月別アーカイブ: 2014年8月

本日の心理学・名言1110

@おせっかいをやくな!
余計なおせっかいをやかないということは、人の悩みを解決したい誘惑を退けるだけでなく、
立ち聞き、噂話、陰口、人がしていることを分析したり批判することも含まれます。
私たちが人の欠点や悩みを気にする大きな理由の一つは、そうすれば自分の欠点や悩みを見つめずにすむからです。
おせっかいをやこうとする自分に気づいた時は、そこから遠ざかる謙虚さと知恵も持ち合わせていることを祝福しましょう。
余計なおせっかいをやめれば、本当に求められた時に百人力を発揮できるようになります。
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本日の心理学・名言1109-4

@今日が人生最後の日だと思って暮らそう
余命があとどのくらいなのか、私たちは誰も知りません。
ですが、悲しいことに私たちは永遠に生きていられるかのように行動をしています。
心の奥で本当にしたいと思っていること・・・愛している人にそう伝える、一人きりの時間を過ごす、親友を訪ねる、心のこもった手紙を書く、娘と釣りに行く、いい聞き手になる、などなど・・・先送りにしてしまいます。
自分の行動を正当化するために凝った(こった)口実をひねり出し、ほとんどの時間とエネルギーをどうでもいいことに費やしてしまうのです。

@一日一日をこれが自分の最後の日であるかのように過ごしましょう。という提案で小さいことにクヨクヨしなくなります。それでジタバタしたり責任を放棄したりというのではなく、人生がどんなに貴重なものかを思い起こす手立てにしていただきたいのです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1109-3

@財務計画の分野で世界的に認識されている基本理念があります・・・自分を債権者とみなして最初に自分の取り分を確保せよ、というものです。
内面の充実計画にも、全く同じ論理が当てはまります。すべての仕事や責任をやり遂げてから取り掛かろうとすると、その時間は決して取れません。それは保証されているのです。
自分のために時間を作るには、実際に人と会う約束をするように時間を決めるしかないということに知人は気が付きました。
たとえば、早起きの習慣をつけて一時間ほど自分のために読書や瞑想やヨガや体操をすることもいいでしょう。何をしようと時間の使い方はあなたの自由なのです。
大切なのは、その時間を予定に入れること、そしてそれを続けることなのです。
いったん心を決めさえすれば、自分に必要な時間は必ず見つけられるのです。
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本日の心理学・名言1109-2

@平凡の中に非凡を見いだす
私たちは人生に見たいものを見る事が出ます。
醜いものを探せば、ふんだんに見つかるでしょう。人の欠点や自分の仕事や社会全般の弱点を探したいなら、数え切れないほど見つかるでしょう。
ですが、その逆もまた真実なのです。平凡の中に非凡を見いだそうとすれば、訓練しだいで見いだすことが出来るようになります。
問題は、この世界に存在するとてつもないシンクロニシティ(「意味のある偶然の一致」のことで、日本語訳では「共時性(きょうじせい)」とも言う)、変動している宇宙の完璧さ、自然の非凡な美しさ、人の生命の信じがたい奇跡が見えるかどうかなのです。
それらはすべて意識の問題であります。感謝したいこと。うやうやしく(かしこまるさま)感じることは身の回りにあふれています。人生は貴重で非凡なものなのです。その事実を意識にとめれば、何の変哲もないようなことが新しい意味をおびてくるのです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1109

@「いちばん大切ことは何か?」と自問し続けること
一見ごく単純なこの戦略は、自分(知人)をきちんと軌道に乗せる為にとても役立っているそうです。「いちばん大切ことは何か?」と数分ほど考えていると、目先のことに意識が集中でき、セカセカしなくなり、自分の正当性を主張することに魅力を感じなくなります。
反対に、そう自問するのを忘れると優先順位が頭から消え、忙しさに流されてしまいます。
目が覚めたとたんに家を飛び出して仕事場に駆けつけ、遅くまで働き、心や体の訓練はそっちのけにして人生の目標とは程遠いことばかりやってしまいます。
ほんの1分でいいから、定期的に「いちばん大切ことは何か?」と自問するようになれば、自分が定めた目標と摩擦するような選択をしていると気づくでしょう。
これは自分の行動を目標に近づけると共に、愛情ある決断をするよう自分を励ます為の訓練です。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1108-4

@私達の葛藤の大半は「人生をコントロールしたい、今とは違うものにしたい」という欲望から生じます。だからこそ「あるがまま」に心を開くことが大切なのです。
人生は理想どおりに進むとは限りません。(そんなことはめったにありません)・・・それが人生なのです。この心理を認識すればするほど、心の平和が大きくなります。
人生はこうあるべき、という先入観にとらわれると、今の瞬間を楽しんでそこから学ぶ機会を見失います。いま自分が経験していることを尊ぶ気持ちが薄れてしまいます。
不平や小言や失敗なんかなんでもないというふりをせずに、心を開いてそれらを超越するのです・・・つまり自分の計画通りに人生が進まなくてもいいんだ、と思うのです。
日常のさまざまな問題のただ中で心を開くように練習すれば、やがて悩みの多くは気にならなくなります。バランスが取れたものの見方ができるようになります。
悩みと格闘すれば人生は戦場になり、あなたはピンポン玉のように卓球台を行き交うだけとなります。ですが、今の瞬間に心を開いて「あるがまま」を受け入れると、もっと穏やかな思いが浮かび上がってきます。これはとてもパワフルな生き方です。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1108-3

@自分の直観を信じることは、何をするべきか、どう変えるべきかを告げる心の奥の声を聞き取って信じるということです。
わたしたちの多くは、心が告げる直観に耳を貸そうとしません。深く考えもしないで結論が出せるわけがないと思ったり、明らかに正しい答えが出てくるのを忘れて、「そんな答えなんか、正しいはずがない」とか「そんな事できっこない」と自分を説得し続けたあげく、心の奥の声を打ち消してしまうのです。
自分の限界を決めれば、その限界は自分のものになってしまいます。
直観が告げる答えは正しくないのではないか、という不安を克服できれば、人生は不思議に満ちた冒険のたびになります。自分の直観を信じるのは、楽しみと知恵の国の垣根を取り払うのと同じです。自分のうちにある最高の知恵と長所に目と心を手段でもあります。
直観を信じることに慣れていないなら、まず一人で静かに心の声に耳を傾けることです。たとえば、誰か愛する人に手紙を書いたり電話をかけようと思いついたら、そのとおりにします。こんな癖に注意しようと思いついたら、それに注意します。
直観が与えてくれるメッセージを実行に移すと、何らかの愛情ある行為で報われることが多いのです。今日から直観を信じてみましょう。あなたの人生が大きく変わることが分かりますから。
注1:直観=知識の持ち主が熟知している知の領域で持つ、推論など論理操作を差し挾まない直接的かつ即時的な認識の形式。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1108-2

@世の中というのは非常にフェアなものであって、未来への希望を持ち、不平不満をもらすことなく、美しい気高い心で、一生懸命努力をする人には必ず素晴らしい未来が開ける。
by稲盛和夫(いなもり・かずお*京セラ・KDDI創業者)
@『不平不満を言わず「困ったこと」から学びを得ようと心がければ、人生はスムーズになっていきます。「困ったこと」は、人生のレッスンです』by 水島智裕
@人生で最高のもの、最も美しいものは目に見えず、触ることもできません。それは心で感じるものなのです。世の中はつらいことでいっぱいですが、それに打ち勝つことも満ち溢れています。byヘレン・ケラー(アメリカの教育家・社会福祉事業家)
@「肝心なことは目に見えない。一番大切なことは目に見えないのだ。」by サン・テグジュペリ
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本日の心理学・名言1108

@いいこと悪いこと、喜びと悲しみ、成功と失敗、名声と恥辱・・・すべて現れては消えていくことを常に思い出すための作戦です。
ものごとにはすべて始まりと終わりがあります。それがあるべき姿なのです。あなたが経験したすべてのことは終わっていきます。どの考えも始まっては終わっていきます。今までに味わったどんな感情や気分も永遠に持続することはないのです。
これまで幸せ、悲しみ、嫉妬、落ち込み、怒り、濃い、恥、誇りといった人が持つあらゆる感情を味わいました。そういった感情はどこにいったのでしょう?その答えは誰も知りません(実は深層心理には組み込まれています)。私たちが知っているのは、すべてはやがて無に帰るということだけです。
この真理を歓迎することによって自分を解放する冒険の旅が始まります。
人生とは次々に変っていくものだと気づくことが、この訓練にとても役立ちます。
今この瞬間のあとに、また今の瞬間がやってくる。何か楽しい事をしているとき、幸せな気分を味わいつつも、やがては別の何かが取ってかわることを自覚します。
それを知っていれば、その瞬間がかわるときも心穏やかでいられます。苦痛や不快を味わっているときは、やがては過ぎていくと悟っておきます。
そのことを心にとめておけば、逆境にあっても落ち着いていられます。
いつも簡単に出来るとは限りませんが、たいていはうまくいきます。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1107-4

@「モア・イズ・ベター」という考え方を捨てる
物をたくさん持つことが悪いとか間違っているというんではなく、もっともっと多くのものを求めるのが狂気の沙汰(さた)なのです。「モア・イズ・ベター」と考えている限り、決して満足することはありません。
私達は何かを手に入れたり、何かを終えたとたんに次のことに向かいます・・・ただちに、これでは人生や多くの恵みを味わう暇もありません。
この悪い癖を克服するコツは、もたない事が問題なのではなく、もっと求めることが問題なのだ・・・つまり「モア・イズ・ノット・ベター」だと自分に言い聞かせることです。
足るを知るというのは、もう物を持ったり求めたりすべきでないということではなく、幸福は物によって与えられないと知ることです。もっと欲しいと願う気持ちではなく、今現在に意識を向けることによって、持っているもので幸せになることは出来るのです。
この新しい見方を身につければ、新しい物や成果が人生に現れたとき、それに感謝する思いがさらに深まっているでしょう。
幸福になるための素晴らしい手段は、もっているものと欲しいものを分別(物事の是非(正しいことと正しくないこと)・道理(人として行うべき正しい道)を判断すること)することです。
もっと多くのものと幸せを追い求めて一生を送ることもできます・・・または、もう欲しがらないと心に決めることもできます。
後者の方がはるかに実行しやすいし、充足をもたらしてくれます。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1107-3

@思考のパワーを自覚する
自分たちはたえず考えていることを自覚することが大切です。
いつも考えているため、自分が考えていることを忘れがちです。
しかし呼吸と違って、考えていることを忘れると重大な問題が発生します・・・不幸、怒り、葛藤、ストレスなどです。
何故そうなるのかというと、考えていることは常に自分の感情として反映されるからです。
それは点と点の関係にあります。本当の話、その感情を生み出す思考がないと何も始まらないのです。
不幸は、それ自体では成り立ちません。
不幸という感覚は、人生を否定的に考えた時に生じるのです。
その思考がなければ不幸やストレスや嫉妬は成り立ちません。
否定的な感情に居場所を与えるのは、あなたの思考に他なりません。
この単純なことに早く気づくことが幸せを呼び込む第一歩となります。
練習が必要ですが、続ければ自分のネガティブな思考をピクニックで広げた弁当にたかるハエのように手で追い払って、悠々と楽しめるようになります。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1107-2

@愛に満たされた人生を望まない人はいません(一部の人を除いて)。
そんな生き方をするには、まず自分から愛する努力をしなければなりません。相手が愛してくれるのを待つのではなく、自分が愛の源になることです。みんながまねをするように、まず私たちが自分の心の中にある愛の井戸を汲み上げる必要があります。
「二つの点を結ぶ最短距離は意図(何かをしようとすること)である」とよく言われていますが、これは自分が愛の源になろうと願って実践することです。まず自分の方から親切や愛情深い態度を示せば、目標にどんどん近づくことが出来ます。
より大きな愛の可能性に心を開き、自分が愛の源になることによって、あなたが望んでいる愛に満たされた人生に向けて大きな一歩を踏み出すことが出来ます。
同時に、驚くべき真実も発見するでしょう。愛は与えれば与えるほど満たされていくということを。愛情深い人になろうとするのは自分でコントロールできることです。そう意識して、愛をもらうよりも与えるほうを優先させるうちに、いつの間にか人生が愛で満たされていることに気づくでしょう。まもなく、あなたは世界最大の秘密の一つを発見します・・・愛の報酬は愛だということを。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1107

@人には人生をナビゲートする確実な羅針盤が備わっています。それは感情で成り立っていて、軌道をそれて不幸せな道に迷い込んでいないかどうか教えてくれます。
感情は心の中の天気を示すバロメーターの役割を果たします。
何かの考えにとらわれたり、悩み事に取り付かれたりしていないとき、感情はおおむねポジティブに働いています。自分にとっていい方に考えている証拠です。その時意識して調節する必要はありません。
何か不愉快なこと・・・怒りや憤り、落ち込み、ストレスや欲求不満・・・を経験している時、感情の警報装置は赤信号を点滅させます。軌道を外れたことを知らせ、考え方に風を入れて客観的な視野に立てと告げるのです。この時は意識して調節しなければなりません。
ネガティブな感情を、車のダッシュボードについている警告ランプと同じと思えばいい。それが点滅したら、心を緩めるときです。腕まくりして人生に立ち向かうかわりに、一歩下がってリラックスしましょう。人生は、あなたがそうしない限りは非常事態にはならないことを忘れないように。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1106-2

@人が投げたボールをすべてキャッチすることはない
もっと穏やかな人生を歩むためには自分自身の限界を知ることが必要ですし、
自分が参加することには責任を持つことも必要です。
私たちは毎日のように無数のボールを投げられています。
鍵は、投げられたボールをいつキャッチすればいいか自分でコントロールすることにあります。そうすれば犠牲者になった気分を味わわずにすみます。
目がまわるほど忙しいとき電話に出れば、その時間も気力もエネルギーもないのに否応なく参加させられます。電話に出なければ、自分の心の平和に対して責任を持つことになります。
これは侮辱(ぶじょく)されたり批判されたりした時にも応用できます。誰かに批判された時、そのボールをキャッチして傷つくことも出来るし、それを受け止めずに一日をスッキリ送ることもできます。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1106

@相手をやっつけようとの意図からではなく、
ただ自分とは違う見方を知りたいと単純に思うこと。
相手のまちがいを指摘するのではなく、充分に言いたいことを話させて満足させる。
これはいい聞き手になる練習です。
一般に信じられているものとは逆に、こういう姿勢をとっても弱者にはなりません。
相手の意見を優先させたからといって、あなたに信念がないとか自分の非を認めたということにはならないのです。ただ相手の見方を理解しようとしているだけ・・・まず最初に相手に理解しようとしているのです。
自分の正しさをたえず証明するには多大なエネルギーがいります。
ところが、相手に正しさを主張させるにはほとんどエネルギーがいらず、むしろエネルギーが増大します。相手の立場や意見を理解すると、幾つかの素晴らしいことが起きてきます。
第一に、新しいことが学べる、視野が広がる。第二に、あなたがきちんと聴いていることが分かると、その相手はあなたに対してもっと敬意を払うようになります。これは無償の愛の練習でもあります。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1105-2

@穏やかで愛情深い人になるのが第一目標だとしたら、「意味のある業績とは親切や幸福を担う要素を大切にすること」ともう一度定義してみてはいかがでしょうか?
自分にとって最も意味のある業績とは、自分の内側から出てくるものだと思います。
自分や他人に親切にしたか?ことが起きた時、過剰反応せずに落ち着いていられたか?
自分は幸せか?怒りを心に留めず水に流すことができたか?かたくなすぎなかったか?人を許したか?
こういった自問は、成功をはかるハカリは私たちの業績ではなく、私たちの人格や愛情の井戸の深さにあることを思い出させてくれます。
外側の業績だけに目を向けるのではなく、本当に大切なのはなにかを見極めよう。
意味のある業績について再定義してみると、正しい道を見失わずに進んでください。
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本日の心理学・名言1105

@個人の幸せということでいえば、人のせいにしながら幸せになれるはずがありません。
確かに私たちの悩みには人や環境によって生じるものもありますが、それを乗り越えて幸せをつかまなければならないのは自分です。環境は人々を作らない、人を表現させるだけです。
人のせいにするのは心身ともに莫大なエネルギーを使います。
「あんたのせいでこうなった」式の思考はストレスと病気に直結します。人のせいにすれば、自分の不幸は自分ではコントロールできず、人の行動に左右されるものとなり、生きることに無気力になります。
人のせいにするのをやめれば、自分のパワーを取り戻すことが出来ます。
選択者としての自分が見えてきます。
カリカリしているときも自分がその感情の造り主になれることにも気づきます。人のせいにするのをやめれば、人生はもっと楽しくなり、はるかに気が楽になります。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1014

@気を抜くことも大切だ
リラックスして穏やかで愛情深い人になるための戦略のなかでも特に重要なのは、自分がしていることにとらわれすぎずにリラックス感を持続させる、という大目標を忘れないことです。いろんな戦略を試してみたり、心にとめておくにしても、すべてを完璧にやろうなどと思ってはいけません。
たまには気を抜くこう!失敗はつきものだ。クヨクヨしたり欲求不満やストレスだらけになったりという以前の癖に染まっても、それに慣れること。慣れれば、なんでもなくなります。
人生はプロセス・・・次から次に続いていきます。失敗しても、そこからまた始めればいいのです。100%出来る人なんていやしない。
大切なのは、自分がやれるだけのことをやっていて、それが正しい方向に動いているということなのです。客観性を失わず、自分に優しくすることを忘れてなければ、たとえ失敗ばかりしでかすとしてもたいていは幸せな人生を送れるでしょう。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1103

@最大のストレス源は人生の諸問題だと思う人がほとんどです。
ある程度、それは真実ですが、もっと正確に言えば、ストレスの増減は問題自体ではなく問題にどう対処するかで左右されます。
言い換えれば、その問題からさらに別の問題を引き出してはいないか、ということです。
それらを危機と見なすか、それとも教師と見なすか。
問題は、さまざまなかたちや規模や程度でやってきますが、共通点が一つあります。こんなことがなければいいのに、と私達に思わせることです。問題と格闘すればするほど一刻も早く消えてなくなれという思いがつのり、ストレスもどんどんたまります。
皮肉ですが幸いなことに、その逆もまた真なりなのです。仕方がないさ、人生には色々問題がつきものだとそれを受け入れて、思い切って教師と見なすと、肩から荷物を下ろしたような気分になれます。その視点に立って見直すと、目の前の問題が握りしめた拳(こぶし)を開くようにほどけていきます。これを試してみると、ほとんどの問題は私たちが思っているような非常事態ではないことが分かるでしょう。そして、そこからいったん何かを学んだ後は、たいてい問題の方から遠ざかって行くものです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1012-2

@自分のすべてをありのままに認めることが大切なのは、もっと自分にやさしさと共感を持てるようになれるからです。不安だらけで自信がまるでないとき強がって「なんでもないふり」をしなくても、その事実を認めて自分にこういい聞かせることが出来ます。
自分の存在すべてをありのまま認めれば、自分の人生は完璧だというふりをしたり、そうなってほしいと願う必要もなくなり、今この瞬間に、自分のすべてを受け入れることが出来ます。
イヤなところや欠点だらけの自分をそのまま受け入れると、不思議なことが起こります。
ネガティブな感情だけでなくポジティブな感情もあったことに気づくようになります。
自分の利益を頭において行動することもあるけれど、信じられないほど無欲の行動を取ることもあると気づくようになるでしょう。不安にかきたてられる時もあるけれど、たいていは勇気ある行動をとれることに気づくでしょう。カチカチになることは確かにあります、でもリラックスできることもある、と。
自分のありのままを認めるのは「自分は完璧じゃないかもしれないが、このままでいいんだよ」と自分に言い聞かせるのと同じことです。ネガティブな感情に取り付かれたら、それも自分の一部として認めることが出来るようになります。人間なんだから当然じゃないか、で大きい目で優しく見るようにしてみましょう。それを認めてリラックスすることが出来るようになると周りもみんなリラックスするのです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1012

@日頃心がけて実践していることがその人をつくります
思いやり、忍耐、親切、謙遜、平和といったいい要素は、日ごろの心がけで身につけることができます。とすれば、何を心がけるか慎重に選ばなくてはなりません。
絶え間ない向上を目標に掲げて生きる。などという一大プロジェクトを提案しているわけではありません。ただ自分の癖や習慣に気づくだけで、かなり違ってくると言いたいだけなのです。
いつも何に注意しているか?時間の使い方は?定めた目標に到達しやすい習慣を心がけているか?
自分の理想とする人生と現実の人生は釣り合いが取れているか?こういった大切なことを自分に問いかけ、正直に答えるだけでいいのです。そうすれば自分が何を心がけていけばいいかが分かってきます。日ごろの心がけがその人をつくる、ということを頭に入れておけば、今までとは違う癖や習慣を選ぶようになるでしょう。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1101-2

@もっと優しくて愛情深い人になるには行動が必要です。それでいて皮肉なことに、何をどうすればいいのかの明確な処方箋はありません。
親切で寛大な行為は、自然に生まれるもの。人のために何かをするというのが、頭の回線に組み込まれて初めて自然に出来ることなのです。
教師や哲学者たちは、まず「どうしたら人に尽くせるか?」と自問しなさいと提案しています。
これは、人のために何かをする方法は無数にある、そう自分に思い出させるために大いに役立っています。
実際に自問してみると、答えは無数に浮かび上がってきます。人のために役立つことを人生の目標の一つにすればもっとも適切な方法を思いつきます。
チャンスは無限にあります。肝心なのは、それを一回だけでいいと思わないことです。人のために何かをやるということを何故みんなはしないのでしょう。お返しをしてくれないからなんて思わないことです。人のために何かをするのは一生続くこと、人生について考える手段、と見なすことです。人のために何かをする最善の方法は、ごく単純なことなのです。
ちょっとした親切や思いやりなら毎日のように出来ます。「与えること自体が報酬だ」という昔のことわざがあります。これは真実です。与えることは与えられることという意味です。
事実、受け取るものと与えるものの大きさは同じなのです。いろいろなやり方で自分が与えるにつれ、思いもかけなかった穏やかな感情が与えられます。
誰もが持つ、特にあなたが。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1101

@人生はどんどん進んでいく。幸せになるのは今のこの時をおいて他にない、というのが真実です。今じゃないとしたら、いつ?あなたの人生は常にチャレンジに満ちています。そう自覚して、とにかく幸せになろうと決めるのがいちばんです。
アルフレッド・ディソウザの言葉を引用すると
「私は長いこと、本物の人生はこれから始まると思って過ごしてきました。だが、いつも何かに邪魔されてきました・・・先に片付けなければならないこと、やりかけの仕事、借金の返済。それが終わったら人生が始まるだろう、と。やがてついに私は悟りました。こういった邪魔ものこそ、私の人生だったのだ」幸せになる道などないことを彼は言っています。
そう、幸せこそが道なのです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1100

@身近な人こそ教えてくれる~色々な人たちを観察していちばん悲しく思うことは、最も身近な人々・・・両親、夫や妻、子供たち、友人・・・から何かを学ぼうとしない人たちが多いことです。恥ずかしさ、不安、頑固さ、またはプライドから心を閉ざしてしまう。
家族や友人の提案に心を開こうとつとめることが自分を向上させる簡単な近道なのですが、誰もこれを活用していないのです。
ほんの少しの勇気と謙虚さがあれば、後は自分のエゴに目をつぶるだけでいいのです。
提案を無視したり、それを批判と取ったり、家族の誰かをないがしろにする癖がある人には、特にお勧めしたいのです。あなたが誠実にアドバスを求めたら、彼らがどんなに驚くか想像してみてください。
その場合は、相手が答えられるようなことを聞きましょう。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1099

@否定的な考えと向き合うには二つの手段しかありません。
その考えをじっくり分析してのめりこむか、それを受け流して素通りさせるかのどっちかです。もちろん、受け流すコツを学ぶ方が穏やかな日常を送る近道であるのは言うまでもありません。ある考えが頭に浮かんだとします。それは一つの考えであって、それ以外のなにものでもありません。あなたの同意なしに勝手に悪さをするはずもありません。
いまこの瞬間にどっちの思いを優先させるか、その選択権はあなたが握っているのです。
どの場合でも頭にひしめく否定的な思いを受け流すようにつとめれば、穏やかな感情がすぐそこにあることに気付くでしょう。
そして穏やかな心境になれば、本来あなたに備わっている知恵と常識で自分がどうしたいかが分かるようになります。
この作戦は訓練が必要ですが、その努力は確実に報われます。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1098

成功者は口を揃えて言う。
『1人で幸福を味わうことは出来ない。』
幾ら富・権力・名声を手に入れても幸福を味わうことは出来ない。
では、あなたはどのような時に幸福を味わえるのだろうか?
それは、『相手を喜ばせたとき』
『相手に奉仕した時』
『1人の人間でも幸福にした時』
つまり、誰かの役に立ったり、誰かのために生きたり、誰かを笑顔にした時に初めて幸福を味わえるものなのだ。
あなたが今幸福を味わっているのは『誰かのために何かをしているからだ』
あなたが今幸福を味わっていないのは『誰かのために何もしていないからだ』
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本日の心理学・名言1097

@怒りを感じたら、まず心の中で一つと言います。次に息を吐きながら全身をリラックス。二つ、三つと続けて少なくとも十まで繰り返します(ものすごく腹が立っているときには二十五まで)。何をしているかというと、小型の瞑想で心を落ち着かせるわけです。
深呼吸しながら数えると気持ちが穏やかになって、しまいには怒っていることも忘れるほどなのです。ゆっくり肺に酸素を取り込むこと、怒ったときから数え終わるまでに客観的な始点を取り戻すことができます。すると・・・。さっきまでの「大ごと」が「小さなこと」に変わってしまうのです。
この練習はストレスや欲求不満をなだめるのにも素晴らしく効果的です。
リラックスできるし、楽しいので知人は日頃からこれをやっているそうです。
これが身に付くと、怒りの方から遠ざかってくれます。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1096-4

@世の中の大事なことはたいてい面倒くさいby相田みつを

@人生で大きな困難に出合ったときには、これは「竹の節目」だと思うことです。どっちみち避けられないものだとしたら、泣いて受け止めるのも、笑って受け止めるのも同じです。
それなら、泣くよりも笑って乗り越えたいと思いませんか。「今にきっと」という強い意志と、「自分は必ず乗り越えられる」という信念の杭をしっかりと心に打ち込んで、しばしこの節目を乗り越える力を蓄えることも大事です。
by大原敬子(おおはら・けいこ*幼児教育研究家)

@「壁は乗り越えるためにあるもの。行き詰った時こそ、さらなる飛躍のチャンスです。」
by 中西 浩
@『一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ』
BY 川端 康成 氏
@『幸福というものは、一人では決して味わえないものです。』BY アルブーゾー 氏

 

本日の心理学・名言1096-3

@あれが欲しい、これが欲しい。それが手に入らないとなると、そのことばかり思い浮かべて・・・不満が消えません。それが手に入れば入ったで、また同じことを考えるだけです。だから、ほしいものが手に入ったのに、まだ不幸せのまま。何か新しいものに憧れ続けるかぎり幸せはやってきません。
幸いにも、幸せになる道はあります。欲しいものではなく、持っているものに意識を切り替えるのがその鍵です。「人生がこんなじゃなかったら」という罠に落ち込むたびに、一歩下がって最初からやり直すのです。まず深呼吸して、いま持っているものをすべて思い出してみます。
欲しいものではなく持っているものに意識を向けると、ほしいものは自然に向こうからやってきます。いいところを意識すれば、もっと愛情深くなり、仕事のグチをこぼさずに仕事があってよかったと思うようにすると、もっといい仕事ができて脳裏地も上がり、昇給にもつながるかも知れません。ハワイに行ってから楽しむのではなく近所での楽しみ方を考えてみれば、もっと楽しくなるでしょう。それでハワイに行ったとしても楽しみ方が違ってくるし、行けなかったとしても人生が素晴らしいことに変わりはないのです。
欲しいものではなく、持っているものに意識を切り替えれば、人生は前よりずっと楽しくなります。おそらく生まれて初めて満足という意味が分かるでしょう。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1096-2

@いったん何か計画すると、取りやめたり、状況に応じて変更するのはイヤだという気になります。成功するには、またある企画を成功させるには忍耐が必要なことは確かです。
しかし、それと同時にガチガチの計画を立てると大きなストレスになるうえ、苛立ったりして人に優しく出来なくなります。
計画の変更を余儀なくされた時、予定外のことが起きた時、などなど。肝心なのは、本当に重要なのは何かと自問することです。
計画が変更になった時は不満を感じて当たり前だとつい思ってしまう。ですが、それは優先順位(プライオリティー)の問題です。
もっと一般的言い方をすれば「どっちがより重要か・・・予定通り計画を実行させることか、それとも流れに任せるのを学ぶことか?」。当然ながらかたくなさより融通性を優先させたほうが(もちろん例外はありますが)心が穏やかでいられます。
それと、計画には多少の変更はつきものだと考えていると楽になり事も分かりました。
最初から融通性を持たせていると、いざというとき慌てたり怒ったりしなくてすみます。
計画や目標に余裕を持たせると、幾つかのすてきなことが起きてきます。気が楽になってくるうえに能率は下がらないのです。慌てたり心配しない分だけ、能率があがることもあります。余裕を持たせると、計画を少し(あるいは完全に)変更せざるを得ないときも、締め切りを守り、目標をほとんど達成して責任を果たせるという自身がつきます。
そうなると周りの人たちもピリピリしないでリラックスできます。あなたの計画を邪魔しちゃいけないと、卵の殻を踏むような思いをしなくてすむからです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1096

@自分が読むものはすべて自分の意見や見方を正当化するものばかりだ、ということに気づいたことは?ラジオやテレビ番組の選択にも同じことが言えます。
意見や視点を作り上げ、自分たちが信じるものの正しさを確認する作業を続けるのです。
このかたくななさは悲しい。というのは自分とは正反対の意見や視点がから多くのものが学べるチャンスなのに学べないからです。
自分と同じ意見や視点以外のものに心を閉ざすというかたくなさが、ものすごく大きなストレスを生むという点でも悲しいのです。閉ざされた心は、すべてのものを突き放そうと常に身構えています。
私たちはみんなそれぞれに自分の意見がいちばん正しいと確信しています。意見を戦わせる二人が、自分の正しさを証明するためにまったく同じ例を使うこともあります・・・それぞれに正しく説得力もあります。
それを知っていると、本気でかかってもっと頑固になることも出来ますが、ほっと気を抜いて新しい何かを学ぼうという気にもなります!
一日に数分でいいから、態度を和らげて自分と違う視点で書かれた記事や本を読んで見ましょう。信念や深い心情を曲げることはしません。
ただ新しい考え方に心を開くだけでいいのです。そうすれば、自分と違う考え方を排斥(はいせき=受け入れられないとして、押しのけ、しりぞけること)しようとするストレスが軽くなります。
この練習は新しい事に興味を抱かせるだけではなく、他人の無邪気さを見る練習、自分に忍耐力をつける練習にもなります。自分と違う考え方に一つの論理を見出そうとして努めることで思慮深くもなれます。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1095

@多くの人は人生をメロドラマ・・・アクションと筋書きが先行する商業ドラマととらえています。ドラマでは小さなことが大げさに演出され、実際より派手に描かれる。
私たちは、自分が思っているほど人生は悪くはないということを忘れがちです。
それから、小さなことを拡大してとらえているのは自分自身だということも。
実は人生をメロドラマにする必要はないと自分に言い聞かせるだけで、心が落ち着くことがわかっています。イライラと焦ったりガチガチに生真面目になったりするときに、この単純な言い聞かせで、もと穏やかな気分にチャンネルを切り換えることができるのです。
メロドラマを見たことがあれば、登場人物がごく些細なことを深刻に取りすぎて人生を台無しにするのはご存知でしょう・・・誰かにひどいことを言われた、ガンをつけられた、知間に言い寄ってくるヤツがいる、などなどの理由で。今度ストレスでメタメタになったと感じた時は、この戦略を試してほしいものです。
人生は非常事態ではないと自分に言い聞かせると、メロドラマがメロー(穏やかな)ドラマに変わります。トップページへ戻る