
by武者小路実篤(日本の小説家、詩人、劇作家、画家)

日本人は、失敗ということを恐れすぎるようである。
どだい、失敗を恐れて何もしないなんて人間は、最低なのである。
by本田宗一郎(日本の実業家、技術者、本田技研工業の創業者)

数ある同僚の中からぬきんでて偉くなる人は、
結局、偉くなるべき資格をもっているんです。
その資格とは、
「誰にも言われなくても、日々毎日、実際に努力している」
ことなんです。
by中村天風(日本初のヨーガ行者、天風会の創始者)

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1680-5

ナルシストの状態では
いい人間関係を築けないのは言うまでもありませんが、
自分の本当の良さもフタをされてしまいます。

プライドがふくれ上がると、
彼らは貪欲になんでもまるで子供のように欲しがります。
いくつになっても精神的な成長を遂げるためには、
“大人”にならなければなりません。

これがふくれ上がったエゴ(利己主義)を小さくする第一歩です。

もっと大人になり、本当の意味での
プライドを身に付ける必要があるでしょう。
大人になることができれば、責任感もついてきます。
責任感は成熟の表れだからです。

幼稚で自分勝手な振る舞いをやめ、
世界の中心に「相手」を置いてあげるのです。
独りよがりは人間関係を壊すだけなのです。
人に好かれたい、愛されたいと思うなら、
まず何より大切なのは、
できるだけ自分の幼児性、
すなわちナルシシズム(自己愛、自己陶酔)をなくすことです。
そのためには、自分のほうから相手を愛してあげることです。
そうすれば二人の間の絆はしっかりと結ばれるようになります。

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1680-4

成功の鍵は、的を見失わないことだ。
自分が最も力を発揮できる範囲を見極め、
そこに時間とエネルギーを集中することである。
byビル・ゲイツ(米国の実業家、マイクロソフト社の創業者)

責任をとって仕事をする人間は、
会社、工場、その他どんな社会においても、
必ず頭角を現す。
責任ある仕事を歓迎しよう。
仕事の大小を問わず責任を果たせば、きっと成功する。
byデール・カーネギー(米国の実業家、作家、セミナー講師)

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1680-3

自信過剰な人は“感性”が鈍る~
自信を持つことは、いいことです。
しかし、それがふくらみ過ぎるとやはり問題です。
それは、プライドだけに頼って生きていこうとするからです。

プライド病とでも言うべき症状におかされた人達は、
口を開けば「私」のことばかりになります。
「私、私、私」と会話が続くのです。
こうした場合の修正策として
会話の中で「私」という言葉を少なくして
「あなた」という言葉をたくさん使うようにすればいいのです。
「私は、こう思うんだけど」ではなく、
「あなたはどう考えているの?」と口に出すのです。
「私、私、私」では、周囲に人が寄ってきません。
注目されたいという気持ちを抑え、
自己中心的な考えを改めなければなりません。

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1680-2

とにかく、考えてみることである。
工夫してみることである。
そして、やってみることである。
失敗すればやり直せばいい。
by松下幸之助(日本の実業家、発明家、パナソニック創業者)

あら探しをするより改善策を見つけよ。
不平不満など誰でも言える。
byヘンリー・フォード(米国のフォード・モーター創業者)

すばらしい仕事をするには、
自分のやっていることを好きにならなくてはいけない。
まだそれを見つけていないのなら、探すのをやめてはいけない。
安住してはいけない。
心の問題のすべてがそうであるように、
答えを見つけたときには、自然とわかるはずだ。
byスティーブ・ジョブズ(米国の実業家、アップル創業者)

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1680-1

人生は厳しい。
確かに、恵まれた境遇にいまれている人もいれば、
そうでない人もいる。
しかし、神様から与えられる幸運と不運の割合は
誰でも同じだと考えられています。

私たちには、誰でも等しく悲劇が降りかかってきます。
しかし、楽天的な人はそんな悲劇を吹き飛ばしてしまうのに対し、
そうでない人は悲劇に打ちのめされて、
一歩も動けなくなってしまうのです。

つまり、人生の中で与えられる「悲劇の量」はだいたい同じですが、
悲劇に対する「苦悩の大きさ」は人によって違うのです。
全く悲劇に悩まない人もいれば、
大いに悩んでストレスを感じる人もいるのです。
悲劇にあっても、“苦悩の大きさ”だけは変えられるのです。
なぜなら、それは主観でコントロールできるからなのです。

どうせなら、文句を言わずに、
悲劇を適当にやり過ごす人間になりたいものです。

心のスタミナがあれば、
避けられない悲劇にあっても、
全く不満をもらさず、
むしろ楽しむくらいの気持ちを持つことができます。

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1679-8

感情的な怒りを落ち着かせる最初のステップとして、
最もシンプルなものは深呼吸をすることです。

「そんなことで・・・」と思わないで欲しいのです。
呼吸が気持ちのありように及ぼす影響は大きいのです。
呼吸を速めていくと、余計にイライラ感が高まってしまうのです。
そこで、わざと意識的に呼吸を深く、ゆっくりとしたものに変えてみる。
すると冷静な感情が取り戻せるのです。
お腹がふくれるほど空気を吸い込み、
それをゆっくりと吐き出しているうちに
気持ちが落ち着いてくるのがわかるでしょう。

また、“最悪のシナリオ”と現状を比べてみるのも、
感情を落ち着かせるいい方法です。

私たちにとって最悪なのは、「死ぬ」ことです。
現状の怒りの原因が自分が死んでしまうようなレベルのものなのか、
よく考えてみて欲しい。
もしもそうでないのなら、些細なことだと思えばいいし、
「死ぬのに比べたら、つまらないこと」と思えば
大抵の怒りは消えてくれます。
つまり、感情を一時的にストップして、
“理詰め”に自分の気持ちを分析してみることを心がけるのです。
それを引き起こしているのは、相手の行為ではなく、
自分の内側に理由があるのではないだろうか。
このように理性的に原因を追求していくと、
感情的な怒りは次第に小さくなっていきます。
理性によって感情がコントロールされるからなのです。

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1679-7

決断しないことは、ときとして間違った行動よりたちが悪い。
byヘンリー・フォード(米国のフォード・モーター創業者)

人に従うことを知らないものは、よき指導者になりえない。
byアリストテレス(古代ギリシアの哲学者)

@一方はこれで十分だと考えるが、
もう一方はまだ足りないかもしれないと考える。
そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果の違いを生む。
by松下幸之助(日本の実業家、発明家、パナソニック創業者)

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1679-6

怒りっぽい相手と付き合わなければならない時は、
以下のテクニックを使いながら接すれば、かなり効果が高いはずです。

一つには、怒りっぽい人は、普通の人よりも沸騰するのが早いので、
しっかりと互いの感情を共有できようになるまでは、
あらゆる議論をしないほうが賢明です。

どうしても怒りっぽい人と接しなければならない時には、
一定の心の距離を保ち、逃げ道を確保しておくことです。

2つ目は、直ぐに怒る人に何かアドバイスをする時には、
「今の私は安全な場所にいるか?」ということを
まず押さえておかなければなりませんが、
その際、相手の人柄、性格に触れてはいけません。
なるべく行動に対するアドバイスをするように
心がけているといいでしょう。

そして3つ目は、怒りっぽい人と付き合うときには、
時間を区切ってしまうのも有効です。
つまり、グチっぽい怒りの文句をうだうだと口にしはじめたら、
「同じ話をあと三分も続けるなら、私はどこかへ行きますよ」
と言ってしまうのです。

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1679-5

好かれようとしているだけなら、
いつでも何でも妥協する用意があり、何も達成しないだろう。
byマーガレット・サッチャー(英国初の女性首相)

生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。
それは、変化に最もよく適応したものである。
byダーウィン(英国の自然科学者)

準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ。
byエイブラハム・リンカーン(米国の第16代大統領)

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1679-4

「自分が正しい」と執着してる人は
「我を忘れている」状態になりがちなのです。
だからそうならないように、
自分を客観的にながめる訓練をしてみると良いのです。
客観的な視点で眺めてみると、
自分の言動を笑い飛ばせることが多いのです。
なぜなら、あなたが執着しすぎている点というのは、
たいていの場合「どうでもいいこと」だからなのです。
自分を笑い飛ばすというのは、とてもいいことなのです。

私たちは、物事を深刻に考えすぎる傾向があります。
「小さなことにくよくよしてはいけない、
それが”小さなこと“であるのを忘れずに」
とレス・ブラウンが述べているとおりです。
私たちは、何かしらの「ごほうび」がないと、
自分の性格を改めようとは思いません。
どんなに頑張っても給料が上がらないとしたら、
バカバカしくて仕事などやっていられないのと一緒なのです。
性格改造の最大の「ごほうび」は、
人と付き合うことが楽しくなることです。
なぜなら、周囲の人たちもあなたのことを大好きになり、
もっと付き合いたいと願ってくれるからです。
自分の正しさを主張するにはかなりの労力を必要としますが、
それもなくなるために、自然体で生活ができるようになります。
まるで人生が新しい目標で、満たされるように感じるでしょう。
自分の正しさを押し付けることで得られる快感より、
他人に愛され、認められ、受け入れられることで
得られる喜びのほうが、ずっと大きいのです。

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1679-3

言い争いになりそうな時には、
自分が正しいと思うことを一旦やめて見るのはどうだろうか?
これは、心理学で言う「思考停止法」というやり方です。
別に口ゲンカで勝ったからといって、商品が貰える訳でもありません。確かに、自分は議論に勝ったという
一時的な快感はあるかもしれませんが、
それによって人間関係に支障をきたすようでは、
全く意味がないのです。
些細な点で言い争いをしていては、
自分のいいところを伸ばす暇も、心の強さを養う時間もありません。
すぐにカッとなりやすい人は、思考を停止してみるといいでしょう。
電気のスイッチを消すように、
いったん思考のスイッチを止めてしまうのです。
そうすると、「自分が正しい」という思い込みが、
あまりにも現実離れしていて、
子供じみた振る舞いであったことに気づくことができるのです。

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1679-2

快活さを失った場合、
それを取り戻す最善の方法は、
いかにも快活そうにふるまい、快活そうにしゃべることだ。
byウィリアム・ジェームズ(米国の哲学者、心理学者)

私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。
byトーマス・エジソン(米国の発明家、起業家)

困難の中に、機会がある。
byアインシュタイン

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1679-1

「私は正しい」と思いがちな人は、
人の話を聞かず、一人でしゃべり続けていることが多のです。
彼らは、目の前の人が素直にうなずいてくれないと、
「説明が足りないのだな」と考えてしまい、さらに話を続けようとします。

自分の話が相手をうんざりさせていて、そのために相手が口をつぐんでいるのだとは決して考えないのです。
このような人への対処法の一つとして、
とにかく外国に旅行に出かけさせるという手があります。

そうすれば、イヤでも自分とは違う価値観を持った
人たちに出会うことになり、
それがショック療法となって、
自分の偏狭な心の持ち方を改めるのに役立つからです。

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1678-8

ここにストレスに対処するための二段階の処方がある。
第一ステップ、小さなことにくよくよするな。
第二ステップ、すべては小さなことであるのを忘れるな。
byアンソニー・ロビンズ(米国の自己啓発作家、コーチ、講演家)

すべて人生は心に描いた通りになる。
どのような厳しい状況に置かれようと、
否定的なことを心に浮かべるべきではない。
まじめに前向きに努力していけば
決して悪いことがあろうはずがないと確信して、
常に堂々と明るく進まなければならない。
by稲盛和夫(日本の実業家、京セラ、KDDIの創業者)

フロントページに戻る

本日の心理学・名言1678-7

自分が正しいと思っていると、人間関係がギクシャクしてしまいます。頑固に自分の正しさにこだわっていると、
友人は一人もいなくなってしまうのです。
私たちは、自分の意見と相いれない人が
存在することを認めなければなりません。
そのためには、異質なアイディアや意見をも
尊重する心の広さが必要です。
相手の意見に真摯に耳を傾け、
その意見に関心を払ってあげるようにすると、
とても不思議なことが起こります。
なんと、それまでは頑固に自説を曲げなかった相手が、
「・・・・いや、だけどまぁ、あれこれしゃべっているうちに、
君の意見の方が正解じゃないかって思えてきたよ」
と態度を軟化させてくれるようになるのです。

本日の心理学・名言1678-6

青春が幸福なのは、美しいものを見る能力を備えているためです。美しいものを見る能力を保っていれば、人は決して老いぬものです。
byカフカ(現在のチェコ出身の小説家)

さあ顔を上げて!
君は失敗するために生まれてきたんじゃない、
成功するために生まれてきたんだ。
嬉々とした(大喜びで事に当たるさま)自信を持って前に進め。

人間の目は、失敗して初めて開くものだ。
byチェーホフ(ロシアの劇作家、小説家)

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1678-5

いつも暗い表情で「できません」と嘆く人がいるとしましょう。
このような人には、どのように接すればいいのでしょうか。
どうすれば、彼らの「いいところ」を引き出すことができるのだろうか。

まずは、落ち着いて、
彼らをそのままに受け止めてあげることが必要です。
そして、いきなり人生の全てに関わる大目標をやらせるのではなく、
ある特定の弱点を改善するような
小さな目標に取り組ませるようにするのが基本です。
無力感の強い言い訳名人には、
次のようなセリフで迫ってみるのも効果的です。
「本当に、それでいいと思う?」、
「できないんじゃなくて、やらないだけなんじゃない?」
これは、「できない」という基本的な思い込みを
本人自らに疑わせるのです。
「やろうと思えば、いつだってやれる」と
声に出して言わせるようにすると、
彼らは「絶対に学べるはず」と信じるようになります。
言い訳はすぐにストップさせなければなりません。
ベンジャミン・フランクリンの言葉を引用して、
言い訳ばかりしている人は、
何もうまくいかない」ということを理解させましょう。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1678-4

みんな自分の能力を疑いすぎるのです。
自分で自分を疑っていては、最善を尽くすことなんてできないんです。
自分が信じなかったとしたら、誰が信じてくれるのでしょう?
byマイケル・ジャクソン

人生には解決法なんかないんだ。
あるのは、前に進む力だけだ。
解決法は、後からついてくるものさ。
byサン=テグジュペリ(フランスの作家、操縦士)

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1678-3

自分の潜在力をアップさせる唯一の方法は、
言い訳をしないで、自分が持っている選択肢の中から
ベストなものを選び出すことです。
自分にないものを嘆いていても仕方がないのです。
言い訳をしても、手持ちの選択肢が増えていくわけでもありません。
むしろ、言い訳は選択肢を減らす働きをするのです。

私たちには無限の才能があふれています。
その才能を伸ばせないのは、誤った考え方のせいであって、
能力がないからではありません。
才能はどこにでも眠っているのです。
ただし、それを掘り起こすには努力が必要になります。
人によっては、地表の近くに才能が眠っていて、
簡単に掘り起こせることもあれば、
深いところに埋まっていて掘り起こしにくいこともありますが、
いずれにしても、
どこかに才能が隠されていることには間違いないのです。
自分の隠れた才能を信じて見ましょう。
そうすれば、人生が活き活きとして、自分の「いいところ」
も必ず伸びてきます。
そういう人は、周囲に明るさをもたらしてくれるので、
見ていて、とても気持ちがいいのです。
自分に言い訳しないことは、まず何よりも自分自身が楽に生きるためのコツなのですが、周囲の人たちに好かれる方法でもあるのです。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1678-2

言い訳をしがちな人は、
勇気がないために行動を起こすことにためらいを持っています。
「せっかく行動しても、失敗するのが怖い」
という考え方から抜け出せず、
その場でずっと足踏みを続けてしまう傾向があります。
行動しないことの言い訳をグダグダと言っているより、
少しでも行動できるよう、
「すまないが、手を貸してくれないか?」と
下手に出て頼んでしまったほうが、ずっと建設的なのです。

他人に頼み事をするのは、ちっとも格好悪いことではありません。
むしろ、グダグダと言い訳している人のほうが、ずっと情けないのです。
何か行動を起こそうとするとき、
それが初めての体験だったりすると、
「できない」とか「怖い」と思うのは当たり前なのです。
それは勇気がないからではなく、人間の自然な反応なのです。
そんなときはムリをしないで、
サポートしてくれる人を探したほうがいいのです。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1678-1

言い訳の常習者は、
自分の言い訳がいかに正当であるかを語ります。
そして、「ああ、自分がもっと・・・なら、
どんどん仕事ができたのに!」などと語るのです。

いったん、うまい屁理屈を見つけると、
彼らは将来もずっとそれを使い続けます。
それは使い慣れた道具のようなものになり、
困った時にはいつもその道具に頼ってしまうようになります。

言い訳するのをやめよう、自分を騙すのをやめよう。
言い訳をやめると、最初はつらいかもしれませんが、
胸のつかえがおりたようにスッキリし、
新しい自分に生まれ変わるための準備が整ったことになるのです。

「できません」とか「やれません」という言い訳をしているうちは、
本当に何もできるようになりません。
言い訳は、全力で何かを成し遂げようとするエネルギーを
すべて奪い取ってしまうからなのです。
言い訳は自分の潜在的な可能性をどんどん小さくします。
それを心のどこかで覚えておいて、
ちょっとした言い訳が頭に浮かびそうになったら、
すぐに打ち消す努力も必要です。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1677-8

何歳になっても成長を続けている人は、
いつでも他人を自分の先生だと感じ
実際、素直に教えを受け得る人なのです。
一面的な意見に凝り固まっていて、
付き合いづらいところがある人でも、
辛抱強く話を聴いていると、
決して頑固すぎるわけではないことがわかってきます。

むしろ、こんな人があなたの心の広さを試す
最高の教師だったりするのです。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1677-7

和するということは、強制し統一するのでなく、
お互いを認め合うこと。
違いを認め合ってこそ和することができよう。
by横田南嶺(鎌倉円覚寺管長)

君たちは、生命の力にみちあふれている。
深林に出会えば、開いて平地にすることができる。
曠野(こうや)に出会えば、樹木を植えることができる。
砂漠に出会えば、井戸を掘ることができる。
by魯迅(中国の小説家、思想家)

前後を切断せよ、みだりに過去に執着するなかれ、
いたずらに将来に未来を属する(望みをかける)なかれ、
満身の力を込めて現在に働け。
by夏目漱石

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1677-6

心の許容量を増やすためには、
自分を偽らないことです。

正直でいることです。
背伸びして格好よく見せようとすると、
どうしても欺瞞(ぎまん~あざむく、だます)が出てしまいます。
ほかの人にイヤなことをされても、
心の広い人はそう簡単に怒りません。
自分が弱く、無力だと思っている人だけが相手を拒絶しようとします。

また、心を閉ざしている人は、他人を拒絶するばかりか、
自分をも拒絶してしまうのです。
それが正直になれないことの大きな原因です。
もし否定的な感情が起きてきても、
それを悪いものであるかのように扱ってはいけません。
否定的な感情も、
やはり感じたままに受け止めて見ることを提案します。
ただし、客観的に正しく評価することが大前提となります。
相手に対して否定的な感情が沸き起こったら、
それを隠さずに相手に伝えて見るのもいいでしょう。
自分の気持ちに正直になるためのコツとして、
わたしは~で始まる言葉できちんと伝えることがポイントです。
また、出会った人は全て、
人生の教えを与えてくれる先生だと思って耳を傾けるようにしましょう。もし、人の話を真剣に聞けなくなったら、
あなたの心の広さはそこでストップしてしまったと
思って間違いありません。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1677-5

ちょっとしたことに大きく感動する能力、
あらゆる場面で生きる喜びを楽しむ能力。
これらの能力を持っている人は、とても心が広いと言えるのです。

心が狭い人の中でも危険なのは、
「許せない」というマイナス感情をいつも心に描いていて
一見おとなしそうな人が豹変(ひょうへん)するパターンなのです。

では、「相手を許せない」という感情が強くなりすぎた時には、
どのように自分の心をコントロールしていけばいいのだろうか。
あなたは、すべてのことを「効率」から
判断しようとする傾向がないでしょうか。

心が広い人は、
「世の中には、自分と違う意見を持った人がいたって、
ちっともおかしなことではない」
と柔軟に考えられます。
あなたがどんな行動をするにしろ、
人生とは「損益計算」だけではやっていけないのです。

人と上手に付き合いたければ、心が広い方が何十倍も得なのです。
そして、自分には欠点や悪いところがあるということを
素直に受け入れると自然と心にゆとりが生まれ、
心も強くなっていくものなのです。
自分の弱さを認めるのは、
あるがままの自分をそのままの状態で愛することで、
それは自分の弱さを正しく認識するということなので、
リラックスした自分の状態を作り、他の人に安心感を与えるのです。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1677-4

どんな出来事であったとしても、
人生から教訓を得る機会として前向きに受け止めること。

起きてしまった出来事自体を変えることはできません。
しかし、受け止め方を変えることはできるんです。
自分にとって望ましくないような出来事も
人生から与えられた試練としてとらえ、
成長する機会に変えてしまえばいい。
by花輪陽子(はなわ・ようこ*ファイナンシャルプランナー)

@あなたの人生で何が起こったかっていうのは
そんなに重要じゃないのよ。
それよりも、起こったことに対して、
じゃあ、あなたはどう対処するのか。そっちの方が重要よ。
by ミシェル・スラング

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1677-3

あなたの周りに心配症の人がいたら、
どのよう付き合っていけばいいのだろうか。

彼らは“未来の不安”に縛られていて、現在を見ていません。

ですから、しばしば立ち止まって、
周囲をゆっくり見渡せるような状況を作ってあげるといいでしょう。
彼らに必要なのは「今、なすべきこと」だけであることを
教えてあげましょう。
そうすれば、彼らの不安は次第に小さくなっていきます。

それでも心配性が消えない人には、
「あなたにとって最悪のシナリオって、どんなこと?」と
聞いてみるのです。
じっくりと聞いているうちに、
彼らも次第に冷静さを取り戻すかもしれません。
また、アドバイスは「行動レベル」で実践可能なものに
してあげることです。
不安を解消するには、
積極的な行動を取らせることが一番の薬になります。

彼らの勇気をできるだけサポートし、
彼らがコントロール可能な行動をとらせてあげるのです。

そうすれば、相手の不安は消えてしまうのです。

相手に心配を克服させるには、
論理ではなく、まず自信をつけさてあげることです。

頭の中だけで怯えているのだとしたら、
はっきりとその心配事を描き出し、
それをイメージ中で体験してみる“視覚化”という作業をしてみると、
本当に怯える必要があるかどうかが見えてきます。
この“視覚化”を行うときには、
ネガティブな場面想定は禁物で、
かえって逆効果になる可能性が高いので、
ポジティブな方向でイメージをあたかも楽しむように訓練し、
積極的に行動することによって
未来を明るくできることを教えてあげてください。

フロントページへ戻る

 

本日の心理学・名言1677-2

心配性の性格は、
「将来への漠然とした不安を解消するために行動しよう」
という気持ちになるということなるのです。
このようにポジティブな結果を手にするために、
不安のエネルギーをうまく利用すればいいのです。
心配ばかりして、何の行動も起こさないから不安の虜になるのです。
自分の「いいところ」を引き出せる人というのは、
不安や恐怖といった感情を行動力に昇華(注1)していけるのです。
これが習慣になれば、心配性であることは欠点ではなくなり、
むしろ「行動的な人」という評価を受けるのに役立つはずです。
(注1)昇華~葛藤などのフラストレーション(欲求不満)を
別の高度で社会的に認められる目標に転換し、
その実現によって自己実現を図ろうとすること。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1677-1

心配性の性格は悪いことばかりではなく、
人生にプラスに働くこともあります。

まず、「動機づけ」を高めてくれます。
「よし!やるぞ!」という気持ちの原動力には、
不安な気持ちが役立つのです。
恐怖や不安は、行動の起爆剤となりうるということなのです。
つまり、「将来への漠然とした不安を解消するために行動しよう」
という気持ちになるということなのです。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1676-8

あれこれと心配するのは、
全く感情エネルギーの無駄使いなのです。
そのエネルギーを人生の他の側面に向け換えれば、
もっと楽しく生きられるに違いありません。

そのためには、あれこれと悩まないために、
悩み事を一晩「寝かせる」ような作戦が
あることを覚えておくと便利です。

もし、何か心配するような出来事が起きたら、
それを紙に書き出してみます。
そうして少なくとも一晩は考えるのを我慢するのです。
それから、もう一度その紙を取り出してきて、
前日に自分が悩んでいた問題について考えてみるのです。

最低一晩経っても、
あなたに何の困り事も降りかかってこなかったなら、
そもそも悩むべき問題ではなかったということが言えるのです。
そして、世の中に大半の心配事は、そういうものなのです。

最低一晩我慢すれば、
「なんだ・・・、全く、大したことじゃないじゃないか!」
という実感をつかめることでしょう。

二、三度同じことを繰り返せば、
リラックスした気持ちになることができるのです。

自分の力の及ばないことは、最初から悩まないほうがいいのです。
自分の力が及ぶのであれば
あれこれと改善策や対処法を考えるのは素晴らしい経験となります。
しかし、悩んでも仕方がないことに時間を費やすことことは、
感情エネルギーの無駄遣いというものなのです。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1676-7

心配性の人たちは、
「うまくいかない可能性のあることは、本当にうまくいかない」という、
例のマーフィーの法則を自分で実践しているかのようです。

物事をたえず悲観的に見ている人たちは、
想像しうる限りの“悲劇”を心配しているため、
いつも落ち着きがなく、悪い結果を避けようとあれこれもがいて
準備をするのですが、それによってさらに心配が増してしまうのです。

世の中には、自分がどうにかできるものと、できないものがあります。
こんなフレーズがあります。
変えられないものを受け入れる心の静けさと、
変えられるものを変える勇気と、
その両者を見分ける英知をお与えください

確かに、この二つを見分けるのは難しいことかもしれませんが、
心配性の人たちは、この「自分ではどうにもならないこと」
ばかりなんとかしようとするから、疲れ果ててしまうのです。
将来に備え、心を砕くことで、
予想外の事態に陥る確率は下がるかもしれません。
しかし、度を越した“不安な気持ち”は、
建設的な方向に向かうことはめったになく、
ただ自分を暗い気持ちにさせるだけなのです。

「自分ではどうにもならないこと」をあれこれ心配するより、
「自分の力で変えられる事」、
すなわち、「自分の心の持ち方」を変えたほうが
絶対人生はうまくいくのです。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1676-6

本当に幸せになるために必要なものは、
自分が打ち込めるものを持つことなのです。
by チャールズ・キングスレー

一流だと思うこと自体がもう一流でなくなる始まり。
もっと上を、もっと高い頂きを目指そうという
気持ちを持った人が、やっぱり伸びる
by今田洋輔(「銀座九兵衛」二代目店主/寿司職人、現代の名工)

心に歌を持ち、
目に輝きと魂に平和をもって
毎日を始めなくっちゃ!

(ルーシー)

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1676-5

どんなことをしても人間からは
奪えないものが一つあるということは、はっきり言えます

それは与えられたどんな環境の中でも、
どんな姿勢をとるかは本人の選択であり、
自分の道を選ぶのは自分であるということです。

愛情で育まれる積極思考の物の見方が悪を改めさせ、
苦痛を成長へ変え、生活の悲惨な側面を変形させるのです。
この能力こそ恐れ多いほどのすごい力の証拠です。

われわれが生きる上で、
色々な選択を強いられる機会を避けることはできません。
悪と善、自殺と生、憎悪と愛情、
その場限りの満足と
長期的視野に立った目標・・・
われわれにはこれらを選ぶ自由がある。
この「姿勢の選択」はまさにわれわれの
「心」ひとつにかかっているのです。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1676-4

ものごとをあるがままの姿で受け入れよ。
起こったことを受け入れることが、
不幸な結果を克服する第一歩である。
by ウィリアム・ジェームズ

やっぱり魅力っていうのは、
その人にロマンがあるかどうかじゃないですか。
夢ですよ。夢を持っている人のところに人が集まってくる
by早乙女哲哉(天ぷら「みかわ是山居」主人
/日本随一の天ぷら職人)

不幸な顔をした人たちは、
「成功しなかったら、人生はおしまい」と
決め込んでいるのかもしれないね。
成功しなくてもいいんです。全身全霊で打込めることを探しなさい。
by水木しげる(漫画家)

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1676-3

人は世の中に対する姿勢を
本人の望むようにコントロールできること、
その姿勢をうまく生かすことで、
世の中に対して大きなパワーをふるえるのです~

これはすべての生命体の中で人間だけが、
自分の姿勢を自分で決めて運命を選ぶ
という能力を持っているということなのです。

取り組む姿勢を変えることで、どんな情況も変えられるのです。
手をこまねいたままで生きるに値する人生などないのです。
人は“生きるに値する人生を創り出さねばならない”のです。
この世に暮らしている積極人間たちに
苦悩なしで人生を送ってきた人などめったにいないのです。
というより、大変な困難にたびたび出会っているからこそ、
彼らは人生を深く味わい尽くせるのです。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1676-2

あるがままを受け入れて上手にリラックスすることができれば、
気分が明るくなるのです。
そんな方法を自分で体験すると、
安心感も手伝って起き上がる気力が湧いてくるのです。
そんな時のエネルギーはすごいのです。
そしてそのエネルギーが、
仕事やそれに付随する注意力に生きてきます。
そのうちに楽しさが生まれて、
自分がまったく有利な立場に立っているということがあるのです。

フロントページへ戻る

本日の心理学・名言1676-1

世の中の偉大な発明や発見のほとんどは
不満が生み出しているという説があります。
つまりこの説では不満にもそれなりの存在理由はあるのです。

ただ私たちの多くは大抵もっと不満だらけです。
フラストレーション(欲求不満)に抗ったり(抵抗したり)、
もう結果の出ていることについて
いつまでもクヨクヨ思い悩んだりして時間をずいぶん無駄にしています。

それを思えば、受け入れることを学ぶことは賢い方法といえるでしょう。すべてを一度に改善しようと頑張るよりも、
一つ一つ改善が終わったことを後方に置いて
世界をありのまま受け入れる方法だってあるのです。
何事においてもバランス感覚は必要です
ですが一番難しいのは、
絶対に諦めないことと運命に従うことの間の
バランスを上手くとることです。

フロントページへ戻る