本日の心理学・名言16724-1

相手を操(あやつ)ることはできる!?

他人の行動をこちらの思い通りに動かすことができればきっと便利でしょうね
実際に私が対談してきた大企業の社長の多くは、
いわゆる「人心コントロール術」を様々な経験則から見つけていらして

部下や 顧客の行動を上手に動かしたり 操ったりすることに長けている方ばかりでした

多くの大企業の社長がやっていることは
部下がこちらの思い通りに動かない時はあえて何も情報を与えず
知らん顔をしてを消して自尊心を傷つけない

相手が自分の間違いに気づくまで黙って見守るのです
そして、偶然であっても部下が望ましい行為を取った時ここでこそ「アメの連打」を与えるのです
ドカンとインセンティブを与えたり大勢の前で大いに賞賛したり
飲みに連れて行ってお客さんのように接待したり・・・・・・・・。

そのメリハリがものすごいのです。
つまり最も効果的な人心掌握術は「アメとムチ」ではなく
普段は「ムシ(無視)」 いいことをすると「アメ」だと言えそうですね

これは日常にも使えます
例えばあまり連絡を取ってくれない恋人に対して
なんで電話くれないの!?」と叱ること(ムチ)
相手をフリーズされてしまい
ますますあなたに連絡を取るのが億劫になってしまいます

だけどしばらく我慢して、無視を続け、
ある日気まぐれに電話をくれたらその時こそが大チャンス

何の文句も言わないでただ声が聞けて嬉しい!」「話してて楽しいね!」
と喜ぶだけにとどめるのです アメの連打

それで相手はあなたに積極的に連絡を取ってくれるようになります
これが行動心理学の大原則です

さらにこれはかなりの高等テクニックですが、
時々アメ抜きというのも相手をさらに思い通りに動かすのには爆発的な効果があります

それはいくら相手が望ましい行為をしても毎回決まり切ったアメを与えるのではなく
あえて5回に1回の割合でアメを抜くこと

マウスの実験でこれがよりベターだという実験データがあるのです
これは心理学の用語で 間欠強化時々を抜いてアメを与える教育法)」
と呼ばれる状況を意図的に作り出すもので、
5回に1回という頻度はその人が対象に最も注意を惹きつけられる数値なのです

いつもはもらえるアメが貰えないことによって、(アレ!?一体どうしたんだろう?)と、
気になって仕方なくなるというカラクリです

アメと虫で 確固たる人間関係ができだんだんマンネリ化してきたなー・・・・・
と思ったら是非使ってみてください

インセンティブ人の 意欲を引き出すために外部から与えられる刺激