@人の欠点をあら探ししていませんか?
完全無欠な人なんて世の中にもどこにもいませんよね。
誰にでも欠点はあるものです。
そういう人々が各々の長所を持ち寄って社会を構成しているのです。
もちろんあなたにだって、何かしらの欠点はあるはずです。
なのに自分のことについては 、つい棚に上げて、他人の欠点ばかりが目に付いてしまう・・・・・・・。
心当たりはありませんか? いったいなぜそんなことが起きるのでしょうか。
その答えは単純。
あなたが相手に常に完全無欠を要求するからなのです。
会社勤めは周囲の人の欠点を半ば強引に飲み込まされた上で、
組織や報酬のために働くことを運命づけられている面がありますよね。
だから ご自身のメンタルヘルスを保とうとするならば、
上司や部下の粗探しにエネルギーを枯渇させてしまうのではなく、
むしろ長所を探し出して、彼らのいい面とだけ付き合うようにしたほうが 得策です。
しかし実はイライラやきもきさせられるような司や部下ってあなたにとって、
ひときわ関心度が高いということを意識していることが多いのです。
ちょっと逆説的に聞こえるかもしれませんが、
関心を持てば持つほどその裏返しとして、かえって相手の欠点が際立って見えてしまうのです。
だってハナから何とも思わない人には、粗探しどころか全くイライラすらしませんもんね。
どうでもいいんです。
だからあら探しをしている自分に気付いたらそれは飛躍のチャンス。
その人の事がどうしてこんなに気になるんだろう・・・・・・
それはその人があなたの持っていない能力を持っているからなのです。
イライラしたらラッキー。
新しい自分と知り合えるチャンス。
単なるあら探しは不毛ですが、そういう気持ちを掻き立ててくれる人からは、
必ず何か学ぶことが多いですよ多いものですよ。